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<11月30日(火)晩秋の恵比寿周辺散歩(恵比寿駅から周遊)>

 快晴のJR山手線・埼京線・
恵比寿駅西口改札前に、滝澤・百石・田幸・村谷・山内の5人が集合した。一同が久々に訪れた恵比寿駅の駅舎は、アトレの増設、改修や東西通路の拡幅などにより、イメージが一新されていた。相鉄線との乗り入れ効果もあるのか、乗降客も新宿並み。

 線路に沿って北上し、駒沢通りを左折西進する。右手奥の小ぶりな恵比寿神社に参拝し、本日の無事と諸兄姉のご健勝、傷病平癒をお願いした。われらと相前後して若い女性とやや中年の女性が三人、お参りしていた。

 恵比寿の地名は当神社によるものと思い帰宅後調べたところ、案に相違してサッポロビールの恵比寿工場の方が先輩だった。神社の由来は古いものの、戦後に西宮から恵比寿神を勧請した際に改称したとのこと。恵比寿駅も以前は下渋谷駅で、サッポロビールの商品名を取り入れたのだった。

 社殿西側から小路を西進する。突き当りにある恵比寿公園は、大半が幼稚園の敷地になっていた。

 坂道を上り隣接する長谷戸小学校に着くと、正面玄関に「夕焼け小焼けの歌の発祥地」の碑がある。当地で教鞭をとっていた中村雨紅の作詞になる。雨紅の生地である八王子市上恩方にも同様の碑があり、村谷は吉田兄らと甲州街道歩きをした際に訪れたことを思い出した。

 急な坂道を下り返して、駒沢通りを横断し、小道を南下する。十字路の一角に道しるべがあり、江戸期には目黒不動尊や祐天寺に参詣する人たちでにぎわっていたという。

 別所坂を下り、防衛省防衛研究所の広い敷地に突き当り、塀に沿って南下する。

 左手の坂道の上に緑陰が見えたので、登り返して恵比寿南二公園に入った。敷地のあちらこちらに遊具が置かれていて、シートを広げる場所に苦労したが、何とか銀杏の木の下を確保することができた。

 出発時よりぐんと気温が上がったので、冷たいアルコールののど越しがさわやかだ。少しそよぐ南風もまた心地よい。ヘルシーなつまみをずらりと並べ、滝澤手練のぬる燗でじっくりと堪能する。
 話題は年末年始の家族との過ごし方が中心。
どういうわけかわからないが第五波がおさまったというのに、新型コロナの「オミクロン」とかいう新しい変異株が出現し、今日から外国人の入国が禁止され 海外旅行や遠出が難しくなったので、近場でプチ贅沢を楽しむのも一興と盛り上がる。
 このまま状況が沈静化したなら、信州旅行や世界遺産研究会の再開も視野に入れたいと願うばかり。
 一戸建てからマンション住まいに変わった経験者から、冬場の光熱費がかなり安くなったといった経験談が披露され、戸建て居住者からは大いに関心を呼んだ。

 大1時間の休憩を終えて出発。三田橋でJR線をまたぎ超えた。

 当初の予定では渋谷川まで行く予定だったが、坂道で結構な運動量を稼いだので、駅方面に転進。休館中の東京都写真美術館の先から左折北上する。ザ・ガーデンホール恵比寿ガーデンプレイスの敷地内を散策しアメリカ橋まで戻った。
 現役時代にサッポロビール来訪のためしばしば通った長いスカイウオークを利用する。現役のビジネスマン・ウーマン諸氏は、流れに身を任せているわれらをしり目にあわただしく追い抜いていく。

 
恵比寿駅東口に到着、今年最後?の小春日和散歩を締めました。(村谷 記)

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 コース
  
恵比寿駅西口〜駒沢通りへ左折〜恵比寿南交差点を右折〜恵比寿神社〜長谷戸小学校正門・夕やけ小やけの碑〜駒沢通りを横断〜道しるべ〜防衛庁技術研究所横〜恵比寿南第二公園〜三田橋〜恵比寿ガーデンプレイス〜恵比寿南橋(アメリカ橋)〜恵比寿駅
     <歩行距離:4km±α、歩行時間:1時間10分±α>

   *渋谷散策マップ「No.6恵比寿駅から渋谷橋まで」を参照して一部カットして歩きました。
    …リンク切れになりました。

   参考 *渋谷ウォーキングマップ


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★2021年11月30日(火)恵比寿界隈散歩(恵比寿駅から周遊)」