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 <12月1日(火)両国散歩(両国駅〜浅草橋駅)>

 快晴のJR総武線・
両国駅改札前に、菅野・滝澤・田幸・村谷の4人が集合した。

 両国国技館に併設されている相撲博物館は、村谷が事前に係の人に確認したところ、当面は開いていないとのことだったので、代わりに相撲写真博物館に向かうこととして、改札前から南下し、まずは回向院に向かう。

 無人の境内を散策して、鼠小僧治郎吉の墓などにお参りしてから退出、近くの吉良邸跡・本所松坂町公園に立ち寄った。
芝居の忠臣蔵では悪役を一手に引き受ける立場だったが、実際には三河あった領地では領民たちが長年苦しんできた水害を防いだ功労者との評価も高く、近年は癇癪持ちの愚君だったともいわれる浅野長矩公の評もあり、一概にはどちらが悪役化は言えそうにもない。

 YSC散歩では初訪問となる相撲写真資料館の場所がわかりにくいのだが、ちょうど吉良邸跡の裏手で来客をお送りしていたご夫婦にお尋ねすると、わざわざ資料館の入口までご案内いただきました。その場所は写真屋さんの一角でなかなか見つけにくくご近所とはいいながら貴重なお時間を頂戴して心から感謝申しあげた。

 さほど広くない場所だが、ご近所付き合いとご商売の写真屋さんのお立場で集めた歴代の横綱の写真や当時の番付などが掲示されていて、一見の価値がある。

 続いて両国公園に向かう。幕末の政争の立役者の一人だった勝海舟生誕の地だ。近年に設置されたパネルで、彼の足跡が偲ばれる。

 北上して旧安田庭園に入った。まっ黄色な銀杏の木の下で、新婚前?のカップルが別々に二組、プロのカメラマン随行で記念撮影中。田幸&村谷は台湾や韓国で見慣れた風景だった。

 隣接する横網町公園に入った。
東京都慰霊堂復興記念館に参拝したのち、公園の一角で昼食休憩用のシートを広げて着座した。


 持ち寄りのヘルシーなつまみを並べて乾杯。久々の顔ぶれもあり、話が弾む。村谷がフライパンで温めたおかずも好評だった。
この季節には珍しい強い日差しが、アパホテルの高層ビルに遮られたのを潮にお開き。

 所用のある菅野とは別れて、3人は蔵前橋隅田川を横断する。橋の中途にある展望スポットからはスカイツリーがくっきりと見上げられた。
隅田川テラスに降り立ち、屋根付きのベンチで休憩。来年のYSC散歩&旅行計画で盛り上がった。

 地上に上がって浅草中学校の横から榊神社に参り、疫病退散を願った。
この地域一帯は江戸時代はまさに蔵屋敷が並んでいたという。

 江戸通りに出て南下し、須賀神社で本日の無事のお礼を申し上げる。

 打ち上げは10月27日と同じく他客不在の「串焼き本舗浅草橋店」
のん兵衛二人は、二杯分の値段で三倍分のチューハイが呑めるというメガ盛りを注文し、小春日和の散歩を打ち上げました。(村谷 記)


                     
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 コース
  
総武線・両国駅の国技館方面改札口〜回向院〜相撲写真資料館〜吉良邸跡〜両国公園〜両国駅前〜旧安田庭園〜横網町公園・東京都慰霊堂・復興記念館〜蔵前橋通り〜蔵前橋を渡る〜隅田川テラス〜浅草中横〜榊神社〜江戸通り〜須賀神社〜銀杏岡八幡神社〜総武線・浅草橋駅
     <歩行距離:4km±α、歩行時間:1時間10分±α>

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墨田区観光協会・「両国エリアマップ」を参照し、その一部と対岸の浅草橋周辺を歩きました。

★2020年12月1日(火)「両国周辺の名所めぐり(両国駅〜浅草橋駅)」