★2007年3月27日(火)「荒川・赤羽岩淵〜北千住」
引っ切り無しに乗客が乗り降りするJR線・赤羽駅 西口 北改札口に集合したのは、昨日に引き続き、菅野・田幸・村谷の3名。
改札口横のコンビニ「NAWADAYS」で昼食の準備をして、いざ出発。
駅前の様子が、かっての赤羽のイメージとは一新したのに驚く。
岩槻街道を北上し、新荒川大橋で新河岸川を渡り、土手の舗装道路を東に進むと隅田川と荒川の分岐点である岩淵水門に到着。
好天に誘われ、大勢の幼稚園児が、若い女の先生に引率されて、遊んだ後の早めの弁当を広げていた。
この水門から隅田川と荒川が分岐する。
江戸時代よりたびたび氾濫を起こして、江戸→東京の住民を苦しめていた隅田川を治めるため、明治43年に死者369名を出した大洪水を契機に、15年間の歳月をかけて20数キロの荒川放水路が作られたのだ。
赤い水門と青い水門が並んでいて、大正13年に作られた赤い旧水門が老朽化のため休止、その役割が大型の青い新水門に代わった。
土手下にある国土交通省と北区が共同で運営する「荒川知水資料館」で、詳しい内容を学び、トイレをお借りする。
年度末のためか?木の階段の更新や、新しい東屋の建設が盛んに行われている道を通り抜けて、荒川岩淵緑地に出る。期待していた桜はまだ3分咲き程度だが、堤防に沿ったタータン道路は、幅が広くてとても歩きやすい。
また、下流までずっと草むらが続いているので、足に自信がない、足を治療中の人でも負担が軽くて済みました。
河川敷きの中にある「都民ゴルフ場」では、熱心にプレーするゴルファー姿がちらほら。鹿浜橋近くで、12時のチャイムが聞こえたので、対岸の緑地で昼食休憩と決める。
ここから、荒川河口まで19キロの表示があった。
ウイークデーとあって、誰も車を停めていないにもかかわらず、管理人2名が駐在している駐車場の先の草むらに、シートを引いて大休憩。
本日も3人なので、ツマミがやや多目だったが、ビール・酒を気持ちよく飲み干した。
日差しこそ少ないものの、歩いたあとの水分補給はウマイ、気持ちが良い。
再び神輿をあげて、中央環状線が分岐する五色桜大橋、日暮里・舎人線を建設中の扇大橋を過ぎ、行程の残りも3分の1となったので、らくがき広場で最後の飲み物休憩。
好奇心が強い一羽の鳩がわれわれに近づいてきたので、ビスケットを細かくして放り投げると、懸命に嘴を動かして啄ばんでいるのが人懐っこく、可愛い。
遅れてきた仲間の鳩より随分得をしたためなのか、われわれが歩き出した後をよちよちと付いてきたのには驚いた。
西新井橋を過ぎると、行く手に日光街道が通る千住新橋が見えてきたので河原の道から上って、長い橋を渡るともう千住だ。
まだ、午後3時とあって、打ち上げの適所を探しながら、北千住駅前の横丁までやってきて、休みなしで営業中の大衆酒場「幸楽」に入る。
大勢の常連客?に混じり、季節ものの菜の花の胡麻和え、うな肝焼きやマグロ納豆などで本日の労をねぎらった。
菅野は、かって勤務した千住支社の跡地に立ち寄るとのことで、「幸楽」の前で解散した。(村谷 記)
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コース
JR埼京線など・赤羽駅〜東京メトロ・赤羽岩淵駅前〜荒川知水資料館〜新赤羽岩淵水門〜鹿浜橋〜江北橋緑地〜扇大橋〜西新井橋〜千住新橋〜JR常磐線、東武伊勢崎線、東京メトロなど・北千住駅
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大きな鯉?が釣れました
ビスケットをついばむユリカモメ