★2009年8月18日(火)「金沢文庫からの丘陵と海辺」
<盛夏の金沢文庫駅〜称名寺〜海の公園〜八景島〜幸浦駅>
お盆が終わって、人出が戻った京浜急行・金沢文庫駅改札口前に集合したのは、百石・山岡・田幸・古澤・清水・村谷に久々参加の霧生の7名。
参加人数に合わせて目の前の京急ストアで昼食用の買い増しを行い、東口から先ずは称名寺へ向かう。
住宅街の緩やかな坂を上っていくと、早くも汗ばんでくる。
最初の訪問先は、今から730年前に北条実時が中国や日本の文物を収蔵するために建てた金沢文庫だ。
2006年に運慶の自作像が発見されたことでも有名だが、まだ先があるわれらは冷房が効いた館内で休憩した後、市民の森へ向かう。
森の入り口表示が見えにくく、地元の人に教えてもらっていざ、登頂開始。
低山ながらも急な傾斜は、秦野からの弘法山の登りに似ていて結構手ごわいとは、山岡の弁。最近、山らしい山とは無縁な一同、頂上の八角堂に着いた頃には、完全に汗だらけだった。
冷たいお茶でのどを潤しながら、周囲360度の絶景はなかなかの清涼剤。
尾根の周遊コースは回避して、お寺の池まで直降する観音コースを選ぶ。西国・秩父・坂東百観音の石像を鑑賞しながら、急な階段をゆっくりと下り、広々した称名寺の庭園にたどり着いた。
北条氏の菩提寺として国の文化財に指定されているだけあって、風格ある建物群や、朱塗りの太鼓橋がかかった広大な池との調和は、いつまでも見飽きることがない景色だ。
赤門を出て、海へ向かう。
暑さにめげずにゲートボールに励む老人たち?が活躍中の公園を通過。最近、この競技に熱中している霧生によれば、85歳以上のスーパーリーグも盛んと聴き、まさに高齢化社会を実感する。
アブラセミがびっしりとしがみついている木々の下、風が通るまつかぜ公園で一息入れた。
残り少ない夏の日々と、人生のゴールが垣間見えてきた?われらの姿を重ね合わせる。
車がひっきりなしに行き交う金沢海岸線を横断し、昼食場所に適当な海の公園に入場。週末の花火大会用に場所取りのロープが張られた草むらにシートを広げる。
古澤お手製のチンジャオロースはじめ盛りだくさんのツマミを広げて、先ずは乾杯。やはり旨い。
釣り班(YFC)幹事を初代の清野から何代か経て、夏目⇒田幸⇒霧生とつないだ、指折りの釣り名人・霧生の最近の釣り談義や、高校野球、総選挙、来週の新潟・長野ツアーなどなど、1時間の大休憩。
…清野・夏目・田幸・霧生はYSCさんぽに、時々 or しょっちゅう参加されるメンバーです。
千葉の山砂で造成された海岸には、遅い夏休みの家族連れがちらほら。やや、雰囲気がそぐわないわれら7名は、八景島方面に歩を進め、桟橋に並行する鳥をデザインしたらしい真っ白な橋を横断する。
テニスやゴルフにいそしむ若者たちが集まっている杉田ゴルフ場脇を横断して、海岸道路へ。
投げ釣り禁止の表示がある通路に、3人の釣り人がいて、ちょうど一人が良型のシロギスを釣り上げたところだった。
予報に反して日差しが一段と強まってきたので、当初の海岸めぐりを変更して、シーサイドライン沿いの遊歩道へ。
横浜銀行と横浜信金と郵便局(ゆうちょ銀行)が入居している金沢産業振興センターでトイレ&涼み休憩し、22階建ての横浜テクノタワー・ホテルファミール前を通過し、幸浦駅から乗車、新杉田駅で下車。
駅ビル内の小諸そばに入店、生ビールや焼酎で打ち上げました。(村谷 記)
清水兄の本日の作品を発表します(*^_^*)
◆鎌倉時代の図書館「金沢文庫」がスタート地点
「歴史知る 金沢文庫 チョット寄り」
◆目指すは称名寺の八角堂・・・きつい坂道だった!
「北条の 実時偲び 称名寺」
◆海の公園の見事な砂浜、千葉産と知りビックリ
「渚には 千葉の山砂 微笑んで」
◆暑かった!そんな中で働く人がいてこその我らです。
「暑くとも 金属団地 汗流る」
◆最後は横浜新都市交通のお世話になりました。
「八景島 結ぶラインは 全自動」
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コース
京浜急行線・金沢文庫駅〜称名寺〜市民の森〜八角堂広場〜海の公園〜八景島シーパラダイス横〜横浜へリポート横〜長浜水路〜横浜新都市交通(シーサイドライン)・幸浦駅
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※京浜急行電鉄作成の「京急、シーサイドライン合同 ウォーキング歳時記」を参考にして歩きましたが、リンク切れのようです。