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 翌18日に梅雨明け宣言が出された、連休中日の曇り空の大月駅に集合したのは、滝澤、清水、村谷のいつものメンバーに、久々参加の野島を加えた4名。
 案内済みの菊花山は見送り、上記の安全コースに変更した。予報は曇りながら、南側ほど良いとのことで、雨の心配はないが、ともかく蒸し暑い。

 
桂川(相模川の上流部)にかかる高月橋から、はるか下の河原を見下ろすと、鮎を追い求める釣り人が長い竿を振っていた。

 一刻も早く頂上を極めるべく、公園経由の最短距離を目指す。急斜面で汗だくになったが、富士山がくっきりと浮かび、中央道もどんどん下になっていく気分は爽快だ。何度も水分補給しながら1時間ほどで、乃木大将の石碑がある
休憩所に到着。丁度、下から運動会のスタート?のチャイムが聞こえてきた。

 向かいの
菊花山、高川山、三つ峠、滝子山など眺望は抜群だ。
荷物をデバックして、すぐ前の
岩殿山山頂&本丸跡に向かい、記念撮影をした。鉄塔やらアンテナで風情はない。

 汗も引いたので、出発する。折角登ったのに、ドンドン下るのが辛いところだ。野島が可憐な
山百合を発見したり、ニッコウキスゲの仲間が咲いていたりなど、夏山も悪くはない。2箇所の岩場を軽くクリアーし、再び登って、稚児落とし手前の広場に到着したのは12時20分だった。

 荷物を広げて大休憩。清水持参の黒豆や、村谷がコンロを沸かして作った超大盛り焼きそばなどを肴に、ビールが進んだ。道行くハイカーが覗き込むのはいつもの通り。
 下りは、荷物も軽くなり快調に進む。13時44分発(次は16時台)のバスを対岸から見送ったのは少し残念だったが、難なく大月駅に到着。

 あいにく祭りを控えて商店街には開店中の店がなかったが、駅前で餃子の暖簾を発見して飛び込んだ「
かつら」が大当たり。安くて量が多く(笹一 一杯が350円)、しかも忘れた村谷の帽子や野島のタオルをホームまで持ってきてくれたので、また感激。

 運良くホリデー快速に乗り合わせ、ボックスシートでロング缶を味わっているうちにもう高尾駅だった。大量に汗をかき、それを補給した一日でした。(村谷 記)


村谷兄の本日の作品を発表します(*^_^*)
  「山は で始まり たしめる」

  「山百合の 白さが汗を 忘れさせ」

  「城門の 岩の厚さに 古戦場」



清水兄の本日の作品を発表します(*^_^*)
 ◆とにかく暑い!盆地の暑さをものともせず出発!
  「大月の 暑さにめげず 岩殿へ」


 ◆岩登りは鎖が頼りでした。
  「鉄くさり 命の支え 君にあり」


 ◆稚児落としは垂直の壁。
  「垂直の 岸壁恐れ 下も見ず」

  ◆山百合が咲いていました(俳句調に---)
  「山百合の 微笑み会えて 汗を拭く」

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 コース
  
中央線・大月駅〜(20分)〜岩殿城址入口〜(30分)〜岩殿山〜(20分)〜筑坂峠〜(20分)〜第一カブト岩〜(30分)〜天神山〜(20分)〜稚児落し〜(60分)〜大月駅
  <歩行時間 約3時間20分>

 当初予定のコース
  
JR中央線・大月駅〜(10分)〜無辺寺〜(45分)〜菊花山〜(35分)〜反射板〜(25分)〜御前山・標高730m〜(25分)〜神楽山・標高673m〜(60分)〜JR中央線・猿橋駅
  <歩行時間 約3時間半>

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2005年7月17日(日)「岩殿山〜稚児落とし」

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