今日は、予報の通りの悪天、寒い。 ちなみに翌日は快晴です。
村谷は、当初予定の高川山の代わりに、相模湖周辺の“温泉つき”コースを選定してきていたが、雨がそぼ降る高尾駅のJR⇔京王線乗り換え改札口に集合したのは、風邪ぎみの田幸だけ。
2人で協議の結果、“温泉つき”コースは次回の悪天用にキープすることとする。
四国遍路道より500kmほども長い、高尾から箕面へ続くと言ふ東海自然歩道(全長1,697km)を歩き通すつもりはないが、高尾・城山と石老山の間にある、未踏の「嵐山」を今回のコースとした。
8時44分発の小淵沢行き列車に、ハイカーの姿はまばら。
小仏トンネルを抜け、相模湖駅で数人のハイカーとともに下車。田幸は防寒&防雨のためゴアテックスを着用する。
石老山方面へのバスを横目に、歩き出す。雲が湖面近くまで覆っていて、城山も嵐山も雲の中。
相模川の流れを見ようと、相模湖大橋の先、ダムの堰堤を渡る。京都・嵐山にあやかって付けたというが、京都にはとてもかなわない紅葉。
だが、それなりにきれい。
すぐに、東海自然歩道・嵐山への道標あり。記念撮影の上、登り開始。
雑木林の中の湿った落ち葉が降り積もっている、傾斜もけっこうある山道をジグザグ登って行く。
尾根筋に出ると、なんとか相模湖の湖面と相模湖駅周辺の街並みを見渡すことができた。
東海自然歩道は昭和49年に供用を開始し、今年で32年経過。途中の標識は柱だけで表示板は??
傾斜のゆるい、紅葉が終わりかけの落葉広葉樹林帯の道をのんびりと進むと、また急坂。
汗をかきかきしながら登ると、間もなく、嵐山 頂上到着。
小さな広場に「東海自然歩道案内図」「美女谷伝説」や「石老山の伝説」の解説板や、景観が京都の嵐山に似ているので、いつのころか嵐山といわれるようになったと言ふ“嵐山”の解説付き山頂標識、三角点、傾き&朽ちはじめた32年前に設置?のベンチが2台に、嵐山宮(鳥居付きの祠)などが点在している。
“嵐山からの相模湖” は “かながわの景勝50選”(の検索結果のページ)にも選ばれている景勝地ですが、今日は景勝に非ず
小休止し、お宮の左から雑木林を下って行く。コチラも結構な下り。
田幸が岩?赤土?の上に乗っていた朴葉で滑り見事に尻餅。お尻がドロだらけ (-_-;) お正月用のお餅には(>_<)
沢筋に出て、コケのたっぷり付いた小さな木橋を渡って、登り返し、また沢に下り、木橋を渡って、登り返しを繰り返す。
途中、すぐ下に国道412号線と自動車が見えるのに、また登り坂が現れてがっかり。
ところどころでピクニックランドとの境?の鉄条網沿いに進み、少し開けた場所があり、一服。
その先に立派な竹林があり、タケノコの時期に収穫にこようかなどと良からぬ会話をしていると、竹林を抜けた右に乗用車付きのログハウスがありました。ごめんなさい m(_ _)m
“ねん坂”への道標に従い、山道をしばらく行くと、ピクニックランドの大駐車場を見ながら、畑と墓と民家の間の坂道から駐車場横の国道へ出た。
登山口からここまでの間、人っ子一人出会いませんでした。
左手には、石老山から下山して、バスに乗ったことのある“ピクニックランド前バス停”が見える。
が、今日は歩き足りないので、湖畔を歩くこととする。
紅葉を愛でながら、大型トラックが行き交う湖畔の歩道を進み、相模湖大橋で、橋の欄干に船釣り用の竿かけを固定し、リール竿を2本出している釣り人2名発見。
1人がちょうど、15本針仕掛けに赤虫をチョン掛けにしていた。
橋上からの釣りは禁止!にもかかわらず、バケツの中には、美味そうなワカサギ多数。
釣り好きなたこちゃんもやりたーい!
手漕ぎボートに乗ってワカサギ釣りをしている釣り人も1名見える。
小雨になってきて、相模湖公園のベンチで開店、ビールで乾杯するが寒い!
ウイスキーに辛いラーメン、キムチ、ホットココアで中から温める。
大休憩、千鳥足で坂道を登り、駅前食堂「かどや」を覗く、客は2名いる。ハイカーはいない。 風邪を悪化させないよう、「かどや」には寄らずに 家路を急ぎました。
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コース
JR中央線・相模湖駅〜(15分)〜相模湖堰堤〜(5分)〜やまなみミニパーク、東海自然歩道〜(35分)〜嵐山、標高:405m〜(1時間分)〜鼠坂、ピクニックランド駐車場横〜(25分)〜相模湖公園〜(10分)〜相模湖駅
<歩行時間 約2時間半>
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★2006年12月9日(土) 「相模湖畔、嵐山」
ワカサギ釣りをする釣り人 ↑