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★2007年4月28日(土)「天覧山〜多峯主山〜吾妻峡

 午後には雷が鳴り、突風が吹き、雹が降るかも、山は注意!との予報で? 西武線の快速急行の座席は大型連休初日なのにポツポツと空いていました。
翌29日、翌々日も無風・晴天との予報だし、芝桜鑑賞の人たちが、「今日の遠出は危険、やめよう!」と?

 飯能駅の改札口に、菅野・百石・田幸・清水・村谷の5名が集結。
西武鉄道発行の「奥武蔵ハイキングマップ 多峯主山 天覧山 高麗峠」をいただく。
今日は、小学校低学年の遠足コースを歩くので、雷鳴が轟いて来たら逃げ帰ることとして、出発。

 
飯能河原手前から観音寺を経て、能仁寺すぐ手前の交差点にあるコンビニで飲食物を補充し、能仁寺の東参道入り口で記念撮影。

 飯能営業所長経験者の大兄が、「その当時は仕事に没頭していて、天覧山や能仁寺に行ったことがない」とのことで、境内へ。
 アジサイや紅葉で有名?な寺だが、今は新緑新緑新緑に
つつじの赤い花が少々。
飯能戦争について学び、今日も、歩いているうちは降雨や落雷のないよう天候祈願。

 寺の東側の坂道を上り、トイレ併設の“
天覧山中段”の広場の案内板で、天覧山周辺の地理を学習。

 広場のすぐ上の、
十六羅漢さんたちの表情を観察し、今日のハイライト 鎖完備・岩場の急な階段 を ちょいと登ると、もう、天覧山の頂上だ。
何回か来ているが、いままで開いていたことのない売店では老夫婦?が開店準備中。

 山の眺望パネルが設置されているが、図にある丹沢、富士山、奥多摩の山々は、かすみのかなた。
ということで、春の陽を浴びながら眼下の飯能市街地を望み、居合わせたおじさんに写真を撮ってもらい、多峯主山に向けて下りはじめる。

 下りきった小川の流れる湿地帯の中に、なにやら摘んでいるワンペア、大声で聞いてみると、
セリ摘みとのこと。
 
 
飯能笹が茂り、左右に稚児百合が咲き始めた見返り坂をゆっくりと登り、さらに、「よしだけ」とよばれている竹や、シャガの花を見ながら雨乞池へ。
池から、ちょいと登れば
多峯主山頂上。
ベンチつきテーブルの1つが空いていたので拝借。
居合わせた若者に頼み、記念撮影。
山頂周辺の
ツツジは咲き始めたところ。
高麗駅手前に武蔵台団地、その先に巾着田、新緑の日和田山から左へ続く奥武蔵の稜線、山並みを楽しみ、ウグイスシジュウカラの声を聞きながら開店。

 まばゆい太陽を浴びながら、清水と村谷が持参のコンロで湯を沸かし、ソーセージを茹で、ラーメンなどを作り、持ち寄りの食品で豪華昼食タイム。1時間余の大休止。

 おばさん連れ、子供づれ、犬連れの家族たちが登ってくる。

 山頂をあとに急階段を下り、
御嶽八幡神社に参拝し、吾妻渓谷に向かう。
途中の竹林で竹の子を探すが見当たらなかった。

 名栗方面のバス通りに出て、幼稚園の先、スーパー横の路地を道標に従い、路地へ。
畑や無人の野菜直売所をのぞきながら、川へと下りる。

 川の中に、“
ドレミファ橋”と名付けられた渡り石が置かれ、われらはその上に並び、ハイ チーズ。
対岸に可憐な白い花が一面に、近寄ると
ニリンソウの大群落でした。

 河原では、アウトドア用のテーブル2台を並べ、バーベキューを楽しんでいる大人&子供8人。

 天候もまだ安定しているし、時間は早いし、ここでお茶タイム。
湯を沸かし、ココアを作り、まだ冷たい清流での 冷水足浴 & 新緑浴だ。

 対岸の斜面をちょいと登って民家の庭の花を眺めながら、
八耳堂(太子堂)&軍荼利神社へ。
満開、散り始めた
八重桜が併設のトイレの横にあり、小便器にも花びらが…キレイ…。オシッコをして、八重桜と一緒にカメラにおさまりました。

 
飯能河原には、家族連れが、川幅いっぱい 30匹ほどの鯉のぼりの下で遊んでいました。
また、川虫を採取している釣り人がいたので、しばらく観察。

 
中央公民館への階段を登り、大通り商店街から銀座通り商店街を経て、丸広百貨店の横丁を入り、「 名栗渓谷 うどん そば ゆきやなぎ 」へ繰り込み、お座敷へ上がり込む。
 
 まずは、ナマビールで喉をうるおし、枝豆に寄せ豆腐、コシアブラやコゴミなどの山菜天婦羅で、八海山・久保田・浦霞・住吉など好みのお酒を味わっていると、雨、でも小雨だ。
…東京や千葉の沿岸部はひどく雨が降ったとのことですが… 

お開きにするころには、ちゃんと雨は止んで、空はところどころ青くなっていました。

清水兄の本日の作品を発表します(*^_^*)
 ◆天覧山は明治天皇がお登りになられたそうです。
  「天皇の 良い眺めじゃに ご同感」

 ◆多峰主山は家族連れで賑わい
  「この字から とうのすやまは 読めません」

 ◆名栗川と入間川は名栗大橋で名前が変わるそうです。
  「名栗川 大きく曲がって 入間川」

 ◆飯能市の郊外は緑がいっぱいでした。
  「新緑と 鴬の声 いい季節」

 ◆おしまいは飯能駅前「ゆきやなぎ」さんで並々と注がれたお酒でした。
  「酒注ぎ 溢れこぼれて おぉ満足」

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 コース
  西武線・飯能駅(10分)〜観音寺〜(10分)〜能仁寺〜(10分)〜天覧山、標高:195m〜(見返り坂経由、30分)〜多峯主山、標高:271m〜(5分)〜御嶽八幡神社〜(25分)〜ドレミファ飛び石(橋?)・吾妻峡〜(5分)〜八耳堂・軍荼利神社〜(35分)〜飯能河原(15分)〜飯能駅
  <合計歩行時間 約3時間半>

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 ※西武鉄道・ハイキングマップ「多峯主山」に準拠して歩きました。

管理人メモ
 ●今日、奥高尾で、夏目兄が 陣馬山→小仏峠 の 散歩途中で、対向してきた、野島兄に会ったとのこと。
ご両人とも、雷雨前に下山できるよう近場の散歩ですね。


オリンピック早稲田店が、27日の火災の跡片付けをしてました。↑

割烹旅館・岩清水⇒
上階左端角部屋からの眺めはお勧めです

飯能河原

さんぽ

ドレミファ橋

シャガ

ニリンソウ