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★2007年10月6日(土) 「三浦富士」

 台風15号が台湾に近づいている三連休初日、関東地方はさわやかな、行楽日和の晴天。
京急の快速特急に乗り合わせた20名ほどのおばさん軍団は久里浜花の国
コスモス鑑賞にお出かけと。
お聞きすると、百万本の秋桜花が見ごろを迎え、ハーブ園には
足湯もあるとのこと。

 京急久里浜駅を過ぎる車内はガラガラ。
津久井浜駅に田幸・清水・村谷の3名が集まる。
改札口の内側に「三浦半島きままに散歩」12シリーズのパンフが綺麗に並べられていたので、各1部づつ頂き、頂いたパンフの地図を片手に まずは、改札口の左側で線路をくぐり、階段を登り、
浅間神社に本日の無事を祈る。

 市民農園で農作業に勤しむ人々を横目にサツマイモ畑やイチゴの苗を植えたばかりのビニールハウスを覗きながら、下からは幼稚園?の運動会の歓声やスピーカーの声&音楽を聞きながら、右側の坂道に入る。

お孫さんの運動会でカメラやビデオを撮っておられた読者の方もいらっしゃったのでは?

 色づき始めた
ミカン畑の間、舗装された農道をのんびりと進む。

 
警察犬訓練所からは犬の鳴き声が聞こえてくる。

 山道に入り、下山してくる散歩人やジョギング人とすれ違いながら、
お地蔵さまを過ぎ、高度を上げて、階段を登り切ると三浦富士山頂浅間神社奥社、一休み。
多くの釣り船の浮かぶ
東京湾の向こうに房総半島を望み、眼下近くには横須賀リサーチパーク(Y.R.P.)の建物群が見える。トンビが上空を鳴きながら旋回している。

 ゆるやかな尾根伝いに、海上保安庁のパラボラアンテナがそびえる
砲台山へ寄り道。
昭和初期に海軍が作った、すり鉢状の砲台跡で記念撮影し、尾根道へ戻る。

 ひと歩きで、山頂一帯に約2,000本の
ツツジが繁茂している武山山頂到着。
返り咲きしているピンクやオレンジの花もちらほらある。なお、躑躅花は通常は4月下旬からGWが見ごろです。

 
山頂展望台1階にある休憩所の奥のテーブルでは、地元の農民?おじさんたちが酒盛り中。
こちらもテーブルの1つを確保してから、展望台へ登ると、バードウォッチャーが長い望遠レンズの付いた一眼レフの前でヒマそうに待機していた。
暫し
東京湾、相模湾、房総半島など眼下の景色を楽しみ、戻ると、おじさんたちの数が増えている。

 われ等も、村谷が築地で仕入れてきてくれた小女子とクルミの甘辛煮など、ささやかなツマミで缶ビールを開け乾杯。
45分ほどの大休止、その間にも焼酎やツマミ持参で到着してくるおじさんたちがいて、奥のテーブルは10名ほどになっていた。

 
武山不動に詣で、村谷が11月後半に四国遍路・伊予の44,45番&讃岐・涅槃の道場へ出かける準備運動として、2005年3月5日(日)にも村谷が歩いたという、遠回りコースで三浦海岸を目指すこととして、本堂左下の尾根筋からの車道を下りはじめる。

 すぐに、 関東の富士見百景  の一つ
武山・富士山見晴台があり、相模湾は一望できるが、富士山は見えず、案内板に貼ってある写真で我慢する。

 高台の住宅地を陽だまり散歩して行き、県道・横須賀三崎線の、衣笠IC陸上自衛隊武山駐屯地の中間地点、
武山交差点(通研信号)へ出る。

 交通量の多い横須賀三崎線を南下して行くと、右にが流れが見えたので、川辺散歩に切り替える。
手入れの行き届いた植え込みが続き、早くも
キンモクセイの香りが漂ってきた。
カワセミの絵が描かれた案内看板を読むと、
竹川という川でした。

 遊歩道が途切れ、やむなく県道に戻ると、
武山郵便局前で、県道・武上宮田線を南下すれば三浦海岸へ出る交差点で、ピッタンコ。三浦海岸駅行きのバスが曲って行く。

 緩やかな坂を登り、途中のJAや、生&ゆで卵直売所を経て、横須賀市から三浦市へ入り、ペリー来航のころ植えた藤の三代目の大きな藤棚があり、その前に藤棚商店があり、その藤棚の下にベンチと
藤棚バス停がある、そのベンチで小休憩、梨を剥いて喉をうるおす。
衣笠十字路行きのバスが止まってくれ、運転手さんにお手数をかけました。

 大根やキャベツの幼苗を植えつけている畑が左右にあり、のどかに歩く。
東京湾が見え坂道を下り三浦海岸駅前を過ぎ、「海鮮・三浦海岸店」到着。
6人掛けのボックス席が1つ空いていて、着席。生ビールで乾杯、松輪サバの純生刺身を頼み、地魚の寿司を食し満腹、満足。

 食後の腹ごなしに
三浦海岸へ潮風をあたりに行く。散歩する親子連れやキス狙いの投げ釣り人が散在する静かな浜でした。

 帰りの快速特急では、ボックス席を確保し、熟睡しながら帰途に着きました。

清水兄の本日の作品を発表します(*^_^*)
 ◆三浦冨士は標高183mですが、見晴らしがいい!

 「三浦冨士 登ってみれば やはり冨士」

 ◆砲台山は海軍の高角砲が据えられていました。
 「海軍の 砲台跡に 昭和知る」

 ◆武山(200m)には探鳥の人、掃除ボランティア人・・・
 「武山の 展望台から 四海見る」

 ◆三浦半島の秋は大根の植え付けです。
 「大根の 苗が伸び出る 秋三浦」

 ◆三浦海岸からは房総半島が見渡せました。
 「房総が 来いよ来いよと 呼んでいる」

 ◆三浦海岸からは房総半島が見渡せました。
 「海鮮で 食べた寿司たち 並んでる」
     松輪さば・生しらす・生さば・肝つきカワハギ・さんま・活ひらめ・イサキ・黒むつ

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 コース
  京浜急行線・津久井浜駅〜(10分)〜高田橋〜(40分)〜三浦冨士、標高:183m〜(30分)〜砲台山分岐〜(5分)〜砲台山、標高:204m〜(25分)〜武山、標高:200m〜(1時間)〜京浜急行線・三浦海岸駅

  <歩行時間 約3時間>

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