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★2007年9月22日(土)「箱根・金時山」

 3連休初日、東京地方では今日も真夏日、小田急ハルク1階・小田急バス案内所に菅野・松戸・池田・田幸・村谷の5名が集合。

 混んでいて、乗れないかも、と心配した7時40分発のトイレ付きバスは、20名ほどで出発。
東名料金所から、厚木までは予定通り?大渋滞にはまった。

 御殿場が近づき、
富士山がだんだん大きくなってくる筈だが、雲で中抜け。見えるのは、裾野と山頂部だけ。

 帰りに、立ち寄り予定の「ごてんば市 温泉会館」そば、温泉会館バス停を過ぎると、林が崩れている箇所がところどころにある。金時山への登山道も台風9号の影響で…??

 
乙女峠バス停に9時34分到着予定だったが、1時間20分も遅れて (;_;) 到着。
富士山は裾野と3,700mから上だけしか見えない。

 11時に登山口へ。そこには「通行止め」の張り紙とロープ、登山道は杉の倒木が散乱していて、通行不可。
しかしその横に迂回路地図が吊るしてあって、100mほど崩れていない林間を歩き登山道に合流とのこと。

 柔らかい土の上を、えっちらおっちら登って行くと、また「通行止め」の張り紙とロープ。
どうしようかと思案しているところに、黄色いリボンの束を手にした2人組が来て、ガレているところがあるので、注意して行ってください。と、ロープ横からの進入を勧めてくれる。

 ドド〜ン…ズズ〜ン…と、腹に響く、遠雷のような重低音が聞こえてくる。
富士山麓・自衛隊・東富士演習場で、3連休も関係なく、日本国民を守るために演習してくださっている、ありがたい音でしょう。

 登って行くと、対向してくる金時山からの下山者たちと結構行きかう。

 
乙女峠展望台で写真を撮り、明神岳、大湧谷の噴煙、神山、仙石原のススキ、右端の芦ノ湖を眺めながら小休止。
細い道を、対向者と道を譲り合いながら、
タマゴダケホトトギスなどを愛でながら長尾山へ。

 冬場と違って、落葉広葉樹が木陰を作ってくれている尾根道、稜線歩き。ところどころ狭く急なところもあるが、爽やかなに秋めいた風が吹きぬけ、爽快。

 
金時山山頂は今日も人が多い。
読売旅行のバッチ?ワッペンを着けた大団体が占領中。この、読売旅行のパーティの中に知り合いがいるとは、気付きませんでした。

 富士山は裾野と3,750mから上だけしか見えない。
あの金時娘?いや、金時おばぁさんで有名な金時茶屋の前のテーブルが空いたので、荷物を置いて、景色を楽しみ、写真を撮りあう。

 眼下に仙石原の湿原やススキの原、温泉街とゴルフ場。神山、駒ヶ岳・大涌谷から芦ノ湖、その上に連なる外輪山・箱根スカイラインの稜線が間近。

 しかし、宴会するには、日差しが強く暑い!
またテーブルにはコンロ使用禁止!との張り紙もあり、山頂標識裏下のテーブル2台があるところに移動しようと決め、移動・開店。

 見通しは良くないが涼しい木陰で、まずは乾杯、美味しい肴をつまみながら、ゆっくりとくつろぐ。
村谷はコンロでラーメンづくり。

 宴の後、金時昔は娘に、村谷が常備の水2Lボトルの残りを差し上げると喜んでおられました。

 なお、金時茶屋には、100回以上登った方の木札がかかっており、67歳から登り始めて、79歳の、2006年の4月に登頂3,000回をクリアした、田島笑子さんという地元にお住まい女性が、ダントツトップ。

 下り始め、最初の分岐から金時神社登山口へ向かう。
南面で乾いた道と、林間の沢沿いの湿った急な道を慎重に進んで、まさかり担いだ金太郎=坂田公時の
公時神社へ。

 美味しいご神水をいただき、本日の無事と好天を感謝、次回には富士山ご開帳をお願いし、バスの発車時刻10分前まで、お休みする。

 
金時神社入口バス停で定刻に来た高速バスに乗車。
さすが、連休初日で、対向車線は、乗用車やバスが続々と、途切れなく箱根目指して登って来る。

 乙女峠バス停からは、Mt.Fujiはすっかり雲にお隠れ、御殿場市街も雲の中。
坂をちょっと下って、
温泉会館バス停で下車。

  国道134号線、車の途切れるのを辛抱強く待って、信号のない横断歩道を渡り、坂を3分ほど下って、 ごてんば市温泉会館 到着。
¥500の2時間利用券を買って、混んでいる大広間へ行こうとすると、森山(淳)さんから呼び止められる。
 ご夫婦で、読売旅行の金時山ハイキングツアーでこられ、乙女峠へ下山の予定だったが、金時神社からの往復で、ここもツアーに入っている、とのこと。

 大広間に荷物を置き、富士山が対面にどーんと見える筈の大浴場へ。
雲の広がる雄大な景色?を見ながら、アルカリ泉のつるつるしたお湯で体をほぐす。気持ち良い〜。

 ビールを仕入れ、78畳の大広間に戻ると、団体さんが引き上げ、空席ばかり。
ゆったり足を伸ばし、飲食物の持ち込みO.K.なので、堂々と昼に食べ切れなかったツマミを拡げて乾杯!
追加のビールを買いに行く。

 バスの発車時刻10分前まで、お休みし、
温泉会館バス停へ。
10分ほど遅れて来たバスに乗り、各人2座席確保し、うつらうつら&ぐっすり熟睡しながら新宿へ向かいました。
 20分ほどの遅れで
新宿到着、散会しました。

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 コース
  乙女峠バス停、標高約730M〜(40分)〜乙女茶屋・乙女峠、標高1,005M〜(20分)〜長尾山〜(40分)〜金時山、標高1,213M〜(15分)〜金時神社分岐〜(45分)〜金時神社入口バス停=(バス約20分)=〜(3分)〜「ごてんば市温泉会館」(入浴)〜温泉会館バス停
  <合計歩行時間 約2時間半強>

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