さんぽ

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 猛暑の予報ながら久々に平日散歩を行った。

 暑さ対策でいつもより早めの午前9時30分、東京メトロ有楽町線・
豊洲駅から出発。少し豊洲市場方面に西進して、豊洲公園に入る。

 公園には産業遺産遺構モニュメントが展示されていて、お目当ての
錨のモニュメントがすてなーにガスの科学館前の芝生広場の一角に、真黄色に塗装されて鎮座していた。

 帽子・サングラス・背中のタオルに半ズボンと暑さ対策を済ませ、晴海大橋を背にして出発する。

 金髪で青い目の幼児の手を引いて散歩中の白人夫妻が通り過ぎる。
管理事務所前の広場には、課外学習らしい小学生の一団がにぎやかにおしゃべり中。これから写生に取り掛かるようだ。

 晴海運河に沿った遊歩道に降り立った。都立春海橋公園として整備されていて、散歩を楽しむ人とすれ違う。

 東京湾の埋め立ての歴史は家康が江戸入府(1590)した直後から始まった。
本日歩く晴海運河の両側はすべて昭和にかけて形成された埋立地だ。潮の香りが鼻をくすぐる。ちょうど上げ潮らしくうねりが岸に打ち付けてくる。

 アーバンドックららぽーと豊洲の裏側を通過し、水上バス乗り場前〜水辺に沿って北上する。自転車の乗り入れが禁止されているのはありがたい。

 旧晴海鉄道橋が出現。橋げたの上部の耐震工事が行われていて、完成の暁には遊歩道として開放されるという。来春にはYSC散歩で歩きたい。

 隣接する晴海橋で晴海運河の右岸に渡った。

 月島総合運動場に沿って右折、左手にある月島第三小学校の正門前で、数人の小学生女生徒から質問される。「安全で心掛けている点は何ですか?」⇒「信号を守ることです」⇒「ありがとうございます」

 信号を守って横断し、晴海中と首都大学東京法科大学院の間を通過、朝潮橋朝潮運河を渡った。橋の上で若い女性二人とすれ違うが、ノーマスク。

 清澄通りを横断し、西仲通り(もんジャストリート)に入った。先ずは左手の路地奥にある月島開運観世音に参拝。

 もんじゃストリートの両側の店の多くはシャッターが下りているが、ランチ営業するらしい数軒は仕込みに取り掛かっていた。

 佃大橋の手前で道路を渡ると佃島、 おなじみの小路に入る。左手の路地奥にある佃天台地蔵尊に初めて参拝、そのまま路地を通り抜けると舟泊

 真っ赤な佃小橋を渡り、6階建てのマンション兼用ビルに生まれ変わった日の出湯前を通過、裏側から住吉神社に入った。

 本日の無事のお礼を申す上げてから早めの昼食休憩とする。

  いつも拝借してきた舟泊沿いのベンチはまだ日陰になっていないので、佃公園に移動、藤棚下の広い木のベンチを確保したのが10時30分。
帽子・ベスト・タオル・靴下を脱ぎ去り、新聞紙を広げて乾杯。忘れずに保冷剤を首元にあてがう。

 冷えた缶チューハイが何よりのご馳走。つまみは定番のナッツチョコに加えて、到来物の「北海道産鮭使用・鮭皮チップス」。北海道帯広の江戸屋の製品で、「1gあたりコラーゲン600mg含有」が売り物。鮭皮の感触を残しつつ、塩気が効いていアルコールにぴったりなので、半分は夜に回す。

 目の前にある木製の馬に1歳児が挑戦中。母親に片手を支えられながら見事に自力でクリアーして、得意げにこちらを見たので思わず拍手した。

 大40分の休憩を終え、隅田川テラス沿いに日陰を選びながら
門前仲町駅から帰途に着きました。(村谷 記)

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★2023年7月7日(金)「埋立地巡り(豊洲〜月島)」