村谷は快晴の都営三田線・高島平駅から午前11時過ぎに出発した。
駅前広場ではフリーマーケットが開催中で、1枚100円のおしゃれなマスクに人だかりができていた。
線路と並行している高島平緑地公園を南下する。たっぷりと幅があり、随所にベンチが設けられていて、老舗の団地らしくゆとりが感じられる。
前谷津川緑道に出て右折する。年季が入った藤棚が続く。
六の橋通りに出たので右折する。道沿いのバス停では、お出かけする団地の住民が列を作っていた。高齢者が目立つ。
広大な敷地の都立赤塚公園に突き当り、右折して広い並木道を北上する。桜の古木が、随所でアスファルトを持ち上げていて歩きにくい。
都営三田線の高架を潜り抜ける。
突き当りの徳丸原公園、このあたり一帯が江戸時代には徳丸原と呼ばれていて、水田や堆肥用の草原だったという説明版があった。また、幕末には砲術訓練場として使われていて、長崎地区の町年寄だった高島秋帆が様式砲術の訓練を行ったので、それにちなみ昭和44年3月1日に高島平と命名した。
さらに北上して徳丸橋で新河岸川を渡る。
新河岸中央通りを横断すると間もなく、正面は荒川土手。
階段を上り、下って荒川戸田緑地へ降り立った。
広い舗装道路は行き交う自転車がひっきりなしに走ってくるので、草むらに下ると大きな広場がありちょうど正午なので休憩とした。
広場の手前半分がバーベキュー場になっていて、家族連れや友人グループが何組も展開中。
少し離れたベンチを選んで、背中のタオルと靴下を脱ぎ、胡坐になった。
定番のベビーチーズに加えてチョコレートも出して、缶チューハイを開ける。
日差しがじりじりと強く、冷たい飲み物がぴったり。
30分ほどの休憩を終えて、少し先にある荒川戸田橋陸上競技場の横から、階段を上り返して南下する。
配送センターが目立つ地区を抜け、広々した舟渡水辺公園と歩道と、車道の二層になっている舟渡大橋を渡り、午後1時前には西台駅にゴールインした。(村谷 記)
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コース
都営三田線・高島平駅〜高島平緑地公園〜前谷津川緑道〜都立赤塚公園〜徳丸原公園〜徳丸橋(新河岸川を渡る)〜荒川土手・荒川戸田緑地〜荒川戸田橋陸上競技場横〜舟渡水辺公園〜舟渡大橋(新河岸川を渡る)〜都営三田線・西台駅
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★2020年11月1日(日)疫病退散祈願散歩・城北地区第四回「高島平周辺散歩(高島平駅〜西台駅)」