小雨交じりの東吾野駅を傘をさして出発したのは、村谷。
 緩やかな林道では、夫婦ずれとは見えない中年カップルのハイカーを追い抜いて進む。
 道端の禅寺にお参りし、小さな瀬戸の壷にお賽銭をあげた。季節を忘れたアジサイがただ一輪咲いていました。

 登山道に差し掛かるが、昨夜飲んだ久しぶりの日本酒が利いて、やや足が重い。それでも何とかペースをあげて坂道を登りきると、
ユガテの集落だ。宅配便が呼び鈴を押していた民家の脇からさらに登る。

 
エビガ坂で一息入れ、鎌北湖目指して、今度は下るが、依然として誰にも遭わない。

 湖では、天気に関係なくヘラブナ釣りを楽しむ孤独を愛する仲間達が10数組、太公望状態であった。

 邪魔をしないように対岸の遊歩道から、公共の温泉に着いたが、飲食物持込禁止のため、丘の上にある
見晴台に上がり、休憩にする。
雨がすっかり上がって、山々と湖のコントラストが素晴らしい。
例によって、L缶でカツどんや乾き物をゆっくりと平らげながら1時間ほど過ごす。

 再び坂道を登り返して、
北向地蔵に着くと、日和田山から来た中年?ハイカーに遭う。
道がぬかるんでいなかったとの情報で、高麗駅まで延長することにした。
物見山、高指山の頂上を巻いて、
日和田山の直下につくと、富士見台経由の新コースの案内板を発見。直ちに下山したが、快適な遊歩道でした。

 近くの豆腐屋で、秩父産の大豆で作られた絹ごし、豆乳、油揚を購入して帰途につきました。(村谷記)


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やま

★2004年8月28日(土)「ユガテ〜鎌北湖〜北向地蔵〜日和田山」

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