★2009年1月27日(火) 「藤沢駅から、片瀬旧道・江ノ島道」
※2006年5月25日に行った江ノ島の写真です。クリックしてご覧ください。
ピッカピカの快晴、小田急線、JR東海道線・藤沢駅南口に集合したのは、島田・山岡・田幸・村谷の4名。
駅前の変貌振りに目を見張る。
本日は弁財天信仰の聖地に相応しく島田が加わり、先ずは最初の目的地、藤沢市役所・市民会館へ行く。
市役所の敷地内に片山 哲さんの銅像が建ち、その横に建つ関東大震災直後の大正14年に、新進気鋭の建築家・遠藤新が36歳に創作した近藤賢二邸を鑑賞する。偶々掃除中だった地元の老人男性によれば、この近代的な洋館は昨年大改修し、市民会館に申し込めば見学可能とのことだったが、先が長い?我らは図書館の脇から境川に出た。
予想外に広い川面には、黒鯉&錦鯉がゆうゆうと朝の散歩?中。昔は、石上の渡しがあったのも納得できる川幅だった。
上山本橋を渡り、新林公園に入場する。早咲きの梅花がお出迎え。春の香りを満喫する。
園内の わらぶきの古民家に入場し、昔懐かしい木造の縁側で休憩。約50坪の建物の中央にはお約束の囲炉裏が鎮座していたが、そばには上がれないのが少し心残りだった。
園内にある 展望台に上がり、霞に浮かぶ富士山を鑑賞する。
園外に出て、再び江の島道へ。車道と歩道が分離されていて歩きやすい。境川歩きのウオーキンググループと出会い、何時もながら高齢化の進行を実感する。
源頼朝が馬の鞍を架けて橋の替わりにしたという馬喰橋の袂で、いつもながら目敏い山岡が、スーパーマーケット「Fuji」を発見し、トイレ休憩を兼ねて昼食の買出しをした。
再び川縁に戻り、岩屋不動へ参拝する。かって、弘法大師が穴居修行した聖地とあって、四国遍路経験者の村谷が興味深げに覗きこむ。
道端に手ごろな公園があったので、昼食休憩。丁度12時のチャイムがどこからか聞こえてきた。乾杯の後、ゴルフ、館山旅行、台湾紀行など話題は尽きない。
村谷持参のコンロで湯を沸かし、熱いコーヒーで締めくくる。
江戸時代初期に鍼治療を考案したという杉山検校が、市内10数箇所に寄進したという江の島弁財天道標に従い、泉蔵寺、上諏訪神社、密蔵寺、下諏訪神社、一遍上人地蔵堂跡、本蓮寺、西行戻り松を巡った後、日蓮上人法難の歴史で有名な龍口寺を経て、江の島を軽く巡回、軽く打ち上げ、帰途についた。(村谷 記)
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コース
JR東海道線、小田急線・藤沢駅・南口〜藤沢市役所敷地内・旧近藤邸〜新林公園〜岩屋不動〜諏訪神社〜西行もどり松〜龍口寺〜江ノ島〜小田急線・片瀬江ノ島駅
<合計歩行距離 6Km+α、歩行約3時間>
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※藤沢市観光公社作成の 文化財ハイキングコース「片瀬旧道・江の島道コース」などの案内ページへ
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富士山 ↓