<3月21日(火&祝)北沢川緑道の桜鑑賞散歩(世田谷代田駅〜下北沢駅)>
花曇りの小田急線・世田谷代田駅西口改札に集合したのは、左近・小林・百石・田幸・清水・村谷・山内・三橋の8人。
何やらいわくがあるらしく、改札口から出てきた若い女性たちが、盛んに駅名表示板を背景にスマホや、今では貴重なデジカメで撮影を繰り返している。
山内が検索すると、「サイレント」というドラマの舞台になったらしい。
駅前左手のビルの屋上にはウクライナ国旗が掲げられていて、これまた由緒ある建物のようだった。
真新しい環状七号線を跨ぐ歩道橋・代田富士見橋の左手には青森県の物産を売るアンテナショップがあったので入店する。3年間の勤務経験がある百石をはじめ面々には興味深い品々が揃っているものの、出発直後では収納スペースにゆとりがなく通過する。
裏側から回り込むように代田八幡神社に参拝する。鬱蒼とした木々がすっかりと除去されていて、広々とした境内に様変わり。先ずは本日の無事をお願いし、環状七号線に沿って南下する。
宮前橋交差点で環七を横断し、北沢川緑道に入ると早速、満開の桜並木がお出迎え。
先ずは左手の圓乗院に入る。1945年3月10日の東京大空襲で無残な姿を残すコウヤマキは。歴史を学ぶ大切さを学べる。本堂左手にはニ十個以上もの蓮の鉢が並んでいて、それぞれ1鉢ずつ「西湖」ほか国際的な名前が記されていた。
北沢川緑道に復帰し東進する、満開の花々を鑑賞する人たちが多く、とりわけお互いをかばいあうように手を取り合いながら語らりあう老夫婦の姿は間もなく自分たちの理想形と感じた面々もいたようだった。
桜以外の花々も少なくない。コブシ(赤い花のコブシも)・ハナモモ・モクレン・カイドウ・アセビ・ハナニラ・セイヨウタンポポ…、白木蓮の白い花は特に目立っていた。故植木兄から頂戴した野草ハンドブックの有難みを痛感した次第。
橋場橋交差点で一旦、茶沢通りに右折する。結構な上り坂で、江戸の地形を実感する。代沢十字路にあるサミットストアでつまみ調整の買い物を済ませ、淡島通りへ右折。太子堂中学校横から坂道を下り、円泉寺に向かうと山門まで出入りする車を誘導する男性がいた。お彼岸の中日とあって参拝客が多い。本堂前には普段は見かけることがないベンチが設置されている。われらは、階段上にある太子堂にもお参りし。数少ないベンチで休憩。
住宅街の小径を下り烏山川緑道に出る。
左手にある三宿神社に向かうと境内にあった木々がすっかり撤去されていて見違えるように広々していた。
参拝を終えて右手の狭い階段を上り、隣接する広々した三宿の森に入った途端、WBC準決勝をスマホのネットで刻々と中継してくれていた清水から「村上の一打でサヨナラ勝ち」との知らせが入った。
桜の木の下にシートを三枚重ね敷いて着座し、まずは“侍ジャパン”勝利の乾杯。
【追記】 「花見酒 侍Vの 美酒も兼ね」(読売川柳)
8人18様のつまみをならべ、山内が絶妙の熱燗を提供、村谷も定番の焼き肉を並べる。大1時間の宴会の途中から、続々と家族づれや若者グループが詰め掛けてきて、広い敷地内も混みあってきたほどだ。
先行したわれらは飲み物も食べ物もなくなったので出発、腹ごなしに烏山川緑道を北沢川緑道との合流点まで下り、北沢川緑道へと折り返す。ここから下流は目黒川緑道、 目黒川。
ソメイヨシノ以外の桜なども鑑賞しつつ、代沢せせらぎ公園まで来て最終の休憩。緑道で唯一広々した休憩スポットは、家族連れや若者たちで賑わっている。お腹はまだ一杯、足はそろそろ疲れてきたわれらはゆるゆると出発、中下橋で緑道とはお別れした。
北澤八幡神社 と 森厳寺にお参りしてから、下北沢駅南口にきて 駅近くの、「雷や」に入店。
それぞれ好みのアルコール飲料とつまみで打ち上げました。
満開の桜鑑賞散歩ができました。(村谷 記)
【管理人 付記】
WBC戦、22日にアメリカと決勝戦を闘い、3:2で日本が14年ぶりに“世界一”奪還 \(^o^)/
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コース
小田急線・世田谷代田駅地上出口〜環七通りを歩道橋で渡る〜代田八幡神社〜歩道橋を渡り返し環七通りを南下〜北沢川緑道に入る〜圓乗院〜橋場橋(茶沢通りに入る)〜代沢十字路(淡島通りに左折)〜太子堂中学校横〜円泉寺(太子堂)〜烏山川緑道〜三宿神社〜三宿の森緑地〜北沢川緑道〜代沢せせらぎ公園〜中下橋を右折〜北澤八幡神社〜森厳寺〜小田急線&京王井の頭線・下北沢駅
<歩行距離:4.5km±α、歩行時間:1時間20分±α>
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★2023年3月21日(火&祝)「世田谷の寺社と公園・緑道巡り(世田谷代田駅〜下北沢駅)」