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★2008年12月23日(祝・火)「公園と緑道と寺町(吉祥寺〜千歳烏山)

<武蔵野の初冬、緑道と寺町散歩(吉祥寺〜千歳烏山)>
 雲ひとつない京王井の頭線・
吉祥寺駅改札前に集合したのは滝澤・田幸・村谷の3名。
 祝日でも混雑してる乗降客を掻き分けて、先ずは井の頭公園へ。いつもながら散策している人が絶えない。
ベビーカーに赤ん坊を乗せた若い外人ママにすれ違うのもここならではの景色だ。

 所々に赤い紅葉が残っている
の淵を十分に堪能して、万助橋を右折して山本有三記念館に入場する。
入り口の塀が白く塗り替えられていたが、静謐な佇まいは武蔵野の面影が偲ばれる。
入場料300円を支払い先ずは1階の暖炉がある部屋に入ったが、昭和12年の建築とあって、先般訪れた古賀正男記念館(昭和13年建築)と雰囲気が似ていると感じた。
マントルピースの前の椅子に座って、日本茶をいただき往時の雰囲気に浸る。
「米百俵」などの代表作の歴史を学んだ後、
玉川用水緑道を下る。

 
ほたる橋の先に、武者小路実篤の旧邸跡があるはずだが見つからず先へ進む。
東京女子大敷地に移った
法政中高門前で記念撮影して下る。

 一旦、玉川上水と別れて
井の頭公園通りを南下し、人見街道を右折すると、「赤とんぼ」の作詞家である三木露風の墓(大盛寺)に参拝した。
傍らのコンビニでつまみを補給し、人見街道を折り返して、三鷹市の最高地点・
牟礼の里公園に入る。
昼時とあって広い芝生で弁当を広げている家族連れが多いが、われらは一番高い場まで登り詰めて昼食休憩とした。
 雪のニセコから富士見の生藤山まで週末の情報交換しながら、いつにかわらぬ盛り上がりの後、みこしを上げる。

 再び
玉川上水を下る。
 
岩崎通信機工場を迂回して、次の目的地である烏山寺町へ向かう。

 最初に、コガモの飛来地で
烏山川(目黒川)の源流がある高源院に参拝する。
広大な境内に予想以上に大きな
と立派な弁天様があって驚かされる。
 隣接する
永源寺には喜多川歌麿の墓があった。関東大震災で浅草や本所にあった名刹が移転してきたという歴史を感じさせる。
 我らは寺町通りの十数ヶ寺を通り過ぎただけだが、その両脇には同程度の寺が残っているという。

 
中央高速と甲州街道を越えると、お馴染みの烏山商店街だ。
 以前も立ち寄った
そば食事処・藪乃大作を訪問し、ビール・蕎麦焼酎で軽く締めて、好天・無風・温暖な散歩を終えた次第。(村谷 記)


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 コース
  JR中央線、京王井の頭線・吉祥寺駅〜井の頭恩賜公園〜山本有三記念館〜玉川上水緑道〜牟礼の里公園〜大盛寺別院(三木露風の墓)〜高源院(烏山の鴨池)〜京王線・千歳烏山駅
    <合計歩行距離 11Km+α、歩行約3時間>

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