<7月30日(火)都心の緑陰散歩(市ヶ谷駅〜神保町駅)>
本日も猛暑日のJR総武線・市ヶ谷駅改札前に、田幸・村谷・山内の3人が集合した。
駅構内には今年で創立100周年を迎えた囲碁の総本山・日本棋院の写真展が開催中。ちなみに棋院の創設者は大倉財閥の創設者・大倉喜七郎。
猛暑を避けるためコースを一部変更することで合意し、出発。市ヶ谷橋周辺は、名所江戸百景『市ヶ谷八幡』に描かれている。
まずは市ヶ谷門跡から 江戸城外濠の内側 ・外堀公園 ・ 市ヶ谷土手の桜並木下から歩き始める。両側の古木が、適度な日傘状態。手ごろな木製ベンチがあったが、通過。まだピカピカの法政大学 と 東京逓信病院が聳え立っている。
牛込門跡 ・ 牛込橋で早稲田通りへと右折する。橋の対岸は東都坂尽し『牛込神楽坂之図』にも描かれた、人気のスポットだ。
飯田橋駅西口前、早稲田通りの緩やかな登り坂の通りの入口右手には、飯田橋サクラテラスがお出迎え。足元に立つお洒落な教会とのコントラストがよい。
道の両側にはこれまた素敵な飲食店が続く。
坂道を登り切った右手に、靖国神社の大鳥居が立つ。本殿を遥拝してから九段坂を歩道橋で横断。東都坂尽し『飯田町九段坂之図』が描く時期には、今よりはるかな急坂が見える。
田安門から北の丸公園に入った。武道館では第58回全国道場少年剣道大会。チームごとにお揃いの胴をつけて記念撮影中。女子の参加者が目立つのもご時世か。
緑陰をたどり、気象庁の観測台がある草地そばの石製のベンチを確保した。
曇天の維持を願いつつ乾杯、暑さが吹き飛び、猛暑下の散歩に感謝する。島田姉からの差し入れをはじめとするヘルシーなつまみを味わいつつ、話題は広がる。
昨夕、村谷が酒友3人と久々に門前仲町・魚三酒場に訪問したことから始り、秋口に予定している北関東散策まで尽きない。食べて飲んで1時間。
紀伊国坂に出てすぐ左手の国立公文書館でクールダウン。特別展「お札に描かれた人物ー公文書で見る紙幣の歴史ー」が開かれていて、発行されたばかりの新札を巡る掲示をたっぷりと観察した。中でも、偽札防止のための技術の高さに感心する。
ほぼ20年に1度の頻度で新札を発行しているのは、伊勢神宮と同様の技術継承が目的と判定。
パレスサイドビルの裏から共立女子大学の前へと右折し、白山通りに入り、一本東側の裏道を経由して神保町へ。
飲食店街をさんざん渉猟した挙句、お馴染みのサイゼリヤに入店。白ワインマグナムボトルをメインに締めました。(村谷 記)
コース
JR中央総武線など・市ヶ谷駅〜市ヶ谷門跡〜外堀公園〜飯田橋駅西口前、牛込門跡〜早稲田通り〜靖国神社〜北の丸公園〜国立公文書館〜都営地下鉄・新宿線など・神保町駅
<歩行距離:4km±α、歩行時間:1時間±α>
*「ちよだ歴史さんぽMAP」の『A浮世絵に描かれたちよだ名所巡り』 を参照し歩く予定でしたが、
熱中症警戒アラート 発令中につき、木陰を求めて歩きました。
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★2024年7月30日(火)「都心の緑陰を求めて(市ヶ谷駅〜神保町駅)」