★2008年7月23日(水) 「宮山駅から、相模川、下流部、茅ヶ崎駅へ」
猛暑続きの中、それをものともせずにJR相模線・宮山駅改札口に集合したのは、滝澤・田幸・清水・村谷の4人。
先ずは、500m先の寒川神社を目指して出発。
寒川大橋で目久尻川を渡る。橋の上から左手にこんもりした森が見えてくる。
早くも買い物客が来ている団子屋の前を通過すると、大きな石造りの太鼓橋があり、通行可能なのが嬉しい。
相模の国で唯一の国幣大社だが、その昔に相模川がもっと東側に流れていて、高台に洪水を鎮める神として祀られたのが始まりらしい。
初めて参拝する田幸・村谷は、規模の大きさと簡素ながら趣きある佇まいに圧倒されながら、神門をくぐる。
正月には参拝者で溢れかえるという本殿前の広場にはは、我ら4名だけだったので、ゆっくりと参拝する。これ以上天気が良くならない様にとの贅沢なお願いを済ませ、巫女さんが打ち水している横から退散した。
目久尻川に沿った参道は、古道50選の一つで、生い茂った木々が優しい日陰を提供してくれていて、早くもお参りの効果があったようだ。
案内表示に従い、水道記念館を目指して参道を右折すると、徒歩や自転車に乗った小中学生が次々と現れる。
このいこいの広場一帯は、寒川町が運営する、大小のプール・テニスコートが併設されている。
神奈川県が県営水道創立50周年を記念して昭和59年に設置した、水道記念館に、歴史を感じさせる玄関から入場する。
受付嬢に薦められて、できたばかりの冷たい水道水を賞味したが、甘露で皆お替りをした。横浜市・川崎市を除く神奈川県中部に幅広く供給されているそうだ。
幼児を連れた母親達やプール入場前に見学に来た小中学生で賑やかだった。
外に出ると夏の日差しだった。JR相模線を越えて、再び目久尻川の左岸を歩き出す。
両岸は畑ばかりと思っていたのだが、予想外に工場が続いていて、寒川町が周りの市とは合併しない理由が推測できた。
相模川との合流地点近くに架かった湘南銀河大橋の手前にあった野球場脇の木陰で昼食とする。
先ずは乾杯、そして持ち寄りのツマミで、夏の過ごし方などを話題に大いに盛り上がった。
横の草むらでは、黙々と円盤投げの練習をする若者が1名いて、関心させられる。
再び歩き出すが、しばらくは木陰の住宅地だ。堤防横の高台に上ると、箱根から大山まで一望できるビューポイントだった。
ヨットハーバーを通過すると程なく馬入橋に着く。相模川の別名・馬入川の由来は、この橋の渡り初めに参列した源頼朝が、帰途に落馬し、振落した馬が、狂って相模川に飛び込んだためという。
東海道線をくぐり、湘南シーサイドカントリー倶楽部に沿って南下し、中島中学校前の信号を横断し、新湘南バイパスをくぐり、海遊びのひとたちで賑わう柳島海岸に出た。
強風を利用したウインドサーファーの妙技に感心しながら、茅ヶ崎海岸へ向う。
あまりの暑さに、防砂林の切れ目の芝生で中休憩して元気を取り戻す。
夏休みに入った若者や、父親抜きで母子だけの家族連れで混雑する砂浜を抜け、茅ヶ崎漁港、サザンビーチ先、中海岸の信号から、サザン通り商店街へ。
サザンオールスターズ:桑田佳祐さん誕生の地にあやかってサザンでいっぱい。
無事に駅ビル6Fの「三崎港」へ入店、先ずは生ビールで本日の労苦を称え合い、芋焼酎・黒甕で新鮮な魚介類を堪能して締めた。
清水兄の本日の作品を発表します(*^_^*)
◆スタート地点は相模一ノ宮 寒川神社です。
「厳粛な 寒川神社で 無病祈願」
◆水道記念館に寄りました。子どもがいっぱい!
「神奈川の 水道歴史 子と学ぶ」
◆昼食は湘南新道大橋そばの野球場。
円盤投げの練習を黙々としている人がいました。
「ビール飲み 円盤投げに 共汗す」
◆湘南海岸をリュック連れの我ら、変? いいえ
「湘南の 海岸似合う 四人組」
◆茅ヶ崎にはサザンビーチにサザン通り
「茅ヶ崎は サザンの街で リズム良し」
◆JR相模線にお世話になりました。でも遅い!
「早く行け 単線相模 無理はイヤ」
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コース
JR相模線・宮山駅〜寒川大橋〜寒川神社〜水道記念館〜神川橋〜一の宮〜湘南新道橋〜環境美化センター〜ヨットハーバー〜馬入橋(〜小出川橋〜湘南大橋)〜JR東海道線・茅ヶ崎駅
<合計歩行距離 12Km、歩行約3時間>
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