京浜東北線・与野駅改札前に山岡・田幸・村谷・山内の4人が集合した。
本日のさいたま市には最高気温39度との予報が出ているので、極力日陰を求めて行程もできるだけ短縮して歩こうと一致して、東口から出発した。
山岡と山内は日傘をさし、村谷と山内は首筋に保冷剤入りのタオルを装着した。
中山道に突き当り横断、少し北上して一本目の小路へ右折した。少ししかない日陰をたどりながら東進する。左手に念仏塚がある。飢饉や噴火、疫病に苦しむ人々の心を救済するため、木食行・断食行をして、最後に土中に入定、念仏往生された比丘(僧侶)の塚と伝えられている。浅間山と岩木山の噴火がほぼ同時期の天明三年(一七八三)に相次いだため、天明の大飢饉を招来したという。村谷は浅間山の噴火は知っていたが、それと近い時期に岩木山もそうだったことを初めて知った次第。
広大な敷地のお屋敷が続き、今の静かな与野の町からは想像が難しい往時の繁栄が偲ばれる。
産業道路を歩道橋で横断する。車の往来は結構多いと判定した。
中央生花市場の北側をさらに東進する。広い参道に突き当り、左折して足立神社に参拝した。とりあえずもう少しだけ雲と、風をお願いして退出する。
本殿の裏手にちらりと見えた緑地を目指し入園する。上木崎足立神社公園だ。
広々した敷地の西のはずれにある木々が生い茂った土の上に、持ち寄ったシートを広げて着座した。お参りの効用なのか、少し風が吹いてきた。
昨今は打ち上げが難しい環境下なので、多めに調達したつまみをずらりと並べる。まずは乾杯、この冷たさこそが、真夏散歩の原動力だ。
ここ数回の定番である山岡提供の良く冷えたキュウリ&味噌に、一斉に手が伸びる。手作り味噌にショウガを加えてあるというひと手間がありがたい。
今後の政局の見通しから今日開会の高校野球の見どころ、コロナ明けのレジャープランなどを話題に、大1時間の休憩。
この間に公園を訪れて来たのは、4歳と2歳くらいの女児2人にせがまれたらしい母親が、自転車遊びをさせに来ただけだった。
炎天下、無人の公園の広場で楽し気に自転車を操る二人の姿に、孫育て や それぞれ子育て時期の苦労?を思い出した。
昼食後の当初の予定では浦和西高入り口から南下して赤山道の商店街まで足を延ばすつもりだったが、何分日差しが衰えるどころか強まるばかりなので最短距離で駅に戻ることで一致して出発。
産業道路を戻り返し、上木崎小学校を半周、中山道を南下し、午後1時半過ぎには与野駅に帰着しました。誰一人として倒れることなく散歩を終えることができました。(村谷 記)
コース
JR京浜東北線・与野駅東口〜中山道と六国見〜中央生花市場前〜足立神社〜上木崎足立神社公園〜上木崎小学校前〜与野駅
<歩行距離:3km±α、歩行時間:1時間±α>
*「浦和区文化の小径マップ」のうち「上木崎界隈から見沼を歩く」を参照し、ごく一部分を歩きました。
※管理人追記:本日の東京都のコロナ情報によると 死亡者 3人、 重症者は過去最多の 176人、新規感染確認者数は 2,612人、うち10歳未満 106人、10代 225人、20代 844人、30代 560人、40代 422人、50代 296人、60代 82人、70代 40人、80代 29人、90代 10人、100代 0人。
また東京都の、8日の自宅療養者数 17,356人、入院者数は過去最多の 3,525人。
なお、NHKの「首都圏ニュース845」で、都内の50代男性が「自宅療養で重症化の患者 約120医療機関に受け入れ断られる」という恐ろしいニュースを伝えていました。
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★2021年8月10日(火)「浦和の上木崎界隈散歩(与野駅から周遊)」