ホームへ

★2007年3月6日(火) 「千川上水」

 昨日の春二番が嘘のような爽やかな空気が一杯の、西武新宿線・井荻駅南口に集合したのは、滝澤、矢野、田幸、清水、村谷の5名。

 本日のメインは、淀橋浄水場の移転で、一時水流が絶え、平成元年から昭島市の下水処理場の処理水活用で復活した千川上水だ。

 引っ切り無しにバスが行き交う駅前から、先ずは、
環八陸橋を潜り抜けて、商店街を南下し、遊歩道に出た。

 暫くは上石神井方面に、西武線と並行するが、一旦住宅に遮られ、200mほどでまた姿を現し
杉並工業高専前まで続く川の跡地だ。道の両側に植えられた木々には、夫々名札が着いており、一同頷きながら先週の主な出来事を報告しあう。

 高専前の公園で飲み物&タバコ休憩。休みらしい若い夫婦が、よちよち歩きの女児を見守っている姿が、懐かしい若い日々を回想させる。

 ここで、川筋が切れたので、都営住宅の間を抜けて
千川通りを目指して神輿を上げる。
静かな住宅地で珍しく交通事故があったのか、パトカーや救急車が止まっていた。警官も数名で出ていたので、大人しく信号を守って横断する。

 
立野橋からは、本格的?な川歩きになる。
折りよく「
いなげや」があったので、抜かりなく昼食の買出しをして出発。
よく整備された足に優しい土の道に、テンポも快調だ。

 関町一丁目の交差点で
青梅街道を横断し、畑のあぜ道を行くと、手ごろな小公園があった。時刻は11時半すぎと頃合だったが、武蔵野中央公園まで一頑張りすることとした。

 散策する老人や買い物に行くらしい主婦とすれ違っているうちに、左手にNTT電通総研の巨大な建物が見えてきた。
ここで、千川上水とは分かれて、伏見稲荷通りを三鷹駅方面に南下し、グリーンパーク
武蔵野中央公園に到着。
広い原っぱが見える小高い丘にて昼食とする。戦前は中島飛行機製作所の工場、戦後は米軍住宅との変遷の後、原っぱをそのまま生かした公園になっている。

 例によって、ビールで、豊富なつまみを肴に盛り上がる。
山行きの訓練らしい装備完備のおば様の歩行訓練や、目ざとくやってきた鳩などの鳥を横目に大休憩。
空もすっかり晴れ上がり、今日も快適だ。

 公園の南辺から再び快適な土の道の
グリーンパーク遊歩道が続く。井の頭通りを横断すると、右手に境浄水場の広大な敷地が見える。
道の名も、ここからは
堀合遊歩道に変わったが、相変わらず快適な土の上を歩けるのが嬉しい。大きな屋根つきの東屋で小休憩。
   
 JR中央線が見えてきて、
堀合公園で遊歩道は終了。
このコースは、静かで、武蔵野の面影があり、思わぬ掘り出し物だったとの意見で一致した。

 当初のコース案内では、三鷹駅で解散の予定であったが、井の頭公園経由吉祥寺駅まで延長することとする。
 ∵清水&村谷は、夜の会合予定があり、ここでの解散では、待ち時間があり過ぎるので (*^^*)

 跨線橋を越えて、
三鷹駅南側の商店街を抜け、三鷹通り、さくら通りを横断し、むらさき通りを北上すると玉川上水・むらさき橋に突き当たる。

 一昨年12月に訪れたときには年末休館だった、「
山本有三記念館」は、清掃のため又も休みだったが、広い庭を散策し、大きな路傍の石?岩?の前で、記念撮影。

 上水沿いには、レンガ造りの瀟洒な家が立ち並び、夫々我が家と引き比べてそっとため息をつく。

 やがて武蔵野の森が濃くなり、
井の頭公園に到着。
渡り鳥や渡らない鳥が、池に一杯いたが、餌やり禁止のため、眺めるだけ。
休日並に若者のカップルで溢れる公園から駅への商店街を上り、一昨年12月にも行った駅裏の
ホルモン焼き屋に突入。客は我々だけ。

 生ビールでカンパイ。
煙を浴びて飲む ホッピー+焼酎 の味は一入で、一日の疲れが吹き飛んでしまった。
(村谷 記)

                             このページのトップへ戻る

 コース
  西武新宿線・井荻駅〜井草遊歩道〜上井草総合運動場〜千川通り〜竹下橋〜吉祥寺橋〜更新橋〜三郡橋〜武蔵野中央公園〜グリーンパーク遊歩道〜堀合遊歩道〜三鷹駅〜玉川上水〜山本有三記念館〜井の頭公園〜JR中央線など・吉祥寺駅

                             前のページへ  次のページへ


さんぽ