★2010年2月27日(土)「鐘撞堂山(鐘つき堂山)

さんぽ

<2月27日(土)梅満開の鐘つき堂山散歩>

  昨夜来の雨がどこへやら行ってしまった青空の
寄居駅改札口に、集合したのは、百石・山岡・村谷の3名。
 先ずは、週末の買い物客で込み合う駅前のライフで昼食の補給を行い、北口からスタート。
 ぴかぴかの町役場前からくっきりと晴れ上がった山稜めざして進む。

  本日の最高気温は朝方の12度のはずだったが、汗が一杯で堪らずに上着を脱ぎ捨ててザックにくくりつける。
 駅から2キロ過ぎの
大正池は、かって灌漑として利用されていたそうだが、今は単なる溜池だった。それでもハイカー用にトイレを建設中。
 
満開の紅白の梅の木々を通過して、傾斜がきつくなってきた林道を登る。
 
  竹細工と竹炭を営む工房前を通過、竹林を過ぎて尾根道に出て、やれやれ。
 標高330mの鐘つき堂山の頂上は、何故か重装備の登山者グループ約20名で占拠されていて、広い東屋といくつもあるベンチが空いていない。
 それでも目ざとい山岡が見つけた満開の梅の木前の地面にシートを広げると丁度12時のチャイムが鳴った。

 360度の展望は、かっては麓の鉢形城の見張台だったという機能に相応しく雨上がりで稜線がくっきりの奥秩父連峰が一望できる。
 村谷がバーナーに点火し焼きそばを製造し、山岡&百石が用意したつまみを広げて、先ずは乾杯。初夏のような陽気が、冷たいのど越しを通過するビールを引き立てる。
 早くもこの夏のレジャー計画で盛り上がるうちに1時間経過。下山に取り掛かる。

 
円良田湖目指して、緩やかな尾根道を下る。赤・白・緑・クリーム色の梅の花が次々に出現。この陽気では桜の開花も早そうなどと話しているうちに湖面が見えてきたが、全く人影がない。やっと孤独なへラブナ釣り人が一人いたが、思わず経営面を心配してしまった。

 湖を通過し、民家が多くなってきたところで前回同様に山すそを左折、
色とりどりの梅園に出会う。そこで、われらがショートカットした少林寺を探訪して山から降りてきた同年輩の女子リーダーとアラフォー2名のグループと遭遇。「波久礼駅まで 15分ですか?」という難問に村谷が適当に答えて分かれる。
むせ返るような梅の芳香を堪能しながらお馴染みの休憩所で一休み。ついでに山で生産したゴミを整理。

 東武東上線の踏み切りを越えて、一旦、
国道140号線に出る。そこで山岡が鼻の頭が赤い同行の志を発見、親切に裏道を教えてもらい、朝方通過した豪華な町庁舎の裏側に飛び出した。

 朝方集合した
寄居駅で、1時間に2本の小川町駅行きに30秒前に乗り込み朝霞台駅で下車、お馴染みの天狗に入店に、延べ距離9キロ、標高差250mの本日の労苦を慰めあった次第。(村谷 記)


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 コース
  JR八高線、秩父鉄道、東武東上線・寄居駅〜大正池〜鐘つき堂山、標高330m〜円良田湖〜(羅漢山〜少林寺)〜寄居駅
   <合計歩行距離 約6Km 歩行時間約2時間半>


    ※東武鉄道HP「鐘つき堂山・円良田湖コース」のページへ。 準拠して歩きました。
⇒リンクが切れたようです。
     ⇒
 「ヤマレコ」にこのコースを歩いた記事がありました。 

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