★2010年5月25日(火)「自然ふれあい歩道、渋沢駅・四十八瀬川コース」
<初夏の渋沢・丘陵&四十八瀬川散策>
快晴・微風、夏日になるという、小田急線・渋沢駅改札口に集合したのは、滝澤・田幸・山岡・清水・村谷の5名。
駅南口の階段を下りて、電信柱のない整備された商店街を抜け、馬頭観音像に参拝し、本日も程よい散歩日和に恵まれますようにと祈願した。
小田急線の線路沿いに箱根方面に南下すると、右手には大山・二の塔・三の塔・塔ノ岳へと丹沢の山並みがくっきりと浮かび上がっている。
何度か行った頭高山へ通じる道とテニスコート脇で分かれて、小田急線を越える。
沼代の交差点で国道246号線に一旦合流し、沼代歩道橋を渡って御嶽神社の境内に入った。スギ・ヒノキ・ケヤキ・スダジイ・ムクノキ・アラカシ・ヤブツバキなど種々の高木に覆われた境内は、風が通り抜け初夏の散歩には絶好の休憩地。
ここでも本日の程よい好天を祈り、急な階段を下りてバス通りに出る。
緩やかな下り坂を降りきった所が、塔ノ岳に源流を発し、中津川・酒匂川に至る清流・四十八瀬川。今もウグイ・カジカ・カジカガエル・ホトケドジョウ・アユなど豊富な川魚が生息するそうだ。
甘柿橋で川を渡ると、右手の急坂=馬場坂がお待ちかね。来月中旬に中山道・木曽路へ向かう清水&村谷には格好の訓練コースだ。
坂を登りきった信号の先に上公民館があったので、トイレ休憩を兼ねて立ち寄る。
関東を中心とする今春の桜の名所を撮影した写真展が開催されており、各々が見知った場所、桜を探し出して回想する。
汗が引いたので外に出て、緩やかな坂を下る。左手にはやや古いがチャペル風の洒落た校舎の上小学校。生徒の声が聞こえてきて、今日が火曜日だったと気がつく。
山岡&田幸が少し先の右手の高台を発見、お誂え向きにこの地の多機能広場だった。
たっぷりとした枝振りの若葉がたっぷりの柿の木の下でシートを広げて昼食休憩とする。
心地よいそよ風が嬉しい。5人5様のツマミが一杯に広がったところで、冷えた缶ビール。出て行った汗を少しだけ取り戻す。
先ずは、一昨日ご逝去された故 片山 (勉 )様のご冥福を祈った。
12時のチャイムと、西風に乗って東富士演習場から聞こえてくる低い砲声をバックにご開帳。清水の北海道土産・中華料理のおこげ風の煎餅に、塩辛や韓国海苔をアレンジした滝澤直伝の手巻きが好評。
村谷がバーナーで沸かした湯も、焼きそばやホットウイスキーづくりに貢献する。
久々の顔ぶれが揃い、夏から秋に向けたレジャープランの交換であっという間の小1時間が経過し、神輿を上げる。
馬頭観音や御嶽神社でのお願いのお陰で、強かった日差しが雲に隠れて、竹林の間を快適に下る。
長福寺に参拝。その先には立派な土壁や鯱の載った豪邸が続く。
本八沢橋でバス通りに出る。
川路橋を過ぎ、丘の上の宗淵寺は省略し、道祖神の先からは本日一番の上り坂。
何とか上りきってやれやれ。今盛りの新緑一色の山並みや茶畑がお待ちかね。
ウグイス、ホトトギス、シジュウカラたちの鳴く声をBGMに ひと休み。
後は下るだけ。
結構な数の階段を元気に上って東光院に参拝。
R246を潜って小田急線に突き当たる。住宅街を北上し、朝方に通過した歩道橋が見えてきたのでゴールも近い。
再び沼代信号を右折し、下校時の小学生とともに駅の方へ向かうと、折りよく開店していた「串かつ・おまさ」の暖簾を発見し入店する。
グラスにたっぷりと注がれたホッピーで乾杯。串かつは頼まず、枝豆・冷やしトマト・冷奴などヘルシーなツマミで涼を取って、渋沢駅から帰途に着きました。
小さいながら起伏が多い初夏の里山散歩を堪能しました。(村谷 記)
このページのトップへ戻る
コース
小田急線・渋沢駅〜御嶽神社〜四十八瀬川〜馬場坂〜長福寺〜(宗淵寺)〜東光院〜(浄徳院)〜渋沢駅
<歩行距離 約8.4Km 歩行時間約2時間>
※小田急沿線自然ふれあい歩道・渋沢駅「四十八瀬川コース」に準拠して歩きました。
…小田急のページは削除されましたが「meseta」さんのページに転載されていました。
前のページへ 次のページへ
上小学校