★2008年1月22日(火)「多摩、七生丘陵(平山城址公園〜聖跡桜ヶ丘)」
曇り空・微風の京王線・平山城址公園駅改札口に集合したのは、吉田・滝澤・山岡・田幸・村谷の5名。
先ずは、北野街道沿いのセブンイレブンで昼食の買出しを済ませて、七生丘陵西コースの標識に従って、平山緑地に向う。
西側から回り込むように進むと、かなり急傾斜の山道と階段が立ち塞がり、正月休みでメタホ゛気味の?身体にはチト堪えたが、日ごろの訓練で乗り切り、平山季重神社に到着した。
源平合戦で武勇を振るった名将に肖るべく、今年一年の健康と本日の行程の無事を祈願する。
木の間から眼下に日野の町並みが広がり、高さを稼いだ達成感に一満足して、尾根道を先に進む。
隣接する平山城址公園では、展望台から八王子市の町並みを眺める。
桜の時期には大いに込み合うそうだが、本日はわれら同様、時間と体力を持て余したシルバー層がちらほら。
ふっくらと太った老犬が、迷惑そうに紐を引っ張られて坂を登っていった。
東京薬科大を左に、京王電鉄グラウンドを右手に見て坂を下る。
平山台小学校では、男女の組に分かれてサッカーの練習中。
大きな観覧車が出現すると、多摩テック (2009年9月で閉園)だ。尾根道沿いのモトクロス用練習場を覗き込むとかなりの急傾斜だった。
平日とあって空いている園内を眺めながら下り、天然温泉クア・ガーデンの看板があるところを右折する。左手には大きな建物が2棟続いていたが、その正体は不明だった。
上程久保バス停前で中央大学方面の路と分かれて、坂道を上っていくと、多摩都市モノレールが見えてきた。
左手一体は広大な都立多摩動物公園だ。
若き日にガールフレンドと、あるいは最近孫と行った話をしながら進むと、学校へ向う中央大・明星大の学生諸君とすれ違う。
京王線・多摩動物公園駅に隣接する京王レールランドで休憩する。
若い母親と子供たちに混じって、模型の電車が動いているのを見学する。
別途、貸し出し用のレールと電車があるが、平日は50分間100円ながら土曜・休日は300円に跳ね上がるのは、駐車場も同様と山岡が指摘した。
高い校舎が目に付く広大な敷地の明星大学の脇から、再び山道に差し掛かる。
時計を見ると12時過ぎ、手ごろな高台を発見し、コナラの落ち葉がふかふかと厚く積もった平地の上にシートを広げて昼食休憩。
志賀高原スキーや、旧東海道餐歩が間に挟まり、この5人が勢ぞろいするのは正月の小仏城山以来とあって、近況報告に話が弾む。
また、今回も座ったとたんに陽が差してくるという幸運にも恵まれ、1時間近くの大休憩になってしまった。
眼下の日野第三中学校に全く人気がない理由を推測しながら、落ち葉でふわふわの尾根道を下る。
市立湯沢福祉センターの先は、大団地になっている。百草台自然公園の展望台からは、遥かに多摩川まで町並みが大きく広がる。
三沢台小学校は、ちょうど下校時だったが、掃除当番の小学生がまじめに掃除をしないので先生に叱られているのを眺めて、腕白揃いだった?われらは、往時を振返り思わず苦笑する。
どんどんと坂道を下り、源頼義が造立したとされる百草八幡神社に参拝する。
国の重文に指定されている阿弥陀如来像が安置されている蔵の先が、百草園の裏口だったので、300円支払い入場する。
享保年間に造られた庭園だが、都内有数の観梅の名所で、園内には早咲きの紅梅や、満開の蝋梅が甘い香りを振りまいていた。
正面入口を出て、向かいの尾根道に入り、雑木林をしばらく進み、民家の軒をかすめながら急坂を下り、大宮神社の前(=下)から川崎街道を渡り百草園駅へ。
まだ、終業には早いので、そのまま程久保川の遊歩道を進む。
淺川と合流したかと思う間もなく多摩川と一緒になる。
YSCの多摩川散歩は下流から下丸子までしかたどり着いていないことを反省しながら、風に吹かれて進み、府中四谷橋の右岸を通り、一ノ宮渡し跡から聖跡桜ヶ丘駅に至る。
時刻はちょうど午後3時。(駅ビルC館2Fの)「おちょぼ餃子 聖蹟店」にて打ち上げとする。
ミニ餃子各種やチジミをツマミに、今後の山・街道・川・町歩きの日程話で大いに盛り上がり、生ビールと芋焼酎「南薫」を堪能した。
本日は、吉田&山岡が行路を知悉していたため、平山城址公園からスタートしたが、百草園方面からのほうが標識がわかりやすくてお薦めです。(村谷 記)
《管理人追記:翌23日の東京地方は 降雪、都心でも3cmほど積もりました》
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コース
京王線・平山城址公園駅〜季重神社〜平山城址公園〜多摩テック前〜多摩動物公園駅〜湯沢福祉センター〜百草台自然公園〜三角点公園〜百草八幡神社〜百草園〜大宮神社下〜百草園駅前〜程久保川河畔〜浅川河畔〜多摩川河畔〜府中四谷橋の右岸〜一ノ宮渡し跡〜京王線・聖蹟桜ヶ丘駅
<合計歩行距離 12Km,4時間>
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※日野市観光協会のホームページ、「日野を歩こう」を参考に歩きました。
うち、「七生丘陵へ行ってみよう」のページ
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