今日は「山の日」だが、村谷は街歩き。熱気が少し落ち着いた午後2時半に、JR総武線・新小岩駅北口から出発した。
買い物客で活気にあふれた北口商店街を北上する。
新小岩陸橋で蔵前橋通りを横断し、斜めに東北へ続く西井堀へ入った途端、一気に人影がなくなった。
道路の中央に両側を柳の並木で囲まれた遊歩道が続いている。
蒟蒻橋で遊歩道とはお別れして、斜め左手のみのり商店会へ入った。駅前とは対照的にお盆休みのお店が多いためなのか、営業していたのはスーパーや韓国料理関係など約3割程度だった。
商店会を400mほど北上して左折し、住宅街をジグザクと西側に向かう。道横には珍しく白い百日紅が咲いていた。
平和橋通りに突き当たりすぐ左手の上品寺(じょうほんじ)に参拝した。入り口すぐの左手には、江戸十六閻魔の一つである高さ2mの閻魔様が鎮座していたので疫病退散をお願いした。
少し北上して、上平井天祖神社の前を東西に走る旧逆井道へ突き当り、左折する。立石から柴又帝釈天へ通じていた参詣道。
真夏の午後に歩いていたのはもちろん村谷だけだった。住宅街の小路は両側の建物が絶好の日よけになってくれてありがたい。
バス通りに突き当たり西進すると、中川に架かる上平井橋に突き当たった。川沿いに走る首都高速中央環状線のかつしかハープ橋は、エレガントなS字曲線斜張橋。
川沿いに少し北側に遡上して、モンチッチ公園に入り、大きな桜の木の下にあるベンチで休憩。
帽子・背中のタオル・靴下を脱ぎ去り胡坐座に座って、缶チューハイをぐっと一息。いつもより2時間ほど遅いがうまい。
園内にある砂のグラウンドでは、中学生男子が一人黙々とサッカーボールをけり続けていただけ。
30分の休憩を終えて、バス通りに戻りそのまま南下、外谷汐入庭園に入った。汐の満ち引きに合わせて池や石灯篭、石塔が設計されたというが、今は確認できないのが残念だった。
さらに南下し、また東に向かって大黒通りを南下、広大な敷地の新小岩小学校に突き当たり右折し、朝方に通過した新小岩陸橋で蔵前橋通りを横断、北口商店街に復帰し、大勢の買い物客とすれ違いながら午後2時半に新小岩駅に戻り、真夏日の約6キロの散歩を締めました。(村谷 記)
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コース
JR総武線・新小岩駅〜西井堀〜上品寺〜上平井橋(中川)〜かつしかハープ橋〜モンチッチ公園〜外谷汐入庭園〜新小岩駅
<歩行距離:6km±α、歩行時間:1時間30分±α>
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★2020年8月10日(月&祝)「疫病退散祈願散歩・葛飾区第7回(新小岩周辺)」