雨上がりの奥多摩駅にいつものごとく集合したのは、吉田&村谷の2名。
周辺の山々はまだ雲に覆われ、午後からの天候悪化を感知して、予定していた御前山から、奥多摩むかし道にコースを変更した。
9時30分発のバスは、ハイカーでそこそこの込み具合。奥多摩湖バス停のひとつ手前の水根で下車し、入り口から坂を登りはじめる。金木犀の甘い香りが足取りを軽くさせる。
結構高い地点まで上がるため、眼下の奥多摩湖がきれいにその全貌を現す。
この道は、旧青梅街道として甲州街道の裏道として利用されていただけに、民家が所々に点在し軒先のアサガオが列をなして咲いている。足元はやさしい感触の落ち葉につつまれ、川底からのそよ風が心地よい。
昼食までのおなかの足しに、イタリア製のブレッドスチックをかじりながら歩きました。
栗のイガがあちらこちらに散らばっているが、さすがに中身は入っていない。
奥多摩氷川入り口からのハイカーと盛んにすれ違いながら、牛頭観音、馬の水のみ場を過ぎ、つり橋で記念撮影。昼食は吉田兄が前回発見した、路傍の草むらで、靴を脱ぎ、寛いだ。
ビール、日本酒、枝豆、乾き物といつものコースだ。
軽いアップダウンを繰り返しながら、ゴールイン。氷川大橋を渡ると奥多摩駅前。
7分後に出発した青梅行きに乗ったととたんに雨が降り出し、直感に感謝する。
打ち上げは立川駅の定番の「藩」で。
予想以上に高い地点を巡るため眺めがよく風もさわやか。紅葉の時期に家族ずれでいかがでしょうか。(村谷 記)
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★2004年9月26日(日)「奥多摩むかし道・惣岳渓谷」