★2008年8月12日(火) 「善福寺川」
※前回は、上流から下流へ歩きました。2006年8月1日の散歩記録です。
東京メトロ・丸の内線の支線終点・方南町駅改札口に集合したのは、百石・山岡・田幸・清水・村谷の5名。
地下から階段を3回りして地上に出ると、方南通りと環状7号線の交差点に出る。賑やかな方南銀座商店街では、「杉並方南歌謡祭&みんなで踊ろうエイサー」の横断幕が張られていた。
ナビゲーター役の村谷の先導で環七通りを進み、先ずは昼食の準備のため、コンビニを探す。下調べしていたファミリーマートが見当たらず、目が効く山岡が発見したセブンイレブンで思い思いの飲み物・弁当・ツマミを購入して更に進む。
何故か神田川にぶつかり、玉川上水に近づいてきて漸く、 北上すべきところを南下していた 方向違いに気づき、方南中央通りを抜けて引き返し、当初の目的の善福寺川に辿り着いた頃には、一同汗びっしょりだった。
橋の袂に、前回は工事中だった東京都第三建設事務所・善福寺川取水施設が完成していたので、休憩を兼ねて見学することとした。
建物内は予想通り冷房がよく効いていて涼しい。靴を脱ぎスリッパに履き替えて、受付・記帳を済ませると、受付嬢が紙コップにお茶を入れて持ってきてくれた。
そこに、作業服姿の男性が登場して、この施設が作られた目的とその効果について詳しく説明してくれた。善福寺川や妙正寺川は度々氾濫しており、平成に入ってからも5年と17年の2度に亘って、流域の住民に大きな被害をもたらしている問題児?だったが、取水施設の完成により過剰水は環状7号線地下の4.5kmにわたっての大トンネルに貯水できるようになったとのこと。
勉強し、涼んで、外に出るとやはり暑い。川沿いに上流へ向って遡ってゆく。途中の本村橋と済美橋は護岸整備工事中のため迂回したが、勉強済みだったため工事の内容がよくわかった。
右手に手ごろな公園があったので、昼食休憩とした。木の下にシートを広げて靴を脱いで車座になる。先ずは缶ビールで乾杯、回り道した分だけいつもより美味しく感じられた。夏休みの過ごし方や配偶者との微妙な関係など、話題には事欠かないが、アルコールの匂いに誘われた蚊の襲来がひどいので神輿をあげる。
右手に大水が溢れた際に調節池となる和田堀野球場が出てきて、確かに道路より2.5m低いことが確認できた。川の流れが直角になった地点をうまく利用した仕組みに感心する。
宮下橋を渡り、住宅街を大宮八幡神社へ向う。
立派な参道や菊の紋章が入った山門、簡素ながら趣がある造りに圧倒される。
境内には、大賀ハスが移植されていて、薄紅色の花が一輪咲いていた。
川べりに出て隣接する和田堀公園に入り、立派なベンチで飲み物休憩を摂った。
背が高い立派な木々に囲まれた緑地帯は、真夏でも格好な散歩コースで、ジョガーや散歩する中高年男女と引っ切り無しにすれ違う。
大成橋からは善福寺川公園になるが、ここもまた素晴しい散歩コースで、近隣住民の方々が羨ましい。
時刻は2時半を回ったので、そろそろ散歩を切り上げることで衆議一決、最終目的地を荻窪駅に変更した。
西田端橋を右折しバス道路わきの交番に飛び込み、定年後の再雇用らしい2名のお巡りさんに尋ねたところ、大田黒公園経由の近道を教えてくれる。勤務が午後3時に交代するとのことだったので、序でに早めに開く駅前の飲み屋を教えてもらおうとしたが、家に直帰するからと交わされてしまう。
塀つきの立派な家々が立ち並ぶ高級住宅地に感嘆したり、見事な紅白の百日紅を眺めたりしているうちに、荻窪駅南口に到着。
荻窪駅前ビル2階にある ハイソな佇まいの和食処・いねや 荻窪店に入店、生ビールで再度乾杯、いぶりがっこ、枝豆、ジャコサラダなどのヘルシーなツマミを肴に、黒霧島で締めました。(村谷 記)
清水兄の本日の作品を発表します(*^_^*)
◆善福寺川の取水施設で勉強しました。
「環七の 下に水貯め 街守る」
◆和田堀公園、善福寺川緑地と緑がいっぱい!
「川に沿い 癒しの緑地 散歩道」
◆途中に見事な百日紅の花
「木立越し ピンクの小山 百日紅」
◆大宮八幡宮の立派な社殿でお参りしました。
この地は東京都の臍に当たる所です。
「東京の 臍を守るは 八幡宮」
◆最後はいつもの反省会・・・
「今日もまた 歩いた後の ビール佳し」
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コース
東京メトロ丸の内線・方南町駅〜善福寺川〜和田堀公園〜大宮八幡宮〜杉並児童交通公園〜善福寺川緑地〜JR中央線、東京メトロ丸の内線・荻窪駅
予定では、〜善福寺池公園〜JR中央線・西荻窪駅でしたが、炎暑につき、短縮しました。
<合計歩行時間 約3時間半+α、約12km>
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