曇り空、夜は降雨の予報が出ている朝、今日&明日は「川越まつり」が開催される川越の先、小川町駅改札口に、お米の収穫を終え農閑期に入った滝澤、田幸、清水、村谷、膝痛から回復し久々に参加の山岸の5名が参集。

 9時25分発、川越観光バス・白石
車庫行きのバスに乗り、約50分、運賃¥600.終点の白石車庫バス停東秩父村)に降りたった。

 雨天休業のそば・うどんの店の前から槻川の源流に沿って歩き始め、杉や雑木の沢沿いの山道を進む。

 気温は高くないが湿度が高く風もないので、汗をかきつつ…
沢音が消え視界が開け、あずまやのある
白石峠に到着。
 一息入れていると雨(>_<)、が、スグ止んでくれた。

 林間と紫色のあざやかな花を付けた
トリカブトの小群落もあるカヤトの小道を登りきると中継アンテナ塔のある剣ケ峰山頂。秩父連山が霞のなかに浮かんでいる。
「剣ケ峰山頂」の標識はない。「←白石峠・堂平山→」の標識もない。

「外秩父七峰ハイキングコース」とのみ書いてある標識があるので、尾根伝いに行けるのでは?と鉄塔の周りをひと巡りするが道らしき道は続いていない。
…鉄塔の右側、急斜面の杉林の中を下るのが正解だったのか??…

 止むを得ない。山頂から鉄塔建設工事用に使ったと思われる、立派な丸太の階段を左に下り車道へ出る。ここに設置されている案内標識、これもわかりにくい。「←白石峠・堂平山→」の標識はない。

 トイレへ4、5分との表示に従い?林道を歩き大きな
駐車場とトイレのある広場に出るが堂平山への登り口はいずこ?。…「剣ケ峰」方向にある展望台への階段はあった…
 駐車場の先、端、奥までは確認しなかったが「←白石峠・堂平山→」の標識はない。…この確認不足が誤りだったようだが…。

 やむを得ず、道なりに「笠山」の標識に従い林道をたどり、時間は正午、昼食場所を探しながら、山々の望める平らな草むらを見つけ開店。
カンパイののち、持ち寄りのおかずやコンロで作るラーメン、滝澤夫妻の作ったお米で作って頂いたおにぎりをいただきながら大休止。

 笠山への登山口は?堂平山への登山口は?
 しばらく進むと休憩用ベンチのある
七重峠
堂平山や笠山への登り口を示す道標は見当たらなかったが、ベンチの脇には「ときがわトレッキングコース」と彫ってある立派な石柱標識と、今歩いてきた方向に「白石峠・堂平」 右側に「七重・都幾川」 と記入された道標が立っている。止むを得ずここで記念撮影(…上右の写真です(/_;)…)。

 通りかかったおじいさんに(
東秩父村)「皆谷(かいや)」への下り道を聞くが、おじいさんは都幾川村へ下るとのことで??判らない。と
 都幾川村と反対の道を進めば東秩父村のバス道へ出るだろうと、標識案内のない、おじいさんとは逆方向に進むこととする。

 途中で、大きな観測ドームのある堂平山山頂やなだらかな稜線の笠山、対面に大霧山は見えるが、ここでも登山道らしき登り口はない。

 立派な林道は山を登って行き、今度は下り始める。もうここまで来たら引き返せない(>_<)成り行きに任せることとする。
この間、生きているマムシや車に轢かれた蛇の死骸が数箇所で見られ、ヘビが嫌いなY兄には…

 道なりにゆるやかに下って行くと、(
小川町)「栗山」の集落、
館ダムから続く赤川沿いを、白花や赤花の咲いている蕎麦畑や小豆を刈り取っている家族のいる段々畑やミカン畑の中を「
腰越」集落まで一気に、ぐんぐん下る。

 犬の散歩をしているおじさんに訊ねると、白石車庫から小川町駅行きバス路線の「切通し」バス停に至るとのこと。
 ついでに、温泉は?と聞くと「切通し」バス停の先、駅方向に小川町総合福祉センター「パトリアおがわ」があり、温泉ではないが大浴場がある、と。

 勇躍、足取り軽く「
パトリアおがわ」を目指す。
16時到着、立派な建物だ、入浴+休憩所+プール、4時間利用で町外居住者・大人@500円也を支払い、ザブン。

 白石車庫から小川町駅行きのバスが、この建物の前
「パトリア前」バス停を、毎時41分発とのこと。
17時41分のに乗ることとし、露天風呂はないが、ジャグジーや打たせ湯、サウナもある広々とした浴室でゆ〜っくり。着換えてさ〜っぱり。食堂の座敷席へ座り込み、ビールに地酒で、枝豆や甘海老&イカのから揚げなどをツマミにの〜んびり。
駅までのバス代は¥200、∴400円分歩きました。弐萬弐千歩の歩行でした。

 毎年4月、東武東上線のイベントに外秩父七峰(ななみね)縦走ハイキング大会のイベントが開催されており、、我らは逆周りでしたが、順回りの看板は整備されているとのことであり、次回は「皆谷」バス停から登り直しませう。

 
小川町駅までは10分ほど、八高線との接続が悪く、全員、東上線・池袋まで乗車し、解散しました。


清水兄の本日の作品を発表します(*^_^*)
 ◆剣ヶ峰までは行けたのですが堂平山へは行けませんでした。
  「道迷い 林道見つけ 街へ出る」

 ◆街には町営の温泉施設、そこのお嬢さんを誉めたところ、お土産まで戴きました。
  「誉められて はにかみながら サービスす」

 ◆しかし比企三山に行けず残念!
  「比企三山 リベンジすると 誓い合う」


山岸兄の本日の作品を発表します(*^_^*)
  「比企のやま また逢いたいと 姿みせず」

  「霧の中 目指す尾根は どこへやら」

  「山の中 やさしき人に 道尋ね」

  「遠回り 気持ちがなぎる 山の道」


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 当初の予定コース   
   東武東上線、JR八高線・小川町駅=(白石(しろいし)車庫行きバス、約50分)=白石車庫バス停:標高353m〜(1時間30分)〜白石峠〜(10分)〜剣ヶ峰:標高876m〜(30分)〜堂平山(どうだいらさん):標高875m〜(20分)〜七重峠〜(30分)〜笠山:標高837m〜(40分)〜萩ノ平〜(20分)〜皆谷(かいや)バス停=(小川町駅行きバス、約35分)=小川町駅
 (歩行時間:4時間程度)

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★2005年10月15日(土)「比企三山・剣ケ峰」

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