ホームへ

 ウイークデーで混み合うJR・新橋駅汐留口に集合したのは、菅野、滝澤、田幸、百石、山岡、清水、村谷の7名。

 地上への階段を上り、ゆりかもめ・新橋駅のエスカレーターを潜り、第一京浜に出て、銀座方面に進む。外堀通りの信号を横断し、首都高速に沿って
浜離宮に到着。
300円(65歳以上の2名は半額)を支払い正門から入る。

 先ずは、広い庭園に浜離宮初体験の面々が感激する。外国人を含めて、かなりの来場者がいる。
いつの間にか出来上がった高層ビル群と、かっては将軍家の鷹狩場だった広壮な庭園が、以外にマッチしているのが不思議だ。
都内では唯一、海水を引き入れていて、ハゼ、ボラ、セイゴが住みついている筈だが、濁った水面ではしかとは判別できなかった。

 年度末とあってか、大勢の作業員が藻を掬い上げたり、石を掃除していた。食い意地の張った田幸がその藻は食用になるか?と質問して困らせていた。

 茶室で抹茶と和菓子をいただくには500円必要なので見送り、代わりに将軍も展望したという高台から、ベインボーブリッジを臨んでお茶タイムを済ませた。
花が散って寂しい梅林の先には、今を盛りと
菜の花が満開であたり一面に芳香を放っていた。

 麗らかな春の太陽を浴びて、
築地市場に向かう。昨日、奥様と下見(デート)したばかりの菅野の案内で、先ずは場内市場に到着。
時刻も12時まで30分とあって、人気のすし屋やラーメン屋に並ぶ行列の長さは、まさに泰平そのものだ。

 人ごみを掻き分けて
場外市場を経て晴海通に出たところの角に ローソンがあったので、昼食の買出しをした。

 勝鬨橋の手前、左ふもとにある
住友生命ビル直下の小公園で、昼の宴を開始する。

 7人が夫々自分の好みにあったつまみをシート一杯に広げ、先ずはビールで乾杯。
清水の定番の蟹かまぼこや、チャーシューの他、村谷が場外市場で衝動的に買った、小女子&胡桃の甘辛煮(525円)が特に好評だった。

 食事をしているうちに太陽が顔を出して暖めてくれたので、思わず長っ尻になってしまい、神輿を上げたのは1時をとっくに過ぎていた。

 勝鬨橋の手前、右ふもとにある
勝鬨橋資料館で、勝鬨橋の歴史を学び、100分の1の模型を使ったシミュレーションで橋の機能を確認する。
 新宿から月島まで都電に乗ったことがある田幸は、歴史の生き証人として、橋の上下に待機した経験を披瀝してくれた。

 隅田川を越えて直ぐに見える巨大なトリプルタワーが、
トリトンスクエアーだ。
朝潮運河は動く歩道で一跨ぎだが、急がないわれ等を尻目に、現役の諸君が忙しく追い抜いてゆくことに快感を得た。

 山岡&清水が受付嬢から情報を入手し、
第一生命ホールのみの経営で、プロジェクトの中心は住友商事と判明した。

 
花のテラスに出ると、四季折々の花々が植えられ、隅田川が眼下に広がる心地よさだ。
朝潮橋を渡ると一転して木造造りの路地裏が、両側に見え隠れする。

 再び清澄通りを渡り、
もんじゃ通りへ右折する。あまりに多いもんじゃ焼き店に一同またあきれる。
月島温泉傍の隠れメニューのレバーフライ(105円)の店は、折悪しく昼休みとあって、期待していた村谷はちょっと残念。

 
月島駅を過ぎ、佃から相生橋たもとの小公園で小休止。橋を渡ると江東区。
お目当ての
東京海洋大学明治丸は、見学時間が2時半までのため(やっぱりお役所仕事)次回への引継ぎ事項とする。

 この地域を普段の散歩コースにしている村谷の案内で、
古石場親水公園で時間調整することとした。
この付近の地名は、江戸時代に各屋敷で栽培されていた実績に因んで、
牡丹(町)という。
公園の入り口の
牡丹園では、暖冬で狂い咲きし始めた牡丹の手入れで係員が大忙しだった。

 のんびりと時間を費やして、3時半過ぎにお目当ての
魚三酒場・本店に着き、先頭に並び、定刻午後4時に、真っ先に入場した。

 7名と大人数のため4階まで階段上りをしてゴールイン。
 例により、刺身大皿盛りにうなぎ肝、あさり&小柱かき揚げ、くさや、一人前50円のアラ煮などなどを生ビール&日本酒大徳利などで平らげて、本日の無事に感謝した。(村谷 記)

                               このページのトップへ戻る
 コース
  
JR山手線など・新橋駅〜浜離宮恩賜庭園〜築地場外市場〜勝鬨橋〜晴海トリトンスクエアー〜月島商店街〜佃〜東京海洋大学〜古石場親水公園〜東京メトロなど・門前仲町駅

                     前のページへ  次のページへ


★2007年3月13日(火)「新橋 浜離宮〜門前仲町、下町散歩」













さんぽ