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2010年3月6日(土)「青梅・吉野梅郷」

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 。<3月6日(土)吉野の梅鑑賞散歩>

 先月に全面改装を終えて見違えるようにきれいになったJR青梅線・
日向和田駅では、休日の梅観賞客対策で8名もの駅員が待機していたが、降りてくる客のほうが少ない。

 YSC諸兄は、雨を避け?ご多忙?につき久々に村谷の単独行。
午後からの雨を見越して何度も登っている三室山〜日の出山コースは回避し、「吉野梅郷名所スタンプハイク」に準拠する軟弱散歩に切り替え、9時30分出発。

 昼食予定の青梅市梅の公園は火気使用禁止につき、持参のコンロは使えないので農協直売所で美味しそうな赤飯(230円)と、土産用にボリュームたっぷりの椎茸(300円)・平茸(280円)を購入した。
 駅舎の改装とあわせて、公園までの道筋の両側の梅の木に1本ずつ灯篭が新設されていて、地元の力の入れ具合が窺えた。
又、先日報道されたプラムポックスウイルスによる被害の拡大を防止するため、苗の持ち出しは禁止だ。

 吉川英治夫人縁の
紅梅苑を皮切りに、吉野街道を右折する。
観梅園の開花状況は5分咲き程度で、鑑賞する人影はない。
 
下山八幡神社で天候の継続を祈願し、観梅通りを行く。まだすれ違う人はいない。
 
岩割の梅は何度見てもその生命力に驚かされる。
まだ、スタンプの準備ができていなくて、おばさんは近所のおじさんと今日は暇そうねとおしゃべり中。

 一旦、
吉野街道を横断し、青梅の梅の元祖・親木の梅を見るため大聖院に立ち寄ったがここも無人だった。
再び通りに戻って真言宗豊山派・
即清寺へ参拝。
本堂を掃除していた住職が、重装備の村谷が日の出山へ行くと思ったらしく「生憎のお天気ですね」と声を掛けてくれた。

 再び
吉野街道に戻り吉川英治記念館へ。まだ、職員が開館の準備中。
続いて、長い階段を登って
愛宕神社に参拝。正面に青梅丘陵がすっきりと見えるので、来月の中山道・和田峠越えに備えて梅の公園までの山歩きに変更。

 足元は少し湿ってはいたものの、落ち葉がふんわりと歩きやすい。
以前、田幸兄らと下ったことがある道だ。里山特有の急斜面で、尾根道に出る頃には汗びっしょり。日ごろの不摂生を反省。
 
即清寺の住職が作った山中新四国八十八箇所の石碑を通過。
 
吉野山園地は広々していたが、訳あり風?中年男女が睦まじく会話していて、時間も早かったので休まずにここも通過する。
急に視界が広がり、三室山との分岐点。
ここからは急な下りになるので足元の石に注意しながら下る。

 
梅の公園の入り口付近では、休日としては寂しい人の数だったが、早いほうが見ごろ・遅いほうは3分咲きとの表示だ。
入場料200円を支払い、どんどんと登っていくと、梅の香が漂ってきて足の疲れを忘れる。
傘を差している人も殆どいなかった。

 11時30分、最高地点にある休憩所に到着、靴を脱いで昼食とする。バーナー禁止なので、落花生をツマミに缶ビールを開ける。たっぷり掻いた汗の補給する。
隣に元気なお姉さま5名が着席したので、少し小さくなって
梅花を観賞する。
仕上げに食したお赤飯は期待以上の旨さだった。

 雨がぱらついてきたので、梅観賞に歩き出す。休憩している間に随分人出が増えてきて、やはり休日だ。
正面口から出て朝方上ってきた
神代橋通りを下り、多摩川を通過して日向和田駅へ戻り、ホームで初めて傘を開いた。

 12時59分発の電車に乗車、本日は手抜き散歩でしたが、またも天候には恵まれました。
見ごろは来週でしょう。



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