10時30分、曇天の秦野駅に集合したのは、滝澤、清水、村谷の3名。われら同様に日程変更しない「自治労横浜教育支部」や「富士通労組」といずれも中高年だけのグループで、改札前は満員だった。
小田急OXで、カンビール、蒲鉾、海苔巻、焼きそばを、北海道名産販売でシシャモの醤油煮を追加購入し、出発。
川沿いの道には木蓮が満開だが、桜は見当たらない。弘法山公園の表示から登り始める。コース唯一の急登とあって、汗がふきでたが程なく浅間山に到着。
提灯がきれいに飾り付けられているが、桜花は全く咲いていない。休まずに次の権現山に向かう。途中の駐車場で、ようやく数輪の桜を見つけて一安心。
頂上の広場では、先客がはやくも弁当を広げていたので、我々も先を急ぐ。途中の仮設テントでは、市の職員がパンフを配布中。今日明日限りで、来週はしないのがお役所仕事たる所以か。
昨年、松戸兄が見つけた、石碑裏の草むらで昼食休憩。滝澤持参の岡山産吟醸酒、清水秘蔵のドイツ産白ワインは後の楽しみに残して、先ずはビールで乾杯。
野沢菜、沢庵はじめつまみはどっさりある。メインディシュは村谷が八重洲で仕入れた札幌は松尾ジンギスカン&玉ねぎ5個だ。清水のコンロ、滝澤のもち網、村谷のフライパンで調理すると、道行く人々が足を止める。
日本酒やワインも上物は肴を選ばないことがわかった次第。大宴会の締めは、生ラーメンで、あっという間に1時間は過ぎていく。
弘法山の頂上は、いつになくにぎやかで、年に1度の弘法大師のご開帳、釈迦堂が開け放たれ、甘酒のサービス付きだ。短冊が用意されていたので、酔った勢いで3人が次の句を記し、お堂に貼ってもらった。
みかん畑のそばで売っていたウコンを3人とも買い求め、肝臓の強化を願う。吾妻山でも例のグループが休憩中だったので、これ幸いと追い越して一路「弘法の里湯」を目指したのが正解だった。
タッチの差で待ち時間なしで入場できて、ゆっくりと汗を流した。2年前の4月5日に田幸&村谷が清水とめぐり合った露天風呂の話を肴に、生ビールで再び乾杯し、桜の花びら入りのお茶で締めた。
夜9時まで花見ができますので、ご家族連れにもお勧めです。(村谷 記)
村谷の作品を発表します(*^_^*)
「ちらちらと 咲く花の下 ワイン飲む」
「弘法さん 学び手遊んで 感謝の日」
「五たび来て 初めて会えた ご開帳」
小道=清水兄の作品を発表します(*^_^*)
「満開の 花を想いて まず一杯」
「甘酒に かすかに香る 桜かな」
「温泉で 花よりビールと 弾む声」
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コース
小田急線・秦野駅〜(10分)〜弘法山登山口〜(20分)〜浅間山、標高:196m〜(10分)〜権現山、標高:243m〜(桜並木10分)〜弘法山、標高:237m〜(30分)〜善波峠〜(30分)〜吾妻山、標高:125m〜(20分)〜「弘法の里湯」〜(2分)〜小田急線・鶴巻温泉駅
<合計歩行時間 約2時間10分>
※管理人注記
YSCの主催者、村谷が2002年3月31日に山(散)歩をはじめて、3年が経過し、4年目に入りました(*^。^*)
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★2005年4月2日(土)花より団子の「弘法山」