★2007年9月10日(月) 「旧芝離宮庭園からレインボーブリッジ・お台場」
今にも泣き出しそうな曇り空の浜松町駅・南口に集合したのは、滝澤・田幸・ 村谷の3名。
10時半でも、羽田空港の乗降客と思しき多忙な人々が行き交う 改札口から、われら3名は先ず、隣接する貿易センタービル内のコンビニで昼食の買出しを済ませる。
1階に降りて、竹芝通りを右折し、旧芝離宮恩賜庭園へ入場する。
料金は 150円だが、65歳以上の老人は半額のため、本日も2名が得をする。
徳川幕府の 譜代大名であった老中・大久保田忠朝が、職権で?下屋敷として賜り、8年間 かけて庭園に整備したもの。
関東大震災で廃墟になったが、東京市が復旧させた 大名庭園で、敷地4万3千坪あり、かっては潮の干満を利用していた回遊式築山 泉水庭が特徴。
池の中には蓬莱島が作られていて、長寿の願いはいつも変わらない。
雨模様の平日とあって、園内は月曜が休みらしい若者や、われら同様毎日が日曜日のをぢさん・をばさんグループの姿しかない。
ばらばらと降ってきたので、東屋で休憩する。目の前の九尺台は、明治天皇が漁業の様子を観覧したとか。萩や彼岸花まだ早く、桔梗はほぼ終わりのようだ。
雨が上がったので、再び竹芝通りに出て、海岸通を横断し竹芝桟橋へ。
遅い夏休みを取って各地に向う若者が、出発時間待ちをしている。
水着姿の女性が写っている伊豆七島のポスターが目立った。
テラスからはレインボーブリッジがすっかりと見渡せる。
ゆりかもめの路線沿いに海岸を進む。日の出桟橋の先からは倉庫街が続く。
安田倉庫の名前が懐かしい。
芝浦ふ頭駅の先の芝浦側アンカレイジから、遊歩道が始まる。
先ずは、エレベーターで7階に上がる。全長1.7kmを、自動車と平行して進むが、海面から数十メートルもあるため、風が心地よい。
橋脚の下を潜る運搬船の船員の顔がはっきりと見えた。
東京タワーが、高層ビルの間から覗いている。
ほどなく、お台場へ到着、海岸へ降り立つ。
時刻も12時半、昼食休憩とし、台場公園の林間の草むらにシートを広げて、いつものように缶ビールで乾杯。
汗と湿気が、ぱっと吹き飛んだ。
午後1時を回って、青空が出てきたので砂浜を散歩。
傍に聳える高層マンションの住民らしい若い女性が、大小二匹の犬の散歩中だ。
大きな方は海が好きと見えて、波打ち際でジャブジャブと遊んでいる。われらも負けずに潮干狩りとしゃれ込んだが、人工浜のためか収穫はなかった。
目の前に見えるレインボーブリッジも、自分の足で渡ったせいか親近感を覚える。
アクアシティに上がって一休み。自由の女神像を見学する。
本場より小さいが、見掛けはそっくりだった。
此処も月曜日が休みの理容・美容師と思しき女性たちや、ハイキングをぢさん・をばさんで込み合っていた。
また雨が降ってきたので、前のフジテレビへ移動する。が、スタジオ見学は月曜で休館日。
雨がひどくなってきたので、ゆりかもめ・台場駅から乗車する。有明まで行き、2016年東京オリンピックの選手村予定地を見た後、Uターンして新橋駅に戻った。
午後3時半だったが、さすが新橋で、飲み屋が何軒も開いている。居酒屋「えのき亭」に入店し、生ビールやホッピーで、エノキダケのバター炒め、山芋の酢の物などをツマミに、今日一日をふり返り、再会を誓って締めた次第。(村谷 記)
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コース
JR山手線線・浜松町駅〜旧芝離宮恩賜庭園〜埠頭公園〜ゆりかもめ芝浦埠頭駅〜レインボーブリッジ芝浦側アンカレイジ〜(遊歩道経由)〜お台場海浜公園〜(以下、雨天のため、省略、潮風公園〜船の科学館〜パレットタウン)〜ゆりかもめお台場海浜公園駅〜JR山手線など・新橋駅
<歩行距離 約8km>
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