★2006年10月8日(土) 「鎌倉・天園」
この3日間ほど、白馬岳や奥穂高岳での遭難、大型サンマ漁船や貨物船の座礁、その余波で今朝も下田沖で遊漁船を転覆させた、発達し過ぎた低気圧が今日は東北から北海道へ。
ここ鎌倉は台風?一過後のピカピカ晴天、青空の北鎌倉駅ホーム・逗子寄りのベンチに集合したのは、田幸・清水・村谷の3名。
3連休の真ん中、電車からは次々と大勢の人々が下車してくる。
誰か参加者が出てこないかと見ていると、ハイキング姿の畔川兄が挨拶してこられた。
初参加か?いや別パーティでこられたとのことで、お別れ。
改札口では、着飾った女性が大仏さまへの道を聞いている、駅員が裏大仏ハイキングコースを教えずに、江ノ電利用を勧めていたのは親切?不親切?。
まずは、ぞろぞろと人並みに乗って建長寺へ。
境内奥から石段を大権現⇒半僧坊へ“鎌倉アルプス”目指す。
登り切ると、相模湾に浮かぶ伊豆大島、伊豆半島から、箱根連山、丹沢山塊の上に顔を出している富士山が見事。
常緑樹の木陰の道は、歩いていても暑からず、寒からず。この上天気で、対向者も絶えない。
ところどころで南は富士山と大島、北は横浜みなとみらいの展望を楽しみながらの散歩。
大勢の、老若男女グループ、家族連れ、2人連れが休憩している鎌倉GC横の岩場から広場へ。
広場の木陰を確保し、軽食・大休止ののち、天園展望台休憩所へ、ここでも富士山を楽しみながら、150円のアイスクリームで小休止。
茶屋の先、狭い岩からは、鎌倉の海が光る。大島が霞む、富士が聳える。
最後の展望を楽しみ、モミジの隠れた名所=獅子舞、二階堂経由瑞泉寺前へ下る。
ややぬかるんだ滑る道を、小さな小さな水の流れに沿って、12月には真っ赤に色付くであろう(^^♪ 緑あざやかなモミジの大木の下を、ぞろぞろとゆっくりと。
登ってくる若いアベックさんと何組もすれ違う。
水の流れがだんだん太くなり、瑞泉寺分岐右側の永福寺跡地では、白いススキの穂が風に吹かれてきれい。
今日&明日行われる“鎌倉薪能”会場のため、薪能仕様となっている鎌倉宮=大塔宮(おおとうのみや) から横国大付属小・中前経由、人があふれている修理中の鶴岡八幡宮前・小町通りをなんとか通過。
川喜田長政・かしこ夫妻の旧・私邸が鎌倉市に寄贈されていて、本日は一般公開日とかで、案内していたので、邸内を一回り。“禁じられた遊び” “第三の男”など東和映画のポスターが土間に掲示されていました。
横須賀線の線路を渡り、建長寺、円覚寺に次ぐ鎌倉五山第三位ではあるが、ひなびた寿福寺で静寂を楽しみ、そば処「五島」へ。
イチオシの玉子焼き、鶏焼き、サンマの辛煮などのつまみで、ビールと「長者盛」で小1時間。
いつもの、御成通り「お菓子の家 鎌倉・小川軒」でレーズンウィッチやシュークリームなどのお土産を購入、YSC鎌倉恒例ワンパターン完結。
清水兄の本日の作品を発表します(*^_^*)
◆建長寺の半僧坊からは大島・富士山が見事に見えました。
「富士見える 建長寺の 奥深さ」
◆観光客の少ない寿福寺は鎌倉五山の第三位。
「寿福寺の 淋と佇む 気高さや」
◆蕎麦はやっぱり「五島」です。
「鎌倉の 蕎麦や多けど 五島なり」
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コース
JR横須賀線・北鎌倉駅〜建長寺(拝観)〜十王岩〜大平山〜天園展望台(六国峠)、標高:159m〜鎌倉宮(大塔宮バス停)〜八幡宮〜JR横須賀線・鎌倉駅
<合計歩行時間 約2時間半>
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