★2008年1月26日(土) 「伊豆ヶ岳」
寒い朝だ。今日は 「小殿バス停から、竹寺〜子の権現〜西吾野」山(散)歩の予定で西武線・飯能駅北口前・国際興業バス・「名栗」方面行きバス停に滝澤・田幸・村谷の3名が集まった。
この3人、竹寺や子の権現には何度か行っており、コース変更を協議、滝澤が伊豆ヶ岳に行っていないことが判明。
…伊豆ヶ岳には 正丸駅から、2007年11月17日=田幸・清水、 2006年7月30日=村谷・工藤、 2004年6月13日=村谷、 2003年9月23日=村谷&野島夫妻で小殿バス停まで踏破、 2002年7月28日=田幸・村谷での山行でした。
今日の予定 「小殿バス停〜竹寺〜子の権現」に「〜天目指峠〜高畑山〜古御岳〜伊豆ヶ岳」を加えるのは?…村谷にはできるが、今日は雪もあるだろうし、介護保険被保険者証を交付されている老人にはキツイ、カンベン。
ということで急遽、コース変更決定、乗車予定だった「湯の沢」行きのバスを見送り、駅に戻り、快速急行に乗車。
沿線の杉の木々は花房たっぷり、山が赤茶色に色付いている。
2月半ばからしばらくの間、花粉症のみなさんのご苦労が思いやられる。
23日の降雪の名残で左側の車窓から見える山は、ところどころ白く見える。
正丸駅で下車、階段を降り、線路下をくぐり、沢沿いの車道をゆるやかに登って行くと、まだら雪と柚子の実の黄色が目立つ冬寒の山里の景色。
安産地蔵を過ぎ、体が温まってきたし、もうすぐ山道登りになるので、御休処・中丸屋の店頭をお借りし、ジャケットを脱いでいると、ここの主のおばあさんが戸を開けてお出まし。
今日は寒く、水道が凍っているとのこと。このあたりの住民にも杉花粉症の人がいるとのこと。「気をつけていってらっしゃい」の声に送られてお別れする。
正丸峠と伊豆ヶ岳の分岐看板のある 馬頭さま から沢沿いに、最短コースで伊豆ヶ岳方向へ向かう。
沢はところどろ凍って、ツララができている。
<げんきプラザ> と <伊豆ヶ岳>の 分岐道標から左へ、伊豆ヶ岳方向に進む。
ちょっときつい沢筋から、尾根への急登の下で、5人組がアイゼン装着中。
われ等は無アイゼンで木の根っこを頼りに着実に登って、正丸峠と伊豆ヶ岳を結ぶ稜線、五輪山近くの“関東ふれあいの道”に出た。
23日に降った雪が、その後も低温の日が続いているので、さらさら状態で尾根道に積もったままの上を進み、伊豆ヶ岳頂上到着。
正面の武川岳、ちょこっと山頂を出した武甲山、遠くかすんではいるが新宿や池袋のビル群を眺め、居合わせた竹寺〜小殿バス停まで行くという、アイゼン装着中の方にアイゼン装着終了を待ってシャッターを押してもらう。
ちょっと正丸峠側下の、大きな岩の陰で女性1名+男性7名のグループがコンロを並べ、肉や魚を焼き、ビールや日本酒を並べ大宴会中、の横をお借りして、われ等も雪上にブルーシートを敷き、開店。
乾杯、村谷がタマネギたっぷりの、北海道から取り寄せのラム肉でジンギスカンを作ってくれた。
3人だけでの分配はカロリーオーバーだ。が、熱々で体が温まる。美味しくいただいた。
滝澤家自家製の沢庵や野沢菜漬もおいしくいただく。
コンロで湯を沸かしラーメンを作り、孫誕生、スキー、甲州街道歩き、安房高校や慶応高校の第80回記念センバツ高校野球大会出場などの話で1時間ほどの大休憩。
北面が杉の植林帯、南面が落葉した広葉樹林帯の稜線を、対面の山々の杉の木々の花房で赤茶色になった景色を楽しみながら、さっき来た道を少し戻り、五輪山、小高山を経て正丸峠到着。
山梨ナンバーの四駆車が登ってきて、乗車者=運転者1名がアイゼンを付け、伊豆ヶ岳方面へ向かった。
正丸峠で行幸記念碑や下界の景色を楽しみながら一服。奥村茶屋の裏の急坂、雪道、手すり付き階段をソロソロと下る。
沢沿いの森の中は、ところどころ染み出した水が凍っているし、5、6ヶ所ある丸木橋には雪が張り付いている道を1歩1歩ふみしめながら進み、今朝の分岐へ。
今朝お会いしたおばあさんの店は開店していなかったので通過、正丸駅に戻ると待ち時間15分。
あじさい館に立ち寄り湯する時間はないと判断し、駅前の「正丸茶屋」でそれぞれアルコール類を買い求め、電車内のボックス席で打ち上げました。
冬晴れのおだやかな日和の下、雪上山(散)歩を楽しめました 。\(^o^)/
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コース
西武秩父線・正丸駅、標高:約300m〜(25分)〜馬頭さま〜(45分)〜伊豆ヶ岳、標高:851m〜(30分)〜小高山、標高:720m〜(25分)〜正丸峠、標高:約630m〜(55分)〜正丸駅
<合計歩行時間 約3時間半>
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