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 快晴の武蔵五日市駅から1時間、両側の尾根が紅葉真っ盛りのバスに揺られて数馬停留に集合したのは、松戸、吉田、滝澤、霧生、村谷の5名。
 
 標高670mのバス停からさらに都民の森方向に車道を進み、橋を渡ったたもとで西原峠方面の標識を発見。夏目兄グループも苦労されたらしい切り立った斜面に取り付き、滑り落ちないように何とか正式の登山道との合流点までたどり着くが、早くも汗が一杯で息が上がる。

続いて急な坂道をひたすら進み、標高900mの仲の平との分岐に到着して水分を補給する。右手の木々の合間から、紅葉でダンダラ模様に染まった三頭山が見え隠れする。
 国定忠治が逃げ道を遠望したという碑を過ぎて、落ち葉一杯の山道を進み、本日最高地点の
西原峠に到着。後方に三頭山、左手に御前山大岳山と奥多摩三山が同時に眺望できる絶景ポイントです。
 
 尾根の縦走を目指す4人組は霧生兄と別れて、
笛吹(うすしき)を目指して出発。落ち葉一杯の山道を駆け上り駆け下りて快足45分ほどで峠に着いたが、展望が利かず、さらに丸山頂上までひたすら駆け上がる。

 スタートから2時間半でようやく昼食休憩。先ずは乾杯し、それぞれ持参のコンロで暖かいカップ麺や鍋を食す。松戸兄のボールソーセージや滝澤家の山葵の茎の漬物などを肴に暖かな日差しと
戸権現山や戸倉三山の眺めを満喫する。

 大休憩の後も
小棡峠、土俵岳、日原峠とアップダウンが続き、浅間峠で関東ふれあいの道に到着。昨年熊倉山から下った道をどんどん進むが、厚い落ち葉で前回よりスムーズに運び、午後3時40分に上川乗バス停にゴールイン。
日が短かくなっているので快足でとばしたため、所要時間合計は5時間40分でした。


 アップダウンが繰り返されるハードな尾根歩きでしたが、昼食のアルコールを控えめにすれば、眺望は抜群ですので体力訓練をかねてがんばりたい方にはお薦めです。また、逆周りをすると数馬の湯が楽しめます。(村谷 記)


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 コース
  JR五日市線・武蔵五日市駅=(バス、約60分)=数馬バス停、標高:670m〜(1時間30分)〜槇寄山、標高:1,188m〜(1時間20分)〜笛吹峠〜(15分)〜丸山、標高:1,098m〜(45分)〜土俵岳、標高:1,005m〜(1時間)〜浅間峠、標高:840m〜(50分)〜上川乗バス停、標高:約400m=(バス、約35分)=武蔵五日市駅
  <歩行時間 約5時間半>

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★2004年11月28日(日)「笹尾根

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