★2008年4月8日(火) 「中川から転進し都心へ」
関東南部に春の嵐が襲来し、大雨洪水強風波浪竜巻注意報が発令された朝、JR常磐線・亀有駅改札口に集合したのは、田幸・村谷の両名。
当初の予定では、利根川の分流で、埼玉県羽生市から江戸川と平行して、春日部・墨田区・江東区・江戸川区を経て東京湾に注ぐ中川下流部の七曲りを散策するつもりだったが、とりあえず川面まで行き様子を見ることにした。
先ずは、2006年2月11日に、連載30周年記念として北口に設置された、こち亀・両津勘吉の巡査姿の銅像前で記念撮影し、南口ロータリーから出発する。
駅前のイトーヨーカドーの先を左折して、中川の方へ向かう。
向かい風が 急に強くなり傘を窄める。
車の往来が激しい環状7号線を横断すると、香取神社が正面にあり、立ち寄って参拝、天候良化をお願いする。
神社の先は日本板紙葛飾工場跡地を再開発した、イトーヨーカドー + SAPIOのショッピングセンターで、南側から回り込むと前方に橋が見えてきた。
中川の名前と同じ中川橋で、新宿の渡しの跡に架けられた都内でも古い鉄橋だったが、この3月に架け替えられたばかりで、ま新しい。
明治天皇が茨城県女ヶ原への行幸途中に渡ったので、行幸橋ともいう。
堤防の上は草むらになっていて歩きやすいが、風が強すぎたので川下りを断念して、亀有駅に戻る。
風の影響が少ない都心(の地下道)歩きに転進することとし、東京メトロ・千代田線で大手町駅に到着したのは11時過ぎだった。
ビジネスマンが引っ切り無しに行き交う地下通を南下し、日比谷公園に出る。
時刻も天候も旬でないため全く人影がないが、園内を一周して花散歩と洒落込む。
桜はほとんど散ってしまっていたが、日陰には瑞々しいシャガが咲き始め、テニスコート脇の菜の花も咲き揃っていた。
新緑も目に着き始めて初夏近しの様相だ。
屋根つきの東屋で休憩していると、ギターを抱えたミュージシャンが現れ、歌と弾き語りの練習を始めたので我らは腰を上げる。
再び地下道に入り、銀座方面に東進、四丁目で左折し、松屋デパート横から、中央通りに出る。
両側にはティファニー、カルティエなどのブランドショップが立ち並んでいるが、われらとは無縁のため先へ進む。
時間も丁度よい時分なので、村谷が八重洲勤務の頃に通っていた、京橋のたもとにある 魚や一丁 で昼食とする。
常とは異なり本日は、汗もかかず歩行距離も足りないためアルコール抜きで魚料理を堪能した。
銀座線・京橋駅近くの明治屋の向かい側にあって、毎夕ビジネスマンやオフィスレディで盛況だった立ち飲み可能な酒屋は、代替わりしたらしく旅行代理店に衣替えしていた。
腹ごなしのため、八重洲通りを右折し、昭和通り、平成通りを横断し、新大橋通りの手前から茅場町駅まで歩き、散会した。(村谷 記)
このページのトップへ戻る
コース
※中川の予定なるも、春の嵐襲来につき、都心散歩に変更しました。…
※当初の予定は、JR常磐線・亀有駅・南口〜中川橋〜中川大橋〜高砂橋〜青砥橋〜奥戸橋〜平和橋〜かつしかハーブ橋〜JR総武線・新小岩駅
《歩行距離 9km》
前のページへ 次のページへ