★2009年4月11日(土) 「山梨市桃源郷、フルーツ公園」
東京では、今年初の夏日となった日の朝、高尾駅発小淵沢行き列車は満員御礼。
この列車には塩山桃源郷さんぽへお出かけの夏目兄たちも乗っているとのことだが…
初狩駅で登山客が大勢降り、笹子トンネルを抜けて、甲斐大和駅では、ちょうど見ごろの桜花満載、古木の並木が迎えてくれた。
列車は甲府盆地のピンク色の中へと下りながら、勝浦ぶどう郷駅、塩山駅で桃花見客を降ろし、山梨市駅到着。
半袖姿の田幸と村谷が月台(ホーム)上で合流し、ゾロゾロと改札口を出るが、仲間はいない。
晴天の駅前、“桃の花バス” 乗り場は、すぐに長い行列ができた。
それを横に見て、「山梨市春の花散策マップ」を片手に、笛吹川に向かう。
根津橋の手前を左折し、線路下をくぐり抜けると、桃花と菜の花が迎えてくれた。
この季節用に貼られた手書きの案内矢印に従って、桃の花の摘花半ばの畑や人家の間を春風に吹かれてのんびり散策。
土筆、黄色や白のニホンタンポポ が生えている堤防みちを戻り、根津橋から万力公園に入る。
鹿の放飼場で鹿とたわむれ、万葉の森を、万葉集に登場する万葉の歌と共に馬酔木や卯の花などの植物や雁行堤跡で学習しながら、・秋のみちを通り、市民会館前のちどり湖へ。
湖畔には桜木があり、花を咲かせているが、千鳥や鴨は浮かんでいない。水深の浅い風情のない溜池だ。
夏のみちから、春のみちを通り、入り口そばのフラミンゴや白鳥を愛で、根津嘉一郎先生の像に一礼し、退園。
140号線を渡り、西関東連絡道路をちょっと進み右折し、フルーツ公園へ向かう。
だらだらだが、長い坂道を登る。
高度が上がるにつれ、甲府盆地が広く見渡せるようになり、遠くの桃花畑がレンゲ草の畑のように見えてくる。
また、頂上部しか見えない真白き富士の嶺も少しだけ大きくなってくる。
途中で給水兼眺望鑑賞休憩を入れながら、1時間ほどで笛吹川フルーツ公園到着。
芝生の木陰では家族や若者たちが昼食やお昼寝中。われらも1本の木の根元で開店、まずはビールで喉を潤し、昼食大休憩。
くだもの広場の入り口で400円也を支払い(県内在住の65歳以上の方などは無料です)、ぶどうの歴史などを学び、トロピカル温室へ。
たいした植物はない。同じ見るならタイや台湾で、とは言いませんが、新宿御苑(改修中)や夢の島の温室へ行ったほうが楽しい、と私は想います。
園内上部にある、赤松の湯・ぷくぷく や 富士屋ホテル方面は省略し、徒歩で駅まで戻ることとし、園内の花々を楽しみ、今来た道を引き返す。
上から見ると、ショ−トカットできる道が良く分かる。ので、急坂を選び、桃や葡萄畑の中の農道をグングン降り、山梨市駅到着。
飲兵衛はロング缶を仕入れ、乗車。 空いていて、ワンボックス占拠。
大月駅で高川山帰りの客が大勢乗り込んできて満席+α。
隣に同年代の女性2名が座り、お聞きすると、今朝の列車で80名の団体などが高川山に登り、山頂は満杯だったとのこと。
秀麗富岳12景、隣の九鬼山の話も出て、9人グループで山行しているが未踏峰、なので登って九鬼女山にしよう、などと話ながら、あとは、うつらうつらしながら高尾駅に到着しました。
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コース
JR中央線・山梨市駅〜(駅南、笛吹川近くの桃花)〜万力公園・万葉の森(桜花と林)〜(桃花)〜笛吹川フルーツ公園〜山梨市駅
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⇒ ※その季節になれば、近くの「えんざん桃源郷」の桃花開花速報が載っている「甲州市観光協会」さんのページへ。
富士山 ↓