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★2006年11月28日(火) 「北沢川〜目黒川」

 昨日の踏切事故の後遺症でまだごった返している京王線・桜上水駅に集合したのは、滝澤・田幸・村谷の3名。

 朝方の雨もいつしか上った南口から、荒玉水道道路を400mほど南下する。
京王線の踏切が30分以上も開かないので、タクシーから降りて歩き出す客を尻目に、畑の横の
緑道を発見。
緑道をさっそうと歩き出したのは11時に近かった。

 先週の呑川緑道と同様に、世田谷区はよく整備が行き届いていると感心する。
川幅は狭いが、両側には花が生けられ、桜並木も年輪を感じさせる。
日大桜ヶ丘高校日大文理学部の校舎の横を突きっきり、弁天橋からは少ないながらも水流が続く。

 この川の水源は、玉川上水と都立松沢病院の湧き水だったそうだが、今は、呑川と同様に落合処理場の再生水を再度浄化しているとの事。畑が多かったのでこの程度の川幅で足りたのだろうか。

 
経堂駅から豪徳寺駅にかけては、背の高いユリノキの並木が続く。自転車の乗り入れが禁止されていて、歩くのに不安がない。

 高架になってすっかり見違えた
豪徳寺駅からはほぼ小田急線に平行して進む。
12時近いので、
梅ヶ丘駅そばのファミリーマートで弁当、つまみ&ビールを仕入れて、羽根木公園で昼食と決める。

 区立図書館の左側の階段を上り、テーブルつきのベンチを確保する。
背の高い
イチョウが真黄色に染まっていた。
いつもの通りのつまみにビールで乾杯。
梅の盛りの混雑振りとは異なり、静かな佇まいで別世界だ。
われらより年齢が高いと思しき5人組が、ゆっくり散歩していた。
羽根木公園内には、中村汀女の句碑や大宰府から枝わけされた飛び梅の木などあらためて発見した。

 大休憩したので元気を取り戻して
環七を越え、せせらぎに鳥の姿を見つけ出す。
烏山川との合流点からは
目黒川と名を変えて、一段と整備されたツワブキの黄色い花、ホトトギスの紫の花、流れの中にはパピルス等々花々草々の棚が続く。

 
池尻大橋で246号線を跨ぐと、急に川幅が広がる。
川面に青鷺を見つけたが、惜しくも撮影しそこなう。

 両岸は桜並木が続くものの、花見に適した場所がないのは残念。
中目黒駅が近づくと、しゃれたブティックやレストランが次々に登場するが、居酒屋派には無縁だ。

 
目黒雅叙園、大きな煙突がある目黒清掃工場や、巨大なマンション群の出現に驚きながら、いつの間にか五反田へ到着したのは午後3時。

 駅
西口で、先週に引き続き赤提灯を発見し、2階に上ると気風のよい道産子の女将が快く繰上げ開店してくれた。
生ビ−ルで再び乾杯し、今朝築地から仕入れたという刺身盛り合わせや、枝豆、キンピラに、冷酒などで2,000円通しは、割安だった(「居酒屋“
つどい”」西五反田2−6−1石塚ビル2F 電話03−3493−1179です)(村谷 記)

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 コース
  京王線・桜上水駅〜荒玉水道道路〜日大桜ヶ丘高〜弁天橋〜ユリの木公園〜小田急線・豪徳寺駅前〜環七横断〜小田急線・梅が丘駅横〜羽根木公園〜代沢小〜東山貝塚公園〜みどりの散歩道〜川の資料館〜目黒区美術館〜目黒新橋〜JR山手線など・五反田駅
 …本日の散歩はここまででした。
 <合計歩行距離は約11Km。休憩を含めて3時間半程度>
 〜京浜急行線・新馬場駅〜東京湾

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