西武池袋線・東久留米駅西口に集合したのは、西川・滝澤・久々に参加の吉田・田幸・百石・村谷の6名。
先ずは、支流の落合川方面に南下する。
天気晴朗・微風快晴・気温好適の散歩日和とあって、中途昼食休憩時のツマミと弁当を求めるべく、食品店に立ち寄る。
入店したが、未だ弁当などが到着していないとのこと、ままよと先を進む。
旬の筍(たけのこ)でも調達しようと訪れたのが竹林公園。
入り口でスタートの記念撮影をしようとデジカメを構えたところに、トイレから散策の中年男が出てきて、全員一緒で写真におさまった。本日も幸先がよい。
見事な竹林においしそうな筍がちらほら。でも、竹の子堀りは厳禁でした。
湧水と尾瀬を思わせる木道を確認した後、落合川の遊歩道に戻り、川下り、いざ出発。
流れにはたっぷりの水草が生い茂って、メタボリック症候群ではないかと思われるほど丸々と太った(鯉釣師・西川の見立てでは体長70cmほど)鯉が群れを成し、シロサギやカルカモに、早くもツバメが飛び交っている。
葉桜とはいえピンク色が十分残るサクラに、菜の花やからし菜の花の黄色、花桃の赤い花など、東京にもこんなに のどかな川があったのかと驚かされた。
暫く下り、神宝大橋で黒目川に合流、東京都から、埼玉県新座市に入る。
川床が砂地から石に変わるが、流れは相変わらず流麗だ。真黄色な菜の花と土手の若草が続く。
大きな鯉が餌も求めず泳いでいる。
われらと同じ年代の男女が散策し、幼稚園に入園したばかりの女の子を記念撮影する母と祖父母、昼で学校が終わったらしい中高生などが行き交う。
ふと時計を見ると昼近いので、コンビニを探すが見当たらない。
馬喰橋を右折して、片山県道に出て探すが見つからない。
再び川に戻りかけたところで出会った老人(失礼)に聞くと、すぐ先に「いなげや」があると教えてくれた。
また、県道に戻り、豊富なメニューに迷いながら、夫々、食料&飲料を調達。
貸し農園の間を戻って、河岸土手下の桜花が残る桜の木の下の草原に着いたときには、12時を回っていた。
早速、シートを広げて大休憩。夫々好みで調達したにもかかわらず、ヘルシーでバランスが取れた献立が揃った。
土手を通りかかった同年輩のおばさんが、“おいしそうね”と声をかけて行く。
短すぎるスカートで自転車を漕いで行く女子高生が軽蔑?の眼差しを投げかけるが、一向に気にしない。
空は晴れて、暖かくそよ風が心地よい。
美味しい食事、それぞれ好みのアルコールなどの飲料で喉をうるおし、おしゃべり、思わず1時間近くが経つ。
長居してしまったが、ツマミもなくなったので神輿を上げて出発。
関越自動車道の下をくぐり、左手の野球場・右手の射撃場や新座市営墓地に差し掛かると、川原の斜面の草原で、草もち用の蓬の若葉を摘む娘さん&おば様たち、野蒜を採集する女子中学生が次々に現れて、飽きない。
そうは言っても疲れてきたので、小さな公園の、枝がほとんど延びていない藤棚の下で、最後の休憩をし、早く打ち上げようと一致する。
新高橋で黒目川とはお別れし、左折して、一路、朝霞台駅&北朝霞駅を目指す。
上り坂になったが、ゴール近しとあって一同懸命に上りきる。
駅前で、昼から夜中まで通しで営業の「天狗」を発見してゴールイン。
爽やかな汗を潤おす生ビールが、甘露、甘露、甘露。
ソラマメ、肉豆腐、ナス一本漬け、チジミ等などを肴に、薩摩芋焼酎「おごじょ」も格別だった。
朝霞台&北朝霞の両駅から東西南北に別れて、近々の再会を誓って帰途につきました。(村谷 記)
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コース
西武池袋線・東久留米駅〜竹林公園〜落合川遊歩道〜神宝大橋〜黒目川遊歩道〜馬喰橋〜堀之内橋〜桶之橋〜新高橋〜東林橋〜浜崎黒目橋〜東武東上線・朝霞台駅、JR武蔵野線線・北朝霞駅
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★2007年4月10日(火) 「落合川〜黒目川」