★2007年5月5日(土)「美の山(蓑山)」
晴天、初夏のような陽気の 子供の日、西武線・快速急行は満席+立ち客で賑わっていた。
飯能駅からは、新緑に囲まれた山村の駅でハイカーを下ろしながら、横瀬駅到着。
ここで芝桜鑑賞客を大勢降ろし、三峰口行きの4輌と分割され、長瀞行き車両は西武秩父駅には行かずに秩父鉄道線へ入る。
がら空きになった最後尾車両付属の手洗いを使い、親鼻駅改札口のある最前部に向かって池田と田幸が次ぎの車両に行くと、古澤兄と出会う。YSC初参加とのうれしい言葉だ。
親鼻駅ホームで山岡・池田・田幸・古澤・清水・村谷の6名が集結。
ヤマツツジの見頃、 花の美の山 登山口、あと10名ほどのハイカーも一緒に下車
した。
山岡をリーダーに、線路と国道を横切り、山道へ入る。
山岡は快調に歩むが、初参加者のために、ちょこちょこと休みながら…。
他のパーティと休憩のタイミングが違うので、先になり、後になりしながら、“宝く
じ桜”がところどころに植えられている、新緑・黄緑色の葉を通した、柔らかい光を浴びながら、進む。
スミレの類、チゴユリやニリンソウが足元でやさしく咲いている。
イカリソウは花は萎れかけて終期だ。マムシグサが、大小、あちこちに鎌首をもた
げている。
フデリンドウやヒトリシズカは少ないが、見当たった。
周遊道路を3度ほど横断しながら高度を上げ、「関東ふれあいの道」 ”美の山公園を訪ねるみち"のコース案内板やベンチがある、見晴らし園地に着き小休止。
今日は春霞、不見晴し園地だ。
ここから、舗装道路を直登すれば頂上だが、この季節、ツツジ鑑賞がメイン。
蓑山神社経由ツツジ園地を通って行くこととした。
簑山神社の本殿前の急階段を、皆野駅から来た、ハイカーおばさんたちが元気に登って来た。
神社横から、ヤマツツジを右に見ながらの急な登り、たいした距離ではない
が…。
ツツジ園地に入り、花を愛でながら、山頂園地に向かう。
時間も良し、モミジの木陰の芝生を大休止場所とし、初参加・古澤兄歓迎の宴開宴。
久し振りの再会で話はドンドン弾み、転がる。おいしいつまみにビールであっとい
う間に1時間。
まだ残っているサクラ園地の八重桜花の下でパチリ。
アジサイ園地を通り、家族連れの観光客が大勢いる、売店などの施設が集合している駐車場上の広場へ向かう。
遠望がきかないので、山頂展望台には、初めての古澤兄だけが登り、5名は手洗い。
「関東ふれあいの道」 や周辺の動植物や風景写真などを展示しているインフォメーションセンターで学習。
山頂展望台下「黒谷」への下山標識に従い、池田をリーダーに、下リ始める。
池田は、あおい会での山行で鍛え、下り方も上手になり、ゴロ石の細い道を早い
ペースで、おりて行く。
新緑と杉などの濃緑のまだら模様、ところどころに山フジの紫が新緑に映え、ツツジの赤、オオデマリやコデマリの白、里山の春を満喫。
所々かなり急なところがあったが、山道が終わり、竹林の中にシイタケ栽培の ほ
だぎ のある民家の横でお茶タイム。
アツアツのココアを入れ、一息入れる。山岡と古澤は下山後のビールを美味しく飲むために、ココアはパス。
集落を抜け、畑の中を下り、和銅採掘露天掘跡へ。
大きな銅銭のモニュメント前に並んで、ハイ、キムチ。
ひとくだりで国道、セブンイレブンの先、押しボタン信号を渡ると、黒谷駅。
電車は6分待ち、秩父駅で熊谷行き SL「パレオ エクスプレス」に出あった。
御花畑駅はスゴイ人波、これでは西武秩父駅周辺での反省会は…
秩父神社方面へ転戦し、村谷が地元住民のおばさんに裏通りの十割蕎麦屋を教えてい ただくが、満席の盛況でパス。
秩父神社まん前の番場通り、レトロな造りの「小林煙草店」と 牛・豚肉の味噌漬
「安田屋」との辻、を北に曲がったところにある大正ロマン溢れる これまたレトロ
な造りの 「カフェ・パリー、食堂パリー」の玄関でオジサンが開店準備中。聞く
と、入店OKとのこと。
早速よ〜く冷えた、サッポロ黒・大ビン麦酒で乾杯!ウマイ!
餃子、シュウマイ、野菜炒めなどと、+秩父錦を3本、5本…で反省会。
昔話や今話に盛り上がる。
そのなかの一つ、5月17日〜19日には、吉田・滝澤・清水・村谷の4兄が
「旧・東海道歩き」を再開し、まずは三島から静岡へ歩く。
YSCの19日(土)の山(散)歩は、田幸が代行し、奥武蔵ハイキング入門の
「日和田山」を予定しており、池田&古澤&にも参加要請し、快諾をいただく。
そういえば、この話題の中で、吉岡(家)兄が「旧・東海道」を歩き通したとのこと。慶祝!
すっかり出来上がって、まずは秩父神社にお礼参り。
秩父事変での殉職警察官の墓所、四季折々の花の寺、札所15番・「五葉山小林寺」にも立ち寄り、咲き誇る牡丹を楽しんだ。
また、居合わせた34ヶ所霊場巡り何巡目かのおじさんにお話を伺い、清水・村谷
の歩き巡礼完達者は共感していたようです。
西武秩父駅へ行くと、仲見世中央広場で丸テーブルの一つ、ちょうど2名のおばさんが立ち上がるところ。
村谷がすかさずテーブル確保、イス6個も周辺から。
缶ビールと秩父錦に味噌蒟蒻を仕入れ、発車時間待ち?
西武・秩父線用のボックス席×2を横並びで確保し、新緑のなか、清流と奥武蔵
の緑の山々を楽しみながら、尽きぬおしゃべりでした。
清水兄の本日の作品を発表します(*^_^*)
◆初参加の古澤さんを迎えました。
「新しき 仲間迎えて 意気あがる」
◆桜で有名な美の山は山つつじも見事でした。
「美の山の 桜の後の 山つつじ」
◆今は新緑真っ盛りです。
「新緑の 色鮮やかさ 目にしみる」
◆秩父で素敵なお店で第一次反省会
「秩父では 食堂パリの レトロ良し」
◆反省二次会はいつもの仲見世でした。
「次に待つ 秩父仲見世 酒美味し」
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コース
秩父鉄道線・親鼻駅〜(10分)〜萬福寺〜(25分)〜美の山公園道路〜(30分)〜みはらし園地〜(10分)〜蓑神社〜(10分)〜つつじ園地〜(15分)〜美の山山頂展望台〜(35分)〜和銅採掘露天堀跡〜(15分)〜秩父鉄道線・黒谷駅
<合計歩行時間 約2時間半>
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