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★2007年9月24日(月)「残堀川、源流〜昭和記念公園、コスモス鑑賞」


    ※2005年9月25日にもここを散歩し、コスモス写真を載せていますので、ご覧ください。  

 晴れず・降らず・暑からず・寒からずの絶好のウォーキング日和となった初秋の日、八高線・
箱根ヶ崎駅改札口に集合したのは、山岡・田幸 ・高瀬・村谷の4名。

 先ずは、残堀川の水源である狭山池公園 へ向う。ここ瑞穂町は、江戸期から日光街道と青梅街道が交差
する交通の要衝だったが、今も車の往来が激しい。
都道・瑞穂・ あきる野・八王子線を北上し、青梅街道を横断、広い墓地がある 円福寺前から左折すると、赤鳥居の先に弁財天が祀られた
狭山 池公園に到着した。

 立派な常夜燈が、歴史の長さを窺がわせる。 広い池は、水鳥の餌を確保するために?釣り禁止の部分と、釣堀に二分されていた。
カワセミ狙いのカメラマンが何組も待機中で、早速山岡が取材したところ、日に一度は飛来するとの回答だったが、短気な釣り師・田幸は呆れ顔だった。

 一方、釣堀の方は、三連休最後の日を満喫する家族連れで賑わっており、小さいながら釣果は順調のようだ。
池を渡るそよ風に後ろ髪を引かれつつ、本日はやや長丁場なので、出発する。

箱根ヶ崎北駐在所の交差点で、日光街道を横断し、ここからしばらくは青梅街道に沿って南下する。
瑞穂町は財政豊かなようで、川の両岸はよく整備されていて歩きやすい。
橋一本ずつに源流からの距離が明示されているのは、少し丁寧すぎると思う。

 左手には、標高192mの
六道山公園が続き、尾根道は狭山湖外周南コースとなっていて、下から7本もの遊歩道が整備されている。
川の南側を平行して走る
新青梅街道との交差点青岸橋の袂にある「かつや・東京武蔵村山店」で、田幸が昼食とツマミを購入、そのまま河原に下りて昼食休憩とする。

 
富士見親水広場という名だが、富士山は見えず、代わりにリバーサイドマンションという名のアパートが目の前にあった。
ぽかぽかとした陽だまりで、川風が心地よく、よく冷えた缶ビールがいつものように汗をかいた身体を癒してくれる。

 若い女性が、長い髪を風になびかせて、岸辺を自転車で颯爽と通り過ぎていった。

 あっというまに一時間が経過し、まだまだ先があるので立ち上がる。

 伊奈平橋の先で、急に巨大な
ジャスコなどの入ったショッピングセンターが出現、日産村山工場の跡地らしい。
道理で川沿いにコンビニが一軒も見当たらない訳だ。
 軍民共有化反対の看板の先には、広大な横田基地の塀が続く。長い歩道がきれい整備されていて、一同、武蔵村山市の姿勢に感心しきりだ。

 
西武拝島線の鉄橋が見えてきて、この後新宿で所要がある田幸とは、ここでお別れだが、かねてからの疑問を解明すべく、玉川上水との合流点に進む。
 遊歩道わきに碁盤が彫ってある石のテーブルと椅子2脚があり、通りかかったおじさんによると、ここは囲碁のまちで、この碁盤でも対局する、とのこと。

 残堀川は明治期までは上水の分流として利用されていたが、その後、水質の変化などのため切り離されてしまい、現在では、玉川上水を分断して流れている。

橋の下を覗き込んだり、通りがかりの近隣の老人たちに事情を聞いたが、多分、上水は残堀川の下で繋がっているのだろうとの結論に達し、田幸も安心して武蔵砂川駅に向った。
  
 
五日市街道を横断すると、昭和記念公園の標識が出てきた。
午後2時半過ぎ、玉川上水口から入園する。情報通の山岡が、初訪問の村谷に丁寧に説明してくれる。
 先ずは、
日本庭園へ向う。趣ある池の辺を大勢の人たちが散策中。季節外れのツツジやハスの花に驚かされる。

 21日(金)の読売新聞・夕刊1面に、昭和記念公園のコスモスが見ごろを迎えたとの記事・写真が載りましたが、原っぱの
東花畑では、早くもコスモスが咲き誇っていて、絶好の被写体だった。

 銀杏並木を通り抜けて、立川口から園外に出た。たっぷりと歩いたため、汗が気持ちよい。

 立川駅
前の「さくら水産」に入店し、早速生ビール。
続いて、生ビール&ホッピーなど。
長丁場だった今日一日を振返って、次回以降の再会を誓い合って散会した。(村谷 記)

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 コース
  JR八高線・箱根ヶ崎駅〜狭山池公園〜地蔵橋〜二本榎橋〜青岸橋〜富士見橋〜富士見親水広場〜新残堀橋〜残堀親水広場〜伊奈平橋〜(西武拝島線・武蔵砂川駅そばをくぐり、玉川上水と、下?上?で、交差)〜残堀橋〜昭和記念公園〜JR中央線・立川駅
  <歩行距離 約11km>

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