新宿は雨模様だったが、三連休最終日を楽しむ家族連れに混じって、曇り空のJR五日市線・秋川駅改札口に集合したのは、百石・田幸・村谷の3名。
先ずは、秋川方面に滝山街道を下る。途中のコンビニで昼食の用意を整える。
道端の千代鶴 酒造館の前で、酒豪の百石&村谷が収まって記念撮影。
秋川を跨ぐ秋留橋からは、サマーランドが目の前に広がり、背後には特徴ある大岳山がくっきりと見える。
どうやら本日の天気は、予報よりも好天したようで、ほっとする。
川面には、孤高を尊ぶ釣り師が、黙々と鮎釣りに没頭しているが、釣果のほどは?
ボーリング場前から左折し、秋川と別れ、本日長い付き合いになる滝山街道沿いに自動車道路をの脇の狭い歩道を上って行く。四国遍路で慣れっこの村谷と異なり、百石&田幸はひっきりなしにすれ違う車に神経を使いながら進む。
坂を降りきった右手の茂みの中に、谷地川の源流と思しき流れを発見。
犬連れで散歩中の男性からのアドバイスを受けて、しばらく街道沿いに歩くことにした。
キンモクセイが早くも甘い香りを漂わせ、足元には彼岸花がまだ咲き残っている。
左手の小高い丘は、グラウンドになっていて、時折、歓声が聞こえてくる。程なく川べりに出た。百石がハヤの一群を発見、よどみには太った鯉が悠々と泳いでいる。川面には、水草がたっぷりで、「カワセミに出会えるかな?」
宮下橋で街道と分かれて、カラー舗装された川沿いの遊歩道に入り、ほっと一息。
フェンスで囲まれた栗林に沿った道の右手には、広々とした田園が広がり、そのむこうには低い山並みが続いている。
コスモスが咲き、赤とんぼが舞い、秋の気配を感じる。
正午を過ぎたので、遊歩道脇の草むらで昼食とする。
先ずは、絶好のウォーキング日和になったことに乾杯。
久々参加の百石と近況報告を交換しているうちに、そろそろ神輿を挙げる頃合だ。
遊歩道に沿った家々には、当然のように花を植えているのがうらやましい限り。
1戸だけだったが、庭先に田んぼを作っていた。黄金色の稲穂が首を垂れていて、稲刈り直前のようだ。
今頃、脱穀で多忙な滝澤兄の話題になった。
道に沿った旧河川の跡地は、いずれ公園に整備される予定で、数年後が楽しみだ。
栗林の栗が東京都所有の河川用地や遊歩道に転がっているところがあり、栗拾いを楽しむ。
滝山橋、梅坪橋を通過し、左入橋に出た。
この先は、遊歩道が未整備のため打ち止めとし、国道16号線から再び滝山街道、左入交差点傍の左入バス停に到着、1時間に1本しかないバスが13分後とは、本日もラッキー。
JR八王子駅で下車し、早や営業中の「天狗・八王子店」に入店。
締めの生ビールの味は、格別だった。(村谷 記)
※追記
後日、古澤兄から、8日(月)は、この散歩に参加する予定で家を出て、新宿まで来たが雨で引き返してしまい、残念だった、との告白?がありました。 残念でした。
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コース
JR五日市線・秋川駅〜秋留橋〜宮下橋〜月見橋〜滝山橋〜梅坪橋〜左入橋=(バス)=JR中央線・八王子駅
<歩行距離 約10km>
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★2007年10月8日(祝・月)「矢地川」