多摩川を渡ると京王線の車窓から富士山の白い頭がくっきりと見えてきた冬晴れの朝、長沼駅に和栗・百石・山岡・田幸・村谷が集まった。
駅前や北野街道沿いにコンビニが見当たらない。
改札口のちょっと新宿寄りにパン屋の看板が見えたので、ここで主食のパンやカップ麺とお茶を調達したが肴は買えず。和栗、山岡、村谷が持参のおかずを分け合おうとのやさしい言葉を頂く。
北野街道を渡るとそこは借り入れの終わった水田地帯。
その前に多摩丘陵の一角、高低差が100mはあるという 長沼公園 の里山が横たわっている。
長沼口から入園し、小さな沢沿いの“霧降の道”霜柱も散見される落ち葉の小道をなだらかに登る。
体も温まってきて、尾根筋へ出て、頂上園地で一休み。
尾根道を野猿峠口へと散歩し退園、坂道の住宅街を下り、浄土真宗・光照寺の前、野猿街道へ出る。
光照寺は一般の方立ち入り禁止とのことで、入寺せず、門前を通過。
峠に牛馬の“水のみ場”が残っていて、ヒトもウマもウシもここで一休みした時代が偲ばれる。
峠道を途中まで下り、野猿街道と別れ、野猿峠脳外科病院前へと右折。
だらだらと道を下りきって、中山テニスクラブへぶつかり、右折。
両側に大根や白菜の畑と人家が点在する道を5分ほど歩くと、白山神社表参道の立て看板があり、右折。
ここからは、急な長い参道の階段登りだ。何段あるか数えるのも面倒なくらい続いている。
先行の村谷が社殿で鈴を鳴らしているのを、はるか下で聞きました。
本日と、残り少ないが本年の無事を祈願し、富士山のアタマが望める社殿左下の展望台&トイレつき サクラの並木に囲まれた広い芝生の真ん中にある祠を風よけにして、開店。
和栗手作りの佐原姉から伝授されたという手羽煮、牡蠣煮をメインデッシュに山岡常備の板わさ、沢庵、村谷のザックから出してくれた壷漬けなどを美味しくいただきながら、ゴルフ・囲碁・旅行・スキー・忘年会&新年会などなど近況&予定報告で1時間経過、お開き。
先ほど登ってきた階段を下り、中山テニスクラブ前まで戻り、直進すると、大栗川にぶつかる。
川を前田橋で渡ると、前に 上柚木公園 の小高い丘が立ちふさがる「。
緩やかに登って多目的広場、ソフトボール場横から芝生の丘へ。
斜面を陸上部の男女中学生たちが元気に何度も何度も駆け上っている。
われらはゆっくり登り最上部の展望広場で、下の町並みと奥多摩から高尾山へと続く山並み+富士山の頂上部を眺めながらの小休憩。
あとは、南大沢駅への標識に従い、南大沢学園団地の遊歩道を駅に向う。
犬・猫飼育禁止の団地につき、団地内の犬の散歩は禁止との注意看板が出ていて、なるほど犬を見かけなのはそのためか、と納得。
首都大学東京の正門前から、 三井アウトレットパーク多摩南大沢 前に来ると、駅までクリスマス前の買い物客でごったがえしえいる。
今月3日、駅前のフレンテ南大沢5階に 南大沢・東京ミートレア がオープンし、ここも混雑、入場整理券を配布していた。
打ち上げ場所を探すも、いずこも空席待ちで、行列。
22日の東京下町散歩後を楽しみに、今日はおとなしく散会しました。
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コース
京王線・長沼駅〜長沼公園〜野猿峠〜白山神社〜上柚木公園〜京王相模原線・南大沢駅
<合計歩行距離 約7Km 歩行時間約2時間半>
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★2009年12月20日(日)「長沼公園〜野猿峠〜上柚木公園」