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★2006年10月28日(日) 「百蔵山」

 晴天、行楽客が多い、高尾山口行きの電車から降り、京王線高尾駅のホームを歩いていた田幸と、この電車の中に区のハイキングクラブのかたがたと一緒に?高尾山?にお出かけの乗松大兄と目が会う。
 お互い手を振り、出会いを喜ぶ.
 ⇒乗松大兄は、南高尾山稜を稲荷山尾根、大垂水、三沢峠、高尾山口と歩かれたとのことです。

 ハイカーなどで満員の小渕沢行きの電車の2両目に、農閑期に入った滝澤、30日からソンクラン(灯篭流し祭り)の時期、今年は
チェンマイ花博も開催のタイ・バンコク、チェンマイ行きの田幸と、清水、村谷が集結。

 電車が走り出すと森(健)兄からの電話。同じ電車の最後部車両にいると。
12月にスキーに出かけるためのトレーニング、6月の尾瀬散歩以来の再会です。

 大勢のハイカーとともに
猿橋駅下車、タクシーの運転手が「どこへ行くの?」と御用聞き、ハイカーが乗り込んで行く。
われらが5名、かつ、すぐ来るバスに乗るということで、見込み客からはずされたよう。

 9時33分発の田無瀬行きバスは、われらだけを乗せて発車。
新猿橋を通って対岸を西へ進み
福泉寺バス停で@¥230を支払い下車。タクシーでも¥1,000程度で、4人なら単価はほぼ同じとのこと。

 運転手だけが乗ったバスを見送り、福泉寺先の小さな沢を右折し舗装路を歩きはじめる。
秋の日差しを浴び、ゆるやかに歩きやすい道をゆっくりと登って行く。
くねくねと切り返して登って、車道は終わる。

 百蔵山への標識があり、登山開始。途中不動明王像が納まっていて、賽銭箱もあるが、高さは1m程度の小さな
金比羅宮でひと休み。

 木陰に入ると落ち葉が足に優しく、涼しい。途中、
が2箇所にあり、そのあと急坂へ。
尾根筋前の急坂は、ここのところ軟弱散歩の続いた人、久しぶりの山歩の人にはきつかったが、何とか…。
尾根のピーク(
大同山?)をひとつ超え、市営グラウンド方面への分岐を過ぎ、ひと登りで百蔵山の頂上に出た。

 山頂広場にはコンロで調理中のゼミの教授と学生たち?とおぼしき集団など、にぎやかグループ、お昼を食べる2人連れ、昼寝している静かな人など、数十人のハイカーが山頂広場に散在している。

 広場には
リンドウの花もちらほら。まぶしい青空、なれど地上1,500Mほどまで、もやっていて高畑山や倉岳山がやっと。
 秀麗富嶽十二景、七番山頂なれど、富士山は山頂標識横の写真で見るしか…(>_<)

 われらも開店、乾杯! 瀧澤農場の粘りのある新米おにぎりを味わいながら、さわやかな風も心地よく、のんびりと1時間余の昼休み。

 下山は、のんびり行こう、と分岐まで戻り、市営グラウンド方面に下りることとし、杉の林の中を通り、しばらく下ると屋根が見えてきて、立派な和田美術館の裏?門。∵反対側に立派な太い柱の門が見える。

 山の急傾斜の両側に新興住宅地が広がり、瀟洒なおうちが立ち並んでいる。

 韮崎東中学などの貸切バスが止まっている
市営グラウンド前を通り、中央高速をくぐり、日帰り入浴の鉱泉「湯立人」には立ち寄らず、日本三大奇橋猿橋を渡り&観賞し、橋のまん前の「大黒屋旅館」で、刺身こんにゃく、鮎のうるかを肴に生ビールで乾杯!!地酒「猿橋」でほんのり。
 猿橋の紅葉の見ごろは11月中旬とのことです。

 で、
猿橋駅に戻ると、待ち時間は弐拾数分。
飲兵衛たちが、「眞澄」におでんなどのツマミを仕入れ、電車に乗り、ボックス席に1名で座っているおじさんに席を移っていただき、われらが進駐。帰途につきました。



清水兄の本日の作品を発表します(*^_^*)

 ◆1,003メートルの標高で、厳しい登り道もなんのその…
   「猿急坂の 百蔵山も 一登り」

 ◆猿橋をゆっくり観てのビールでした。
   「猿橋で 奇橋の仕組み 納得す」

 ◆帰る車中は「眞澄」で一献!
   「帰る途 中央線でも 飲み語る」


森 兄の本日の作品を発表します(*^_^*)
   「百蔵を 無心に登り 酒うまし」

   「百蔵の 山裾のぼる 住宅地」

   「猿橋や 猿に教わり かけた橋」

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 コース
  JR中央線・猿橋駅=(9:33発、田無瀬行き、富士急山梨バス 約10分)=福泉寺〜(2時間)〜百蔵山:標高約1,003m〜(10分)〜手前の分岐〜(1時間20分)〜市営グランド〜(20分)〜日本三大奇橋・猿橋〜(20分)〜猿橋駅
  <合計歩行時間 約4時間>

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