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★2006年9月16日(土) 「鳩ノ(の)巣渓谷」

 秋の長雨のシーズンの最中、曇り空の下、青梅線・古里駅に滝澤・田幸が案内より1本早い電車で到着。
所定の電車が到着、20名ほどのハイカーが下車し、出発してゆく。
 ところが、まだホーム上には、池田がいた。改札口は最後尾車両の前にもかかわらず、大勢のハイカーに逆行し先頭車両方向へ…

 そうとは知らない滝澤・田幸はキレイな駅付属のトイレを使い、出発進行。
青梅街道から多摩川に下り、横にキレイなトイレが設置された
寸庭橋で流れを渡り、「大多摩ウオーキン・トレイル」に入ると、ここからは山道になる。
 
シュウカイドウ(秋海棠)のピンクの花、萎れかけたギボウシ(擬宝珠)やツリフネソウ(釣船草)がところどころに。

 
ホタル橋を渡ると小さな滝があり、記念写真を1枚。
杉の植栽地帯を進み、ひと登りで、御岳山への道との分岐の
松の木尾根、ここにはまだ新しいあずまやがあり、緑の景色を眺めながら、ひと休みしているところへ、池田が追いついた。2ヵ月ぶりの再会だ。
後続の団体さんにベンチを譲り、歩行再開。

 鳩ノ巣駅下の
雲仙橋を渡り青梅街道へ。40mほど下の多摩川の流れは岩に映えてきれい。
青梅街道の鳩ノ巣駅先のトンネル入口手前を左折すると、木工細工の店先で、樅(モミ)の樹皮をくりぬき郵便受けを製作中、説明を頂き触ってみる。欅(ケヤキ)のは硬いが、樅は柔らかくヤニ臭い。

 また、川原に下り、吊橋の
鳩ノ巣小橋を渡る。
 ここからが「
鳩の巣渓谷」の景観地域だ。
流れを間近に岩場の散策路を歩く。流れの中や両サイドに巨岩がごろごろしていてなかなかの風情。
振り返ると、鳩ノ巣小橋が美しい。

 渓谷から離れて山道を登っていくと、あずまやとベンチが幾つも設置されている広場に出た。
 テーブル&ベンチの1つをお借りして、ちょっと早いが、昼食休憩とする。
小1時間のんびりとランチ&ビアーで過ごす。

 この間、ひっきりなしに老も若きも男と女の2人連れさまが通過したり、ここで昼食にしたり。
11月5日に、このコースで「駅からハイキング」雨天決行・募集人員1,000名、開催とのこと。古里駅から奥多摩駅まで人の列になっちゃうのでは?といらぬ心配をする。

 杉林を通り、
白丸ダム、ダムの堰堤から下を見る。
東京都交通局の白丸発電所があり、魚が遡上できるように流れの横に、階段状に魚道が設置されていて、面白い風景だが、魚にとっては山登りと一緒で疲れるのでは?

 アップダウンの少ない
白丸湖の遊歩道を進む。
広くはないが、青い水面と木々の濃い緑がやさしい。
湖の幅が狭くなり、川になり、間もなく
海沢大橋の下に出た。

 ここから、海沢谷、アメリカキャンプ村への道には行かず、もえぎの湯側、青梅街道への階段を登る。
もえぎの湯」到着は13:30、松戸兄にいただいた割引券を使わせていただき、早速、露天風呂、今月の入浴剤?は檜のチップそのものでした。
ゆ〜っくり温まり、大広間で生ビールで乾杯。
 15時過ぎに退場するころには、おなじみの整理券が配られて、待合所で待つ人々がいた。
奥多摩駅15:26発のホリデー快速で帰りました。


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 当初のコース
  JR青梅線・古里駅〜(20分)〜寸庭橋〜(10分)〜ホタル橋〜(20分)〜松の木尾根〜(20分)〜鳩ノ巣小橋〜(30分)〜白丸ダム〜(20分)〜数馬峡橋〜(40分)〜もえぎの湯〜(10分)〜JR青梅線・奥多摩駅
  <合計歩行時間 約2時間50分>

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魚道 ↑

白丸ダムの堰堤から下を望む ↑

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