ひっきりなしに乗降客が行き交う、東急東横線大倉山駅改札口に集合したのは、滝澤・田幸・村谷の3名。
駅横のケンタッキーフライドチキンの脇にある、「不滅への飛翔」と題する彫像前で記念撮影する。
姉妹都市アテネ市との友好善隣の象徴として、20年前に建設されたという。
東横線と並行する結構急な坂道を登り、大倉山公園の入り口に着く。
あと1ヶ月もすれば満開のツツジがお出迎えのはずだが、本日はその佇まいに満足して、石造りの大倉山記念館へ入場する(無料)。
まるで、イタリアに行ったような気がする壮麗な階段や天井に見とれていると、大ホールからピアノの演奏が聞こえてきた。
横浜市民ならば、3時間300円で、部屋を貸してくれるとは150年の歴史を持った国際都市らしく太っ腹なことだと感心させられる。
続いて、敷地が1haもある梅林に向かう。
残念ながら今年は早々と花が散っていて、既に小さな小さな梅の実がついていた。
昭和9年に東急電鉄が乗客の誘致を目的に開発したが、戦時中は食料増産策として畑に転用され、昭和62年に横浜市が購入して約20種・150本の梅林として維持している。
桜はまだ一分咲き程度で、人出はまったくない。
池の辺の東屋で休憩。孵化したばかりのオタマジャクシの群れが泳いでいた。
すぐ下にある、壮麗な造りの大倉山・龍松院に通用門から入る。
大きな鯉が泳ぐ池の横の石段を上り、文殊院知恵院に詣でて、知恵の向上などと贅沢はいわずにボケ防止をお祈りする。
広い階段を上り、尾根道を経て展望広場に行くと、近くの幼稚園児が保母さん2名に引率されてお散歩中。
そろそろ昼近くなったので、昼食の買出しのため住宅街に下りる。この辺りの地名の由来になった太尾神社の先にある、先週 台湾各地でお世話になったセブンイレブンに入店し、夫々好みの食材・飲材を調達した。
昼食場所はバス道路を10分ほど歩いた先の太尾見晴らしの丘公園とする。
急な階段を上り詰めると広々した展望が一気に広がる。新横浜駅そばのビル群がくっきりと浮かび上がる。
紅色が鮮やかな満開の桜の木が何本もあったが、木に付けられた名札には「サクラ バラ科」とあり、正確な名前はわからずじまい。
木製のテーブル付ベンチで昼食休憩とする。
先ずは缶ビールで乾杯。ヘルシーなツマミを食しながらの話題は、専ら先週の台紀行に集中する。
神輿を上げて、鶴見川へ出る。両岸がすっかり整備されていて、サイクリングにも好適な遊歩道に変貌していた。
散歩好き(時間にゆとりがある)老人層が増えているためだろう。
「河口から11Km」の標識が立つ新羽橋を渡り、高架になっている横浜市営地下鉄・ブルーライン新羽駅前に着く。
駅正面のビル2階にあるバーミヤンに入店し、韓国を振り切っての WBC 2連覇 を祝って生ビールと餃子などで軽く打ち上げし、帰途についた。(村谷 記)
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コース
東急東横線・大倉山駅〜大倉山記念館〜大倉山公園・梅園〜龍松院〜大倉山公園・展望広場〜太尾神社〜太尾見晴らしの丘公園〜鶴見川〜新羽橋〜横浜市営地下鉄線
ブルーライン・新羽(にっぱ)駅
<合計歩行距離 7Km、歩行約2時間弱>
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※悠歩悠遊さんの「大倉山公園コース」に準拠して歩きました。⇒リンクが切れたようです。
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★2009年3月24日(火)「大倉山公園から.太尾みはらしの丘公園、鶴見川を経て、新羽駅」
サクラ バラ科