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★2008年5月24日(土) 「鎌倉アルプス越え」

 午後には雨が降ってくるとの天気予報だが、金沢文庫駅改札口前には、ザックを背負ったおじさま&おばさまたち数グループ30名ほどがたむろしている。
その中に田幸・清水・村谷も。

 西口の階段を下り、目の前の
谷津川
の対岸から能見台駅方向に進み、一つ目の踏み切りの案内看板に従い左折、すぐの角に「右 能見堂 保土ヶ谷」と刻んだ石柱でパチリ。
石柱横の案内に従い右折し、六国峠ハイキングコースに入ると、すぐに
能見堂緑地、新緑の林の中。
幼い子2人と若い夫婦の4人連れが前を歩いている。


 滝澤兄から電話が入り、「10分遅れで金沢文庫駅に到着した」と。
協議の結果、滝澤は住宅街の道を金沢動物園まで歩いて、正門前で合流することとした。

 間もなく、
能見堂跡到着。「金沢八景根元碑」が建ち、金沢八景の由来を学ぶ


 ※「横浜金沢みてあるき」さんのページへ。 
 
…江戸時代、明から来た心越禅師が能見堂から見た8つの景色を故郷の瀟湘八景になぞらえて漢詩にして詠み、その漢詩を「金沢八景」と称し、後に安藤広重が浮世絵に描いたことから世に広く知られるようになったとのこと。…フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より


 
谷津川の源流?不動池の横、谷津関ケ谷不動尊で、本日の無事と天候不良化阻止!のお願いを申し上げる。

 左側に住宅街の甍々甍、前方にはこの尾根より高くそびえるマンション群=「シティ能見台 東」など、を望みながら進むと、左下の 能見台南小学校と思しき方向から運動会らしき放送が流れてくる。

 雑木林の道をゆるやかに登り下りするうちに、
釜利谷市民の森に入り、横横道路料金所脇を過ぎ、
金沢自然公園金沢動物園前到着。

 ここで、4名合流。動物園正門前右手のトイレ横から、横横道路方向に薄暗いシダの茂った遊歩道を進み、横横道路をもぐると、
横浜自然観察の森・ひょうたん池、ヤゴ=トンボの幼虫のゆりかごになっていそうな浅い沼だ。
 ここから鎌倉天園、大平山へと歩いたことのある村谷が池の先から関谷奥見晴台へ行く道があったとのことだったが、閉鎖されていたため、掲示板に従い、
清戸の広場へ迂回した。

 
清戸の広場には、ベンチつきテーブルが1台あったので、時間も昼時、大休憩とする。
それぞれがもってきたオカズをならべ終わったところへ、ハイキングコースに入ってすぐにお会いした、幼い子2人と若い夫婦の4人連れが到着。
 ここのベンチで昼食にすることを予定していたようで、恨めしそうに(そう見えた)我々と挨拶を交わした。
この後、夫婦連れが来て、この広場にシートを広げて、弁当を食べはじめた。
 …ハイカーが食事をしていたのは、ここと関谷奥見晴台。シートを広げられる適所は少なかった。

 
清戸の広場で小1時間休み、大丸山を経て、紫陽花が色づきはじめた関谷奥見晴台、何ヶ所かの小さな切遠しを通り、市境広場へ。

 ここまでの、
市民の森・自然公園・観察の森
には、要所要所に地図や道標、案内板、ベンチが設置されていて、横浜市の公園行政の確かさが感じられた。

 ここから30分ほどの登りで、
天園休憩所
到着。
アイスクリームなどを求め、数多いベンチのうち、
由比ガ浜と稲村ガ崎が望める特等席で、小休憩。
 写真を撮っていると、お酒を並べて宴会中のグループのなかの女性が、「4人揃って撮ってあげる」と赤い顔で申し出てくれた。謝々。

 雨が降ってくると獅子舞コースは滑るだろうからと、鎌倉市街への下山は
貝吹地蔵・瑞泉寺コースを選んだ。

 
瑞泉寺の山門をくぐり、永福寺跡、鎌倉宮(大塔宮)、清泉小学校、横浜国大付属小学校を経て、鶴岡(鎌倉)八幡宮へ。
キショウブが咲き始めた
源平池で大鯉の悠々と泳ぐのを観察しつつ一息入れ、今日は大安吉日 舞殿
結婚式見物に…。

 一茶庵前から小町通り経由、JRの踏切を渡り、「蕎麦処 五島」を目指す。
五島入店、先客は1組だけ、ビールで乾杯、毎回おなじみの玉子焼き、鶏焼き、蕎麦掻きなどのつまみで、ビールと「長者盛」で、間もなく先客は去り、貸切状態で小1時間。
その間に小雨が降り出しました。

 今回も、御成通り「お菓子の家 鎌倉・小川軒」で、ちょっと値上がりしたレーズンウィッチなどのお土産を購入(シュークリームは売り切れでした)し、〆ました。

今日は晴れ男4人が力を合わせたおかげ?で、歩いている間は雨が降りませんでし
た。

清水兄の本日の作品を発表します(*^_^*)
 ◆天気予報では午後から雨、降り出したのは歩き終えてからでした。
  「雨予報 4人揃って 遅らせた」

 ◆横浜にこんな緑豊かな森があるとは・・・
  「横浜の 森が連なり 能見堂」

 ◆鎌倉アルプスとはいいネーミング!
  「鎌倉へ アルプス越えて 天園へ」

 ◆鶴岡八幡宮の舞殿で結婚式が行われていました。
  「晴れがまし 舞殿挙式 佳き二人」

 ◆反省会はいつもの『五島』、いつもの蕎麦掻です。
  「鎌倉は 五島で食べて 鎌倉よ」

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 コース
  京浜急行線・金沢文庫駅〜六国峠ハイキングコース入口(能見堂緑地・能見堂跡、不動堂・不動池経由、50分)〜釜利谷市民の森・横横道路料金所脇〜(10分)〜金沢自然公園・金沢動物園前〜(横浜自然観察の森、ひょうたん池、清戸の広場、大丸山、関谷奥見晴台経由、60分)〜横浜自然観察の森・市境広場〜(30分)〜鎌倉アルプス・天園、(大平山、標高:159m)〜(40分)〜鎌倉宮〜(20分)〜鶴岡八幡宮〜(10分)〜JR横須賀線・鎌倉駅
  <歩行時間 約3時間半>

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