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★2008年2月2日(土) 「石老山」

 翌3日・節分の東京地方は一面の銀世界、中央道八王子料金所−相模湖IC間などが全面通行止めになり、青梅マラソンも中止になった。
上映中の “銀色のシーズン” の白馬やニセコの絶景には及ばないが、都会の汚れが見えなくなった。

 その前日の寒い朝、曇天・無風、
相模湖駅の改札口に松戸・滝澤・山岡・田幸・久しぶりに参加の高瀬&村谷が集合。

 三ケ木行きのバスは、期末試験中でノートや教科書を真剣に見詰める大勢の帝京大学生で満員。 少数のハイカーとともに乗り込み、
石老山入口バス停へ。

 バス停のすぐ手前には、石老山の大きな地図入りの案内看板が立っており、そのそばの道標で記念撮影、出発。

 満開の
蝋梅の大きな木がある。9日の宝登山蝋梅花見山(散)歩が楽しみ、などと話しながら歩く。
道標完備の車道(女阪)を
相模湖病院まで進み、ここから男阪に入り、礫岩地帯の降雨時は沢になる山道を登る。

 滝不動、屏風岩、仁王岩、力試岩などと名付けられ、汚れた説明板が設置された 奇岩、巨岩がある谷間を進み、石老山
顕鏡寺到着。
境内には推定樹齢400年の
蛇木杉公孫樹の大木がある。
 ご本尊の観世音菩薩に安全祈願し、高尾山から城山湖方面の景色を楽しみ、再び山道へ。

 蓮華岩、大天狗岩、鏡岩、小天狗岩、擁護岩、八方岩などの奇岩、巨岩を経て、
融合平展望台到着。
眼下の相模湖方面の展望を楽しみながら小休止。
 
 尾根道からひと登りで
石老山・山頂。風は弱いが、寒い!寒い!空気がよく冷えている。
目前に蛭ケ岳など1月23日の雪で白くなった丹沢の山々や、薄ぼんやりと富士山の右稜線は見えるが、南ア・北岳、農鳥岳、間ノ岳は見えない…
点在する椅子とテーブルのうち、山頂から一番離れた1組だけが空いていたので、急いで確保し、開宴。

 隣りでは6人組、その左では3人組が焼肉、鍋などで盛大に宴会中。

 われ等も、まずは乾杯。
山岡が並んで求めて来た日本橋「魚久」のサワラ・アジ・イカなどの粕漬を焼き、松戸が持参のソーセージを茹で、村谷がキャベツ沢山のヤキソバを作り、滝澤が日本酒を温め、それをおなかに入れて体を温め、美味しいお肴でおなかを膨らませる。
それでも、皆、手袋をした指先が冷たくなってくる。

 食事終了後、写真を撮りに山頂標に行くが、近くのテーブルは、既にすべて無人になってしまっていて、6人揃っての写真は撮れなかった。

 アップダウンを何度か繰り返し、30分ほどで東海自然歩道
大明神展望台に到着。
相模湖、中央高速道の背後に小仏城山、陣馬山,生藤山が連なって見える。
ここで、先行していた方に6人揃っての写真を撮っていただいた。

 ここからは、凍結した雪がところどころに付いている砂礫の多い急坂の下山道になるので、松戸と山岡がアイゼンを装着、寒いのに冷や汗をかきかき降りて行く。

 下って、沢に出たところに年代物のバンガローが点在するキャンプ場、それを過ぎると
箕石橋
あとは、薄日の差してきた舗装された車道をのんびり下る。
道なりに、有刺鉄線で囲んだ竹林などに沿って、本日運休の渡し船の乗船場分岐を経て、八幡神社の石垣を回り込むと、
ピクニックランド前バス停

 1時間に2〜3本のバスの発車 10分前に到着。登り足りない?村谷が、八幡さまの階段を登り、本日の無事のお礼をしてきた。
ピクニックランドは開場しているが、人の出入りがない。
バスで
相模湖駅へ。

 駅から20歩、松戸や師匠が所属するRハイキングクラブご用達の「
かどや」で打ち上げる。
まずは生ビールで乾杯!
枝豆、板わさ、お新香などに焼酎でやっていると、常連松戸のおかげ?で、ミズナのおひたし、大盛りをサービスで出して頂いた。
後客ハイカーが到着し、座敷へ繰り込んでくる。

上り電車の発車時刻5分前にお開き、〆にしました。

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 コース
  JR中央本線・相模湖駅=(バス 約15分)=石老山入口バス停:標高約320m〜(35分)〜顕鏡寺〜(1時間10分)〜石老山、:標高694m〜1時間10分〜大明神展望台〜(20分)〜箕石橋〜(20分)〜ピクニックランド前バス停=(バス 約15分)=相模湖駅
  <歩行時間 約3時間半>

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