★2007年7月24日(火)「小石川 後楽園&植物園 、巣鴨」
JR総武線・水道橋駅西口に集合したのは、滝澤・田幸に、昨日、四国遍路・伊予の国・菩提の道場から帰京した村谷の3名。
予報とは異なり、快晴の青空の下、先ずは、神田川を越える。
外堀通りを飯田橋方面に進み、日中友好会館の横を通過して、先ずは、小石川後楽園に入る。入場料は300円、65歳以上は半額だ。
入り口の売店前では、夏休みのサービスとして、ザリガニ釣りの箱が置かれていて、若い母親が子供と一緒に楽しんでいた。
寛永6年(1629)に、水戸光圀が完成させた回遊式庭園で、海、河、山、野の4つの景観から構成されており、梅をはじめ、 桜、花菖蒲、さつき、紅葉が鮮やかに緑と調和する。
園内には、外国人を含めて大勢の人が、散歩中だ。関東大震災や先の大戦で、由緒ある建物や樹木が随分失われたそうだが、広い空間は、何にも換えがたい。
区内の小学生が田植えや稲刈りをするという田んぼの前で、同業の滝澤が、熱心に稲の生育状況を観察していた。
いつの間にか昼近くなっていたので、入り口のすぐ外側にある「涵徳亭」でランチを食することとした。内容や味も格別で、630円は非常にお徳です(+生ビールは315円)。
窓際の席では、無料で庭園の景観を鑑賞できます。
食後の運動を兼ねて、文京シビックセンターに移動し、25Fの展望台から都内の360度の展望を楽しんだ。
日影を選んで、春日通りを上がってゆき、小石川郵便局の先から、吹上坂へ左折し、小石川植物園に入場する。
何故か、入場券は、入り口の前のタバコ屋で売っているのが、東京大学らしい。
本来は、徳川綱吉の白山御殿あとだが、八代将軍吉宗が、幕府の薬園にしたものだ。広大な園内には、4000種類もの植物が育てられていて、芝生は子供たちの格好な遊び場になっている。
梅雨明けはまだだが、ミンミン蝉が鳴き、シオカラトンボやムギワラトンボが飛んでいる。
のんびりと散策しているうちに、いつのまにか日が高くなってきたので、白山神社に移動する。天暦2年(948)、加賀一宮白山神社を奉勧請した、東京10社のひとつだ。駐車場が境内の広いスペースを占めていたのは、都心ならではかもしれない。
続いて、白山通りを日陰沿いに巣鴨に向かう。
ちょうど、4の日の縁日とあって、地蔵通りは大勢の老女たちで賑わっている。折りしも参議院選挙の終盤戦とあって、ドクター中松や丸山弁護士の応援で塩ジィが演説中だ。
とげぬき地蔵にお参りしたが、すぐに直せる悪いところがない我ら3名は、列を作る善男善女に願掛けの場を譲った。
一日の締めは、巣鴨駅近くの中華「蔵王」で、餃子、シュウマイ、野菜炒めをビールと紹興酒で平らげた。(村谷 記)
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コース
JR総武線・水道橋駅〜小石川後楽園〜文京(区役所)シビックセンター(25F展望台)〜小石川植物園〜白山神社〜とげぬき地蔵(4の日の縁日)〜JR山手線・巣鴨駅
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