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 神武寺駅に、今年になって初めて参加の稲垣と、今年2度目の百石、滝澤・田幸・清水が集結。
今日の最高気温予想は31℃、曇り空、ちょっと蒸し暑い県道を、鷹取山登山口へと向かう。

 「神武寺・鷹取山ハイキングコース」の道標に従い右折、
逗子中学校を巻いて「逗子ホーム・せせらぎ」から山道に変わる右側に「せせらぎ盆栽公園」がある。
池には緋鯉が赤く泳ぎ、鉢植えの盆栽がたくさん。

 湿った、欝蒼と樹木が生い茂り、ちょっとだけヒンヤリし、ミンミン蝉が五月蝿く鳴き交わしている、深山幽谷の趣の谷筋の道を、百石を先頭に、夏の思い出などおしゃべりしながら、登って行く。
人家に近いお手軽な山だけに、単独で走りおりてくる人、犬連れの散歩の人などに行き違う。

 ほどなく尾根筋に到着。右手からの、東逗子駅から来る表参道と合流、左折し、粗末な山門?をくぐり
神武寺
 石段を登ると、「時鐘の為、鐘をついてはいけません」との立て札のある
梵鐘があり、その先に朱塗りの立派な山門、その先に薬師堂
今日の天候の安定を祈願し、かながわの名木百選の「
なんじゃもんじゃ」(和名「ホルトノキ」)を見上げる。

 ※「
ホルトノキ」の説明のあるページを紹介します。
  ⇒  「Botanical Garden」 さんのページへ 

この間、引率者と一緒の大勢の子供たちがにぎやかに下りて来た。

 やや急な坂を登って、緩やかな尾根道を進んでいくと、次第に大きな岩が現れ、アップダウンを繰り返しながら、
送電線の鉄塔の下を何度か通過して行くと、右側が開けている展望の良い岩場があり、住宅街が見える。

 また尾根道を進み、真新しいクサリロープが取り付けられた岩場を通過。
さらに尾根道を進み、目指す鷹取山の展望台が見えてきた。

 間もなく、展望台の乗っている採石跡の切り立った岩壁、ここ
鷹取山公園の付近にはあちらの壁、こちらの壁でもロッククライミングをしている人がいました。

 岩場を回り込み、広場へ。太陽が真上から照りつけ暑い!
昼飯場所にしようとした、あずまややベンチには20名ほどのハイカーが休憩中。

 まずは、広場のトイレの先から展望台へ登ると、
鷹取山の山頂標識がフェンスに結わえてある。
ここからは、東京湾側に八景島シーパラダイスや 横須賀基地の潜水艦はみえるが、房総半島や大島、江の島、富士山は望めませんでした。

 展望台から広場に下りると、大団体が片付け中だったので、挨拶をしながらテーブル&椅子を確保し、低山といえども登山中は禁酒励行の1名はお茶で、4名は缶ビールで、乾杯。
 山歩の時間が少なすぎ、時間はたっぷり、追浜駅前で打ち上げするのに、昼食は不要だったかもね、などと言いながら、皆さんの持ちよりでお腹もふくれる。

 同行二人、いや同行三人で遍路中のむらむらコンビ、故障やご多忙などでこのごろ参加されない皆様の近況や、17〜19日に遍路途中のお二人に会いに行く3人の行動計画などで話が弾む。

 隣のテーブルに家族3人連れが座り、山の話などで交流。

 案内板で確認し、道標に従って、採石跡の切り立った岩壁の間を、岩の磨崖仏へ向かう。
昭和40年頃彫られたという、高さ8mほどの
磨崖仏。微笑んで、やさしいお顔の仏さまで、世界遺産・スコータイの仏さまに雰囲気が似ているかも。

 磨崖仏と対話ののち、岩壁の間を抜けて階段を降り、下界へ向かう。

 雑木の中を下りると間もなく
鷹取台団地の舗装道路に出る。
追浜駅〜内川橋の京急バスが通るが、駅まで歩きましょう。

 団地から商店街を通って、踏切を渡って
国道16号、右折し追浜駅前到着。
まだ2時前、蕎麦屋かラーメン屋か定食屋を探し、魚メインの定食屋にたどり着き、着席、まずは全員生ビールで乾杯。刺身でもう1杯は芋焼酎。さらに追加の友も。
 今日もまた、楽しい1日でした。


清水兄の本日の作品を発表します(*^_^*)
 ◆今日は久し振りにお会いする人と楽しく山歩しました。
  「神久し振り 声掛け笑顔 山仲間」

 ◆神武寺には樹齢400年以上の「なんじゃもんじゃの木」(和名=ホルトノキ)があり、神奈川県の銘木100選にも選ばれているそうです。
  「神武寺の なんじゃもんじゃの 木の不思議」

 ◆鷹取山の頂上付近は、切り出し跡の垂直の崖を利用して岩登りの練習場です。
 近くには昭和40年ごろに彫られた磨崖仏もありました。
  「岩登り 鷹取山に 磨崖仏」

 ◆いつもの通り最寄り駅で打ち上げしました。

  「追浜の 反省会に 美し酒」

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 コース
  京浜急行・神武寺駅〜(50分)〜神武寺〜(40分)〜鷹取山、標高:139m〜(10分)〜磨崖仏〜(40分)〜京浜急行・追浜駅
  <歩行時間 約2時間20分>

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★2006年9月9日(土) 「鷹取山」

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