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 晴天、秋晴れの武蔵五日市駅前、バス停は長蛇の列、9時発の数馬行きバスは1台追加し2台、どちらもほぼ満員、もう1台追加してくれればみんなが座れるのに…

 菅野・関口・吉田・滝澤・田幸・清水・村谷の7名が乗車、今日の下山口となる払沢の滝入口にも立ち寄り、途中のバス停でハイカーを降ろしながら1時間10分ほど走り、
仲の平バス停でわがパーティだけが降車。

 家を出るときには肌寒かったが、陽が登り暖かい。バス停すぐ先の空き地で身支度、以前ここから登ったことのある吉田兄のご案内で、そのナナメ前方の、チョットわかりにくい、民家の横から登山道に入る。

 杉の植林帯の急坂、中間に平らな場所もない連続登坂、まぁ標準タイムで50分ほどのガマン、
先日の六ツ石に比べりゃ楽楽、と言い聞かせながら脚を持ち上げ、前へ運び、標高1,000mほどの
浅間尾根(せんげんおね)の稜線にたどり着き、小休止。

 浅間尾根登山口や上川乗からの登りに比べて、ここ仲の平バス停からの登りの方が急坂できつい!

 ここからは多少のアップダウンはあるものの、基本的には下り道(*^_^*)。
 北に
倉掛尾根、その上に御前山(ごぜんやま)、南に笹尾根をちらちらと望みながらの尾根伝いの林間の道は、陽をさえぎり、道は落ち葉や枝打ちされた葉付きの小枝のあるところが多く、足にやさしい。

 さわやかに風の通る尾根筋、1度林道と交差し、ピンクの
ツリフネソウの萎みかかりの花や紫色のアザミ、黄色のめしべに白い花びらのヨメナ、白地に紫の斑点を散らしたヤマホトトギスなどの花を愛でつつ、
ペチャクチャとおしゃべりしながら、快調に 
数馬峠(かずまとうげ=藤原峠ともいう=、浅間尾根登山口への分岐)着。馬頭観音に手を合わせ、その先のお地蔵さまにもご挨拶。

 昼食場所を探しながら、歩む。
 …この尾根道は浅間嶺直下の“関東ふれあいの道”の休憩所まで広い場所はない(>_<)…

 やや道が広がっている“
サル石(岩)”の前で開店することとし、大休止。
先輩2名がお茶で、後輩が1リットル缶1名、500ml缶3名、350ml缶1名、ビールでカンパイ。

 吉田兄が地元・多摩産の甘い種なし巨峰、清水兄が旭山動物園土産のお豆などで、ゆっくりお昼休み。

 マウンテンバイクの人が通過、今朝のバスでご一緒だったハイカーが通過。

マルハナバチがにおいに釣られて飛んでくる、
やばい!スズメバチも1匹飛んで来た。
そのスズメバチが匂いにつられてビール缶の中に入ったところを滝澤兄が逆さにして幽閉。

 お腹が膨らみ、
一本杉浅間石宮(石の祠)、人里(へんぽり)峠を経て、浅間嶺の山頂下のあずまやに到着、ここから見る
大岳山はおおきい、小休止。
 外のテーブルには宴会中のパーティがいて、はいチーズのシャッターを押してもらった。

 
浅間嶺山頂へ登ると、桜の木々の下に杭2本、杭には横穴が開けてあり、穴の上に「大岳山」のプレート、穴を覗くと大岳山がバッチリ。
もう1本の杭も同様、穴の中に御前山がバッチリ。

 ゆるやかに下り、ゆるやかに登り返し、おしゃべりオバサンのいる峰の茶屋に到着。
遠望を愉しみ、水を飲ませていただいて、ここからは下るのみ(*^_^*) 
 林道を下り、ところどころ民家の間を縫ってのショートカット、で、「払沢の滝」への入口に到着。

 吉田・滝澤は「
ちとせ屋豆腐店」=バス停の前、へ直行し、5名で“日本の滝百選”の一つ
払沢の滝(ほっさわのたきへ、今日の滝は水量が少ない。

 写真を撮ってUターン。豆腐などを仕入れ、
払沢の滝入口バス停のそばにいる交通整理のおじいさんに、 歳を当ててみろ と言われ72、3歳と言ったが、実は80歳とか!80と当てた人もいたようです。

 15:52発のバスに乗り込み、
武蔵五日市駅到着。
歩行中は禁酒厳守の菅野兄が缶ビールを購入し 16:27発の電車の中でグィーッと喉を潤された。

 
拝島のホームでお別れし、菅野・関口・吉田は乗り換えて家路をたどり、滝澤・田幸・清水・村谷は途中下車。
 7月9日「戸倉三山・臼杵山」の帰りに見つけた、拝島駅JR五日市線側、南口を出て、信号を右折し、左側にある
大阪ホルモン まるき家」へ。
 早速、生ビールでカンパイ。ホルモンの盛り合わせや名物?豚のオッパイなどで心地よく出来上がりました。



吉田兄の本日の作品を発表します(*^_^*)

  「一陣の 涼風急登を 和らげる」

  「浅間の 尾根より見ゆる 里の秋」

  「今夕の 肴は名物 ゆず豆腐」



清水兄の本日の作品を発表します(*^_^*)
 ◆仲ノ平から払沢の滝まで12キロの王道を行きました。
  「王道の 浅間尾根を 行く七人」

 ◆好天で見晴らしも良かった!
  「尾根歩き 御前・大岳 雄姿見る」

 ◆峠のお茶屋には名物おばさんが元気でした。
  「峠茶屋 おばさん元気 笑い声」

 ◆「ちとせ屋」の豆腐を買いました。
  「ちとせ屋の 豆腐を買って 妻みやげ」

 ◆敬老の日も近い、交通整理のおじさん80歳!
  「いくつかな シルバー派遣の 整理員


村谷兄の本日の作品を発表します(*^_^*)
 ●1時間の急登のあとの尾根道で
  「風すずし 孫・株・スキーで 盛り上がり」

 ●払沢の滝下のバス駐車場で
  「管理人 年を当てられ やや不機嫌」

 ●ちとせやで最後の油揚げを購入して
  「間に合った 仲間の快足に また感謝」


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 コース
  JR五日市線・武蔵五日市駅=(西東京バス、約60分)=仲の平バス停:標高約675m〜(50分)〜仲ノ平分岐〜(30分)〜数馬(かずま)峠=藤原峠〜(15分)〜数馬分岐〜浅間(せんげん)尾根登山口バス停への分岐〜(20分)〜一本松:標高930m〜(30分)〜人里峠人里(へんぼり)バス停への分岐〜(30分)〜浅間嶺:標高903m上川乗バス停への分岐〜(80分)〜時坂(とっさか)峠:標高530m〜(30分)〜払沢(ほっさわ)の滝〜(15分)〜入払沢の滝入口バス停(「ちとせ屋」豆腐店前)=(バス、約20分)=武蔵五日市駅  
  <合計歩行時間 約5時間>

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★2005年9月17日(土)「浅間尾根、浅間嶺」

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