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★2007年1月16日(火) 「府中〜国分寺」

 青空・微風の府中駅改札口に集合したのは、滝澤・百石・山岡・田幸・村谷に加えて、YSC初参加の岡田の6名。
 毎年6月恒例の湯桧曽保養所1泊の谷川岳登山に、岡田も15年ほど前に参加したことがあります。

 先ずは、大国魂神社へ初詣に出発。
お互いに数(十)年ぶりに国指定の天然記念物である「
けやき通り」を進むが、道の両側には大きな建物ができ、天然温泉もあり、様変わりしているのに驚く。

 縁日と違い、出店・屋台がない参道が広〜く感じられる。
旧甲州街道を渡り、
大国魂神社境内に入ると左手に明治時代に作られた土俵がある。
田幸から 4月には靖国神社で入場無料の奉納大相撲 が開催されるという耳よりな情報が提供される。

  ※靖国神社のホームページへ 

由緒ある佇まいに浸りながら、本殿に参拝し、今年1年の安寧を祈願した。
東京都の地酒が奉納されていたのは正月らしい。

 再び、府中駅方面に戻るため門を出たところで、警視庁の名入りのティッシュを貰い、交通安全、青信号を待って横断する。
空には雲ひとつなく、足取りも軽く、初詣でやら初打ちの話題で盛り上がる。

 この付近に土地カンのある岡田から、地元情報が詳しく提供される。
ケヤキは老木が多いが、府中駅の北側はまだ昭和生まれと山岡が認定。

 ケヤキ通りのはずれ?で、「
さくら通り」へ右折する。
両側のマンションと
桜の木が競合しているが、やはり桜の分が悪いようで、曲げられたり一部が切られていた。

 小金井街道の少し西側にある「
いちょう通り」へと左折して、国分寺方面へ進む。
マンション群が続く先に、
農工大牧場農場が左右に出現する。
街道沿いとあって、鉄条網や塀に囲まれているが、何とか農場の端のほうに入り込めた。
枳殻(カラタチ)のとげの鋭さを知った。

 歩き出して1時間ほど経過したので、昼食休憩のため道路わきの「セブンイレブン」で飲料・食料を調達するついでに、岡田が昼食適処、広場のある「新町文化センター」の情報を聞き出す。

新町文化センターの広場の砂場の傍にシートを広げて大休憩。
百石・山岡両家自家製の沢庵はじめ数々のツマミを囲んで久々の再会に乾杯。
 本日の嚆矢は、途中の酒店で山岡が調達した“真澄”の“あらばしり”だ。美味しい
(~_~)
“曇り”の天気予報なれど、いつまでも続く青空につられて思わず知らず大休憩の時を過ごした。

 
東八道路に突き当たり、八王子方面に進む。例の少年が収監されている「少年医療院」を過ぎて、武蔵国分寺跡方面に左折する。生産緑地として残された畑道が、子供のころを思い出させる。
跡地正面の静寂の中に国分寺の石段があり、登って、一同参拝。
万葉の歌に詠まれた木々が揃えられた庭園前から、
お鷹の道を行く。

 武蔵野台地の崖下から流れ出た清流には、優雅に鯉が泳いでいる。夏場には蛍見物で賑わい大変な人出のようだが、オフシーズンは絶好の散歩道だ。
道端で100円均一の野菜が売られていて、百石・山岡は奥さんへのお土産を購入していた。

 木々が大きく緑豊かな公園で母子が遊んでいる横を通過すると、国分寺駅はもう真近だった。
坂を上り詰めたところにあるビルの地階に、居酒屋「
多古屋」を発見。
丁度出勤してきたママに聞くと、3時オープンとのこと。

 今日の散歩はここで終了と衆議一決。
しかし、開店まで30分ほどあるので、駅至近の「都立
殿ヶ谷戸庭園」に足を運び、岩崎家所有だったという回遊式林泉庭園を散策、早くも満開の黄色い蝋梅の木を背景に記念撮影し、あずまやで時間調整。
ころは良し、店へ取って返す。

 期待にたがわず、安くておいしい。ほんのりし、再会を約して散会した。(村谷 記)


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 コース
  京王線・府中駅〜大国魂神社〜ケヤキ並木〜さくら通り〜いちょう通り〜東八道路〜武蔵国分寺跡〜国分寺〜お鷹の道〜殿ヶ谷戸庭園〜JR中央線など・国分寺駅
  
(以後、本日は省略)
〜花沢通り〜東恋ヶ窪浄水場〜恋ヶ窪〜上水本町〜玉川上水・小松橋〜JR武蔵野線・新小平駅
  <全長約10km>

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